人の幸せを喜べない?澄み切った心を手に入れる3つの方法

 
 
 
 
今回はこんなメッセージが来たので、ここについて考えてみようと思います。
 
 
 
 
 
人の幸せを素直に喜べない人は一定数います。
 
そんな自分に気づいた時、
「何で自分は素直に喜べないんだろう」
「なんて冷たい人間なんだろう」
と思うことも多いかと。
 
僕も昔はそんなことがあって、
自己嫌悪に陥ったこともあります。
 
 
これって頭では分かっていても
心では何かモヤモヤが残るので、
どうしようもないんですよね。
 
 
今回はそんな人の幸せを喜べない時、
  • どんなふうに考えて、
  • どうすれば素直な心を手に入れられるか
をお伝えしていこうと思います。
 
 

1人の幸せを喜べない3つの理由

 

1-1今の自分が幸せではないから

 
他人の幸せを喜べない人に共通しているのは
[今の自分が幸せを感じていない]ということです。
 
自分が幸せでないからこそ、
他人の幸せを見た時に相手と自分を比べてしまい、
 
そこで
  • どうして自分はこんななんだろう
  • なんで自分ばっかり上手くいかないんだろう
  • あの人だって自分と変わらないのに…
などと比較をして素直に喜べなくなります。
 
 
 
つまり他人の幸せを素直に喜べないのは、
それを見ることで[自分の不幸な状態をまじまじと認識させられるから]なんですよね。
 
 
ということは自分が幸せな状態であれば
他人の幸せも心から喜べますし、
優しくなれます。
 
 
 
だから他人の幸せを素直に喜べないのは、
あなたが冷酷な人間というわけではなく、
単に「自分の幸せについても考えてみた方が良いですよ」という心のサインです
 
 
そんな時は
「あぁ…自分はもっと幸せになりたいんだな〜」
「色々と今までの自分を見直してみようかな」
「そんな考えるキッカケをもらったな」
と、思えば大丈夫です。
 
 
別に自己嫌悪に陥る必要はありません。
 

1-2根底に劣等感があるから

 
劣等感があっても他人の幸せを喜べなくなります。
 
こういうタイプの場合、
自分の幸せを感じる基準が
[周りと比べて自分はどうか]です。
 
 
だから《自分が幸せかどうかは他人次第》なところがあるんですよね。
 
 
だから例えば、優しくて誠実な人と結婚できて幸せだったとしても、
 
自分の周りの友達や知り合いはみんな
[年収1000万以上、イケメンと結婚!新婚旅行は海外]みたいな話を聞くと、
 
それと比べて自分はどうなんだろう…
と、今の幸せに疑問を待ってしまうわけです。
 
 
 
こんなふうに、
今の自分がどう感じるかではなく
  • 周りが羨ましがってくれるか
  • 周りが認めてくれるか
  • 周りが注目してくれるか
などが幸せの基準なんです。
 
 
これは劣等感が根底にある人ほど、他人よりも優位に立ちたいという欲求がはたらくので陥りやすいです。
 
 
 
そうなると他人の幸せも、
 
[その状態が自分よりも下だと思えば素直にお祝いして喜べますが、自分よりも向こうの方が上だと思ったら喜べない]
 
という現象に陥ります。
 
 
そうなると嫉妬心が出てきたり、批判して「相手は大したことない」と自分に言い聞かせたくなります。
 
 
それで相手の幸せが素直に喜ばなくなるわけです。
 
 
そんな時は自分の劣等感と向き合うチャンスなので、こういう時こそ自分と向き合ってみてください。
 

1-3[自分の満足=幸せ]だと思っているから

 
他人の幸せを喜べない時って、
「自分が満足することが幸せなんだ」
と思っています。
 
つまり人と比較するのも、優越感などを得て自分が満足したいんですよね。
 
 
そうやって自分が満足できれば幸せだと思ってるんです。
 
 
 
でも、満足感って追い求めても永遠に終わることは無く、非常に疲れることになります。
 
 
 
なぜなら人は同じ状態では慣れが生じて、満足できなくなる生き物だからです。
 
 
例えば最初は年収200万円で苦しい生活をしていたけれども、転職を頑張った結果、年収400万円に上がったとします。
 
すると、最初は嬉しいですし、満足するのですが、年収400万円の生活が当たり前になった頃に、
 
 
自分の周りの人はみんな年収600万円で、ちょっとした贅沢も楽しんでいる生活をしていることに気づいたとしたら…
 
なんで皆んなはこんなに良い生活をしているのに、なんで自分だけ…
 
と、今まで満足できていたのに、一気に不満足へ変わります。
 
 
 
じゃあそれでまた転職して年収600万円になったとしましょう。
 
その時は嬉しいですし、満足していますが、年収600万円の生活が当たり前になった頃、
 
周りの人間はみんな年収1000万円以上で、本当に自由な生活を楽しんでいたことに気づいたとしたら…
 
そうすると、また「なんで自分だけ…」
という思いが湧いてきて、一気に不満足へ変わります。
 
 
結局のところ人は慣れて当たり前になったら、以前と同じような満足感は得られなくなるんです。
 
 
これは恋愛とかも同じで、
最初は連絡がたまに来るだけでも嬉しかった好きな人との関係も、
 
付き合って毎日連絡くるようになるのが当たり前になれば、今度は会う頻度が少ない!と不満が出たりするんです。
 
で、そこからたくさん会うようになったとしても、今度はいつも同じデートでつまらない!と不満が出るんです。
 
人は慣れたら満足できない生き物なんですよね。
 
 
そんな性質を持った上に、周りと比較なんてしたら、いつまで経っても不満足で、幸せを感じることなんてできません。
 
だから[自分が満足すること=幸せ]になっていたらいつまで経っても幸せにはなれないわけです。
 
つまり、《今の自分が幸せかどうかは条件や環境ではなく、あなたの心の在り方で決まる》ということになります。
 
 
この満足感の罠を抜け出さない限り、人と比較しますし、嫉妬も劣等感も出てきますし、他人の幸せを喜べません。
 
 

2人の幸せを喜べるようになるには承認欲求からの卒業が大切

 
他人の幸せを喜べない人は、自分と比較して嫉妬や劣等感を抱くから素直にお祝いできないわけです。
 
そしてその比較してしまう背景にあるのは承認欲求なんですよね。
 
 
  • 認められたい
  • 愛されたい
  • 注目されたい
などの欲求が強いわけです。
 
 
で、[これらを満たして自分が満足することが幸せ]だと思っているため、周りと比較をします。
 
 
ただ、人の幸せの感じ方には[自分が満足すること]以外にもう一つあって、
 
それが相手の役に立って、相手が喜んでくれて、それを幸せだと感じることです。
 
 
例えば、あなたが先生だとして、
  • 不良の教え子と本気で向き合い、
  • 何度もぶつかり、
  • それでも諦めずに面倒見て、
  • その子が絶望から這い上がり、
  • 大学受験で上手くいって、
 その結果、教え子が涙を流して物凄く喜んでたら…
 
先生として物凄く嬉しくないですか?
「あぁ…やってて良かったな」
「諦めずにこの子と向き合って良かったな」
と、本気で思えますよね。
 
 
仮にそういう卒業生から「先生のお陰で人生が変わりました!」と感謝され、結婚式とかに招待されて、幸せいっぱいの生徒の姿を見たら、こっちも幸せな気持ちになりますよね。
 
 
こんなふうに相手のために頑張って、それによって相手が喜んでくれて、それを見て幸せを感じることも人はできるんです。
 
 
これは年収が周りより高いから満足とか、
高価なプレゼントもらって満足とか、
スペックの良い恋人を見つけて満足とか、
そーいう次元の幸せとは違います。
 
 
 
「自分さえ満足できれば良い」ではなく、
相手の幸せを祈る感じです。
 
 
こういう幸せの感じ方をする人は、自分の満足感なんてどうでもよく、いつも周りのために頑張ろうとしています。
 
 
だから承認欲求のステージを卒業しているんですよね。
 
 
この承認欲求を卒業した人は、他人の幸せを純粋に喜べるようになります。
 

3人の幸せを心から喜べるようになる3つの方法

 

3-1心のステージを上げる

 
人の幸せを心から喜べるようになるには自分の成長が必須です
 
ザックリ分けると人は[奪う側]と[与える側]に分けることができます。
 
 
  • 奪う側→自分が満足することが幸せ
  • 与える側→人の喜びが自分の喜び
という感じです。
 
 
奪う側は
  • 認められたい
  • 注目されたい
  • チヤホヤされたい
  • 愛されたい
  • 必要とされたい
  • 羨ましがられたい
などの欲求が強くあり、これらが満たされることを幸せだと思っています。
 
 
だからこれらを満たすために
  • マウント取って自慢したり
  • 自分アピールのために誰かを批判したり
  • 注目を引くために泣いたり
  • 不幸である自分をアピールしたり
  • わざと素っ気なくして気を引いたり
  • 精神的に依存したり
色んな手段を使います。
 
でも、これら全ては自分が満足するためであり、相手からエネルギーを奪っているんです。
 
 
これだと全て視点が自分に向いており、全てが自分の満足のための行動です。
 
だから他者に目が向いてないんですよね。
 
そうなると他者の幸せを目の前にしても、自分には関係ないと考えるので、喜びも感じにくくなります。
 
 
 
一方で与える側は
 
  • 応援したい
  • 力になりたい
  • 誰かの役に立ちたい
 
などの与えたい欲求があり、それで喜んでくれたら自分も嬉しいという感覚です。
 
それこそ幸せだと思ってるんですよね。
 
 
だから人に尽くしますし、色んな人を元気にしますし、だからこそ色んな人から好かれます。
 
だから他人の喜び=自分の喜び
となっているので、人の幸せも心から喜べるわけです。
 
 
じゃあどうやったら奪う側から与える側に心のステージを上げることができるの?
 
という部分に関してはこの記事の続きを参考にしてください。
 

3-2エネルギーを溜める

 
人の幸せを喜べるようになるにはエネルギーを溜める必要があります。
 
他人の幸せに劣等感や嫉妬心を抱きやすい人ほどエネルギー不足なんです
 
ここで言うエネルギーとは[気力、集中力、体力、モチベーション]などを指します。
 
 
というのも、例えばあなたが寝不足で、空腹で、頭痛があって、体がダルくて、精神的に疲れていたら、人の幸せを喜ぶ気になれますか?
 
おそらく自分のことで精一杯なので周りへの興味は減るかと思います。
 
 
これは極端な例ですが、このように人はエネルギーが無い時は周りへの関心を持つ余裕すら無くなるんです。
 
で、人の幸せを喜べない人というのは、日常生活の中で、常にこのエネルギーが不足しています。
 
 
  • 自己犠牲をしていたり、
  • 周りの目をいつも気にしていたり、
  • 劣等感を持っていたり、
  • 嫉妬していたり、
  • 我慢をしていたり、
何かしら精神的に負荷がかかっているんです。
 
そして脳科学でも分かっていることですが、人が思考に使えるエネルギーの量は決まっています。
 
なので精神的な負荷がかかっている人は、その処理をするための思考にエネルギーが使われていて、周りのことを考える余裕が無いんです。
 
 
そうなってくると、自分で精一杯なので他人の幸せを喜ぶどころでは無いですよね。
 
 
だからまずはストレスを減らしてエネルギーを溜める必要があるわけです。
 
 
そういうストレスの軽減方法はこれらを参考にしてみてください。
 
 
 

3-3人に喜ばれることをする

 
ストレスが減って自分にエネルギーが溜まってくれば、人は他者に与える余裕が出てきます。
 
この「他者に与える」というのが物凄く重要になります。
 
人の幸せを喜べるようになるには[他者に与えて凄く喜ばれる]という体験が必須だからです。
 
 
これはやってみると分かるのですが、自分がやってあげたことに対して相手が凄く喜んでくれると、こちらもとても嬉しい気持ちになります。
 
 
[自分が優越感を得て満足する時の幸せ]とは全く次元の違った[心がジンワリ温かくなる心地よい幸福感]があるんです。
 
これを繰り返すことによって[他人の喜びが自分の喜びになる]という感覚が根付いてきます。
 
 
その感覚が身につくと、他人の幸せな瞬間に出くわした時に、こちらも心の底から喜べるようになるわけです。
 
 
そんな感覚を身につけるキッカケになるのが、[人に喜ばれることをする]ということなんです。
 
 

4まとめ

 
人の幸せを喜べるかどうかは大切なことです。
 
ただ、いま喜べないからといって自分を責める必要はありません。
 
もし他人の幸せを喜べないとするならば、
「今はたまたまこーいう状態なんだな」
と、考えるようにして、
 
そこから自分が日常のどこに不満を抱えているのかを振り返る材料に活用してみましょう。
 
これは「自分の幸せとは何か」と向き合う一つのキッカケにすぎないので。
 
 
そのつもりで参考にしてくれると嬉しく思います。
 
 
 
 
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