どうも。高橋です。
「もしかして自分って頭悪いかも…」と思ったことはありませんか?
または、周りから「頭悪いよね(笑)」とか言われたことはないですか?
ちなみに僕は何かバイトをする度に先輩方から「もっと考えろよ!頭悪りぃな!」などといつも言われてきました。
当時は想像も付かなかったですが、そんな僕も今では人前でセミナーをしたり、個別相談に乗ったりしてます。
だからこそ確信しているのですが、頭の悪さなんて簡単に克服できるんです。
この記事では僕が実際に自分を変えるためにやっていったことを、表面的なテクニックなどではなく、根本から思考を変えていく方法としてお伝えしていきます。
目次
1頭の悪い人の特徴
まずは頭の悪い人はどんな特徴があるのかを把握しましょう。
ココを知っておくだけでも気をつけることができます。
1-1空気が読めない
頭の悪い人はまず空気が読めません。
これは視点が自分中心でしか物事を考えられないから起こります。
「空気を読む」とは簡単に言えば「人の気持ちを察する」ということです。
他人の気持ちが分かるからこそ、
・発言のタイミングや、
・発言内容や、
・自分のテンション
を調整できますし、
・相手の言動の意図も、
・背後にある想いも
理解できます。
自分の視点からしか考えられないと、自分を他人に置き換えて想像することができません。
そのため共感力も低下し、場の空気というのも分からなくなります。
1-2自分で考えない
頭の悪い人は自分の力で考えようとしません。
そして考えないだけでなく調べようともしません。
つまり分からないことがあった時は自発的に何か行動するのではなく、自分以外の何かが解決してくれると考えてます。
基本的に自分が考えることは苦手で「いかにラクをするか」が中心にあるので簡単に人に聞こうとします。
そして自分の知識を増やそうとしたり、思考を深めようとしたりする努力は一切しないため、同じことでも何回も聞くこともあるわけです。
1-3他力本願
頭の悪い人は他力本願です。
上の例とも繋がってきますが、基本的には自分で考えることをしないので他人まかせになります。
そして常に他人に任せているため、自分が思考を深めて成長するチャンスをどんどん無くしていって、いつまで経っても頭の悪いままになります。
そのうち自分の考え方に自信が無くなってきて、自分の判断が信じられなくなると、人の判断無しでは行動ができない人間になっていく訳です。
すると余計に他力本願になっていきます。
1-4被害者意識
頭の悪い人は被害者意識を持っています。
他力本願だから基本は人に頼ろうとしますので、「自分で責任を負って行動をする」ということが極端に少ないんです。
そして判断も他人にまかせるのですが、その結果が自分の期待した通りにならなければ、それは判断を下した相手のせいにします。
まさに被害者意識の典型例ですよね。
「他力本願で全て人に任せる」というのは[自分は責任を負いたくない]という裏返しなんです。
だから失敗した時は自分が被害者になることで責任を逃れて、相手のせいにして自分を守ります。
1-5すぐに感情的になる
頭の悪い人はすぐに感情的になります。
自分中心の視点しかないため、客観的に自分を見ることができません。
そのため感情にドップリ浸かってしまい、そこから抜け出せなくなるんです。
そういう人が感情に埋もれると発散する以外に解決策を考えられないので、感情が直ぐに出てきてしまいます。
幼い子供が泣いて怒って自分の気持ちを表現するのは、自分中心の視点しかなく、発散する以外に解決策を考えられないからですよね。
それと同じです。
2頭が悪い人になる原因
ここでは頭の悪い人になる原因を根本から掘り下げていきます。
思考の深さは生まれつきでも何でもなく、後天的に身につくモノです。
その原因を知れば改善のヒントが見えてきます。
2-1何かを自分で考えて乗り越えた経験が無いから
思考の深さは経験量で確実に変わります。
例えば、
・とても過保護な家庭で
・何でも両親がやってくれて
・全て両親に任せていれば良くて
・何かあっても全部親が責任を取ってくれて
・常に大人に守られていて
そんな環境で育ってくると確実に思考力は落ちます。
日常で考える必要が無いですよね。
大人の判断に従っている方がラクですし。
でも一方で
・両親は離婚をし
・母子家庭で
・いつも一人で過ごし
・母親には甘えられず
・親には頼れないから全部自分でやる
そんな環境で育ってくると自分で考えざるを得ないですよね。
これは極端な例ですが、
一般的には苦しい環境で育ってきた人は、周りとは違う視点で物事を捉えている人も多いです。
オネエ系やゲイの人達の発言が面白いのはそのためです。
幼い頃から社会不適合とされ、イジメや周りの批判などを受け、
・社会とは何か
・自分とは何か
・生きるとは何か
・幸せとは何か
そんな哲学的な問いを考えさせられる体験を子供の頃に何度も経験し、自分なりに答えを出して乗り越えてきてます。
そんなことをずっと考えて育ってきたらそりゃ思考も深くなりますよね。
この例からも分かるように、自分で考えて何かを乗り越えてきた人は考え方が他の人よりも深くなります。
2-2人と関わってきてないから
頭の悪い人の特徴として視点が自分中心だということはもう分かったかと思いますが、それは人と深く関わってきていないという証です。
本来は他人と深く関わろうとすると必ず
・価値観の違い
・意見の食い違い
・気持ちのすれ違い
・想いを伝えることの難しさ
などを経験します。
そうなると自然に
「あ、、自分中心の視点ではダメなんだ。もっと相手のことを考えられないと関係が築けないんだ。」
と、気づくはずなんです。
その気づきがあるからこそ、人は相手の気持ちを考えることを覚えます。
逆を言うと、人と表面しか関わってこないと自分中心の視点しかないことで苦労した経験が無いため、他人への想像力が欠けるんです。
2-3自分と向き合ったことがないから
他人と深く関わろうとすると必ず自分を振り返るタイミングが訪れます。
・何であんなこと言っちゃったんだろ
・どうして素直になれないんだろ
・本当はどうしたかったんだろ
・こんな自分を変えるにはどうしたら良いんだろ
など、自分について考えるんです。
この「自分と向き合う」というのが物凄く大切で、これが無いと「自分とは何か」というのが全く自覚できません。
そこが自分を客観的に見るスタートラインなんです。
自分を客観的に見れれば
・他力本願な自分
・被害者意識な自分
・感情に呑み込まれる自分
を自覚することができます。
そうして自覚さえできれば改善策を考えられますし、
逆に自覚が無ければ一生変わることはありません。
だから自分と向き合うという体験は物凄く大切になります。
2-4学校教育の弊害
学校の教育で教わる考え方が、そもそも頭の悪い人を量産する原因になってます。
学校のテストでは
・範囲が決まっていて
・問題が決まっていて
・必ず答えがある
これが普通ですよね?
でも社会に出たらどうでしょう?
仕事、健康、人間関係、お金の問題、夫婦関係、子育て、etc…
範囲はありますか?
解く問題は指定されてますか?
必ず答えがありますか?
無いですよね。
答えは愚か、問題ですら自分で考えないといけないんですよ。
大人になったらそんなのが当たり前なのに、
学校では「自分で考える力」よりも「テストの点が取れる力」を評価します。
学校のテストなんて暗記ベースです。
じゃあ例えば
・先生の言ったテスト範囲を丸暗記して100点取ったA君
・想像力と創造力を働かせて自力で問題を解いて60点だったB君
どちらが良いかなんて分からないですよね?
でも学校教育では、何も考えていない暗記だけのA君を優秀と評価するんです。
こんな環境で10年以上も育てられたら頭の悪い人になってしまっても仕方ないです。
3頭の悪い人を卒業するには
ここでは根本から思考回路を変えていくための方法をお伝えしていきます。
3-1自己理解を深める
頭の悪い人の特徴の代表として「人の気持ちが分からない」というのがあります。
これによって
・空気が読めなくなったり
・説明が下手になったり
・人を怒らせたり
・後輩を育てられなかったり
・人を困らせたり
etc…
する訳ですが、その根本にあるのは自己理解の甘さです。
他人の気持ちを理解できるようになるには、まず自分の気持ちが自覚できていないと無理です。
自分自身すら分からないのに他人の気持ちが分かるはずないですから。
「自分自身の理解具合ってどう判断するの?」と思う方は以下の質問に回答してみてください。
・人生で一番大切にしていることは何ですか?
・それはなぜですか?
・あなたの生きる目的は何ですか?
・あなたにとって幸せって何ですか?
・今のあなたの一番の課題は何ですか?
・あなたの信念は何ですか?
これらの質問に迷いなくスラスラ答えられる人は自己理解が深まっているかと思われます。
こういった正解の無い質問に明確な答えを持つためには、自分の価値観をハッキリと認識していないと無理なんです。
結局のところ
自分の価値観が明確だからこそ、
相手との価値観の違いも認識でき、
自分の価値観を大切にしているからこそ、
相手の価値観も尊重できます。
このように相手のことを理解する力は全て自己理解がベースになってくるんです。
3-2多くの人と関わる
多くの人と関わることにより、たくさんの価値観に触れることができます。
その中で良いと思ったモノは取り入れていき、変えた方が良いと思ったら変化させていけば、どんどん自分を磨くことができます。
また、沢山の人と関わってれば、もしかしたら自分の思考の歪みを指摘してくれる人に出会えるかもしれません。
何にせよ、限られた人としか接しない狭い世界にいては自分の枠が広がることは一生無いので、是非とも多くの人と関わっていってほしいです。
3-3一人の人間と向き合う
自分の思考回路を変える方法として[一人の人間と本気で向き合う]というのは最高に良い経験になります。
そもそも「向き合う」とはどういうことかというと、
・カッコつけることなく、
・等身大の自分で、
・常に誤魔化さず本音を伝え
・その上で相手の本音も受け止め
・対話を繰り返し
・互いの理解を深めていく
ということです。
これって日本人が凄く苦手な部分です。
相手のためを思って我慢したり、嫌われるのが怖くて言えなかったり、弱い自分が受け入れられなくて素直に認められなかったり・・・。
本音で誰かと接するというのができない人が物凄く多いんですよね。
自分の本音を自覚するために自己理解が必要になりますし、等身大の自分を受け入れられるようになるにも自己理解が必要です。
だからこそ一人の人間と本気で向き合おうとすれば、必ず価値観の違いという壁にぶつかり、自己理解と他者理解を深めざるを得ない状況になります。
そしてぶつかる度に対話をしていくことで人間的に成長する訳です。
向き合う相手としては大切な人を選んでください。
自分の妻や、自分の夫、息子や、娘、両親、恋人など、本当に大切だと思う人と関係を作る努力をすることをオススメします。
4まとめ
根本から思考回路を変えて頭の悪い人を卒業する方法は分かっていただけたでしょうか?
おそらくここまで読むと
・自己理解を深める具体的な方法は?
・他者理解を深めるには?
・等身大の自分を受け入れるには?
・向き合おうとしても相手が拒否してきたら?
などの様々な疑問が湧いてくるかと思いますが、
その辺の具体的なステップは全てこちらの無理Ebookでお伝えしております。
是非LINE@でお友達追加して受け取ってください。
またLINE@では質問受け付けてますので、分からない部分はお気軽に聞いてください(^^)
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメントを残す