人間関係がうまくいかない5つの原因と5つの改善策

どうも。高橋です。

「何かいつも自分が出せない…」
「常に周りの評価を気にしてしまう…」
「言いたいことが素直に言えない…」
「もっと信頼関係を築きたいのに…」
…そんなふうに思ったことはないですか?

この人間関係に対する悩みって答えが無いので明確に「これをやれば良い!」という解決策が示されてませんよね。

しかし実は人間関係に対する苦手意識って、ちょっとした意識と行動を少し変えるだけで簡単に改善できます。

僕はそれを知ってからドンドンと変わっていき、人に対してコミュニケーションを教える立場まで成長しました。

この記事でお伝えすることを実践していくと確実に改善するので、是非ともこの機会に学んでいってください。

では参りましょう。

1人間関係がうまくいかない5つの根本原因

まずは根本的な原因をお伝えします。
ここを変えるだけでもかなりの効果があるのでご自身を振り返る材料としてお使いください。

1-1相手を観察していない

まず人間関係が苦手な人は相手のことを見ていません。

上手くいかない原因を「自分のことを分かってもらえないから」と考える人も多いですが、
実は自分も相手を分かろうとしていないんです。

そうなると「自分のことさえ分かってもらえれば満足」というコミュニケーションになるので、そこには相手が存在しません。

だから相手の反応や、受け止め方や、感情などにも興味が無く、観察するという意識も抜けてしまうわけです。

そうして相手を観察することを怠り、「自分のことさえ分かってもらえれば満足!」というコミュニケーションを取っていると[自分にとって都合の良い相手像]を作り上げてしまいます。

想像してみれば分かるかと思いますが[自分が勝手に作り上げた虚像]を相手に人間関係を築こうとして上手くいくわけないですよね。

人間関係がうまくいかない人というのは、意外とこういった基本的な部分が抜け落ちていることが多いんです。

なのでまずは丁寧に観察して「相手を正しく捉える」ことを意識してみてください。

1-2自分が嫌い

人付き合いが苦手な人って自分自身のことが嫌いであることが多いです。

そのせいで自信が無く、他人と関わろうとしても
「どうせバカだと思われるに違いない」
「心の裏では嫌われるんだろうな」
「つまんない奴だって思われそう…」
などとブレーキがかかってしまいます。

でもこうやってアレコレ悩むということは、本音では「できれば人と上手く関係を築きたい」と思っているんですよね。

じゃあ自分を好きになり、自信を持って人間関係を築けるようになるにはどうすれば良いよのでしょう。

 

まず直ぐにできることとしては[失敗の原因を分析しない]ということです。

ハッキリ言って、上手くいかなかったことを分析したところどで失敗する方法しか見つかりません。

負ける自分のパターンばかり刷り込むことになり、ネガティブなセルフイメージしか生まれず、自分への自信が失われていきます。

そうではなくて、上手くいった時こそ「何が良かったのか」「いつもと何が違ったのか」「自分はどう行動したのか」を分析してください。

そうすることにより自分が上手くいく時のパターンが見えてくるので、壁にぶつかった時もそのパターンに自分を乗せることができれば乗り越えられます。

そうして乗り越えた経験は自分への自信に繋がり、より自分のことが好きになれる訳です。

 

※この他にも自分のことを好きになる方法は沢山ありますが、もっと知りたい方は最後にあるプレゼントを受け取ってください。

1-3客観的に自分と相手の関係を見れない

人間関係がうまくいかない人ほど客観的に状況を見れません。

そのため

  • 自分の態度が相手にどんな影響を与えているか
  • 自分の言葉が相手にどう感じさせるか

などが分からないんです。

すると何気ない自分の態度や言葉が[相手の負のリアクション]を引き出してしまうことがある訳ですが、そのリアクションの理由も理解できず人間関係がギクシャクしてきます。

じゃあどうすれば良いのかというと、客観的に関係を見る力付けるには、まずは自分のことを客観的に捉える必要があるわけです。

 

自分が相手とのコミュニケーションの中で

  • 何を感じているのか
  • どんな感情でいるのか
  • 何を伝えようとしているのか

など、[今この瞬間の自分]を自覚できると[今の自分]が明確になり、客観的に自分を感じれるようになってきます。

そうして客観的に[今の自分]を感じて明確になると、[今の相手]と分けて考えることができるようになるんです。

 

これだと伝わりにくいので、分かりやすい実例を出してみましょう。

これは実際にあった実験ですが、[被験者に糞ダサいTシャツを着せて大学内のキャンパスを歩いてもらい、何人の人が自分に注目したか]を答えてもらうという実験がありました。

 

ダサいTシャツを着ている本人は「ほぼ全員から”変な奴だ”と思われたに違いない」と答えたのに対し、

実際にすれ違った人に「この人を認識しましたか?」と尋ねると、認識した人は20%くらいしかいませんでした。

要は「ほぼ全員に見られてる!」というのは本人の勝手な思い込みで、実際はほとんど見られてなかったんですよね。

 

ここから何が分かるかと言うと、
[自分が変だと思い込んでいると、相手も変だと思うに決まってる!]と、自分の心の中で思っていることを相手にも投影してしまうということです。

つまり、今の自分の感じていることを客観的に捉えていないと、勝手に他人にも被せてしまって、本当の相手が冷静に見れないんですよね。

だから[今の自分]を明確にして「これは自分の感じていることであって、相手も同じとは限らない」という考え方を持ち、[今の自分][今の相手]を分けて捉える必要がある訳です。

その視点が持てると、自分の発言や言動が相手にどんな影響を及ぼすかが客観的に分かるようになり、ギクシャクすることが減ってきます。

1-4表現力が乏しい

人間関係がうまくいかない人は相手に自分の気持ちを表現することが苦手なことが多いです。

たとえそれが相手にとってプラスなことでも素直に言うことができません。

例えば「相手を褒める」という行為。
相手にとって良いことなら別に言っても平気なはずですが、それでも言えないんです。

褒められてキレる人なんていませんよね。

褒めるという行為は相手の承認欲求を満たすことにも繋がるので、ほとんどの人は承認欲求を持っている訳ですから人間関係を築く上で有効なんです。

批判や悪口でないのであれば、自分の思った素直な感想を相手に伝えてみることも大切になります。

結局は今の自分の気持ちを正直に相手に伝えることが、自分という人間を相手に正しく伝えることに繋がるんです。

良いことはどんどん表現していって、相手との関係を築いていきましょう。

1-5本音が言えない

人付き合いが上手くいかない人は本音が言えません。
そもそも、言いたいことも言い合えないような関係というのは本当の意味での人間関係とは呼べないでしょう。

また、自分と相手の意見の違いを認められなくて避けてしまったり、陰口でしか言えなかったりするのは、相手を一人の人間として認めていないのと同じです。

何かモヤモヤっとすることがあるのであれば、正面から正直に伝えることが相手を認めることに繋がり、誠意を示すことにもなります。

ただ、相手に伝える時に気をつけるポイントがあり、それが[好き嫌いで判断しない]ということです。

[好き嫌い]というのは物凄く個人的な感情ですよね。

「あーしてほしい。こーしてほしい。そこを変えた方が良い。」など相手に何かを伝える時に個人的な感情で言ってしまうと、それは自分のエゴを押し付けているだけになってしまいます。

あくまで相手に本音を伝える時は

個人的な感情で相手をコントロールしようとするのではなく、相手との関係を深めるために自分の本音をさらけ出す…

そんなつもりで行ってください。

2人間関係を劇的に改善させる5つの方法

ここでは人間関係を根本から解決するための方法をお伝えします。
薄っぺらいテクニックではなく、より本質に迫る内容になってますので是非とも実践してみてください。

2-1相手を知ることがスタートライン

人間関係を築いていくには、何よりもまず相手のことを知らないといけません。

付き合いが上手くいかない人ほど、相手への理解を深めようとする努力が足りないことが多いです。

ここで特に大切になってくるのは

  • 話をよく聴くこと
  • 相手を観察すること

です。

「なんだ。そんなことか。」と思った方は要注意ですね。

話を聞くと言っても、ただ何となく聞いているだけでは意味がありません。

話を聞いている時に大切なのは

  • 相手が何を考えているか
  • 何を求めているのか
  • 今どんな感情なのか
  • その態度の裏にはどんな価値観が反映されてるのか

などを考えながら聴くことです。

ただ言葉の表面だけを拾ってコミュニケーションを取っていると、勝手な自分の解釈によって相手像を捻じ曲げることに繋がります。

そして言葉の裏にある相手の本当の部分を感じ取るために良く[観察する]必要がある訳です。

具体的に何を観察するのかと言うと、態度、声のトーン、表情、立場、環境、などであり、色んな所に注意を向ける必要があります。

人が発する情報は言葉だけではないんですよね。
それ以外の情報をいかに拾うかが大切になってきます。

人間関係が苦手な人ほど《自分が思っていることは相手も思っている》と錯覚しており、そこが問題なんです。

そんな錯覚から目覚めるためにも、相手をよく観察して自分の早とちりで勝手な解釈をしないようにコミュニケーションを取っていく必要があります。

2-2自信をつける

自信が無くて他人との関わりが上手くできない人も多いです。
怖くて相手の懐まで飛び込んでいけないのでしょう。

そういう人は、まず興味を持ったことにはどんどんチャレンジして何か一つ得意なことを身に付けてください。

チャレンジとは言っても、別に人に関わることじゃなくて大丈夫です。

ここで大切なのは自分の価値観の中だけで止まらないということです。

結局のところ、どんなことでも小さなチャレンジというのは「できなかった自分」「やろうとしなかった自分」の壁を破るんですよね。

 

そして「面白い」「楽しい」「もっとやりたい」という積極的な姿勢は、それ自体が自分の中に自信を育てる力になります。

それがきっかけで今まで知りえなかった人達と繋がることも十分にありますし。

そうして何か一つでも得意なことができあがれば、それが大きな自信に繋がるんです。

なので、いきなり対人関係のチャレンジがキツいと思うのであれば、まずは興味を持ったことに対して積極的にチャレンジしてみてください。

2-3今の自分を観察する

人間関係を築いていく上で「今この瞬間の自分」というのがハッキリと自覚できていないと、相手と対話ができません。

本当の対人関係って「今この瞬間に、今の自分が考えていること」を他の人にぶつけて初めて成立するものです。

だから[今の自分]が自覚できないと、そもそも何を伝えたいのかが分かりませんよね。

そうなると表面的な会話しかできず、周りの空気や相手の雰囲気に呑まれてしまい、ちゃんと本音を言えなくなります。

そんなコミュニケーションを積み上げたところでストレスしか溜まりませんし、それで人間関係がうまくいきません。

 

じゃあ具体的にどうすれば[今の自分]を自覚できるようになるのかというと、「今の自分の気持ちを言葉にしてみる」というのが方法の一つとしてあります。

感情に呑まれているうちは冷静に自分なんて把握することができませんが、言葉にすることによって客観的に自分を見れるんです。

想像してみてください。

例えば自分が怒りに任せて暴れてる時って、自分の感情を言葉にする余裕は無いですよね。

でも「私は今凄く怒っている」と心の中で10回唱えたら少し余裕が生まれますし、感情に呑まれた自分から一歩引いた自分になれるんです。

言葉によって今の自分やその時の感情を表現できるということは、自分をコントロールする余裕が生まれるということです。

そうやって少しでも冷静になれれば

  • 私はなぜこんなにも怒ってるのだろう?
  • 何に対して怒っているのだろう?
  • 本当はどうしてほしかったのだろう?

…などと、自分の本音を探す視点に移れます。

そうして[今この瞬間の自分]を自覚していき、本音を伝え合うことで本当の人間関係というのは築いていける訳です。

2-4他力本願はやめて自分から動く

自分から動こうとしないで他人から来てくれることを期待している人って人間関係が上手くいきません。

人間関係が苦手な人ほど「あなたと仲良くなりたい!」という想いを表現するのが下手なんです。

そういう人は「自分の心の内は見せたくないけれど、自分には心を開いてほしい」という願望を持ってる訳ですが、これはちょっと都合が良すぎますよね。

だからまずは自分から動いて心を開き、「あなたと仲良くなたい」というアピールをしていく必要があります。

じゃあ、そのアピールってどうするの?
ってことになるのですが、これは別に特別なことをする必要はありません。

ただ単純に「あなたに関心があります」という態度を取れば良いわけで、要は「相手の話を興味を持って聴く」ということが凄く重要ってことです。

これなら誰でもできますよね。

そうやって[相手の考え方や生き方など、自分との共通点や相違点などを見つけて、相手を認めつつ尊重し興味深く反応する]

これを積み上げるだけでも十分に「あなたと仲良くなりたい」という想いは伝わります。

これを自分から動いて行っていくと人間関係はどんどん改善していきます。

2-5たまには本音で伝えてみる

本音を伝えることも大切になります。

いつも空気を読んで言いたいことを言わなかったり、相手の気持ちばかり想像して本音を伝えなかったり、そんなことを繰り返していると表面的な関係しか築けません。

多くの人は「本音を言って相手が気を悪くしたらどうしよう」などと考えてしまって不安になるため言えないんですよね。

多くは本音を伝えるつもりが不満をぶつける形になった時に失敗しますが、もしそうなったら変にカッコつけずに素直に心から謝れば人間関係が崩れることはないんです。

関係が崩れる時って、ほとんどが素直になれない時や「相手が悪い!」と自分が被害者意識になっている時ですよね。

てことは、自分さえ素直になって謝ることができれば本音を言っただけで人間関係が崩れることなんてそうはありません。

また、素直に自分の非を認めて歩み寄れる姿は人としての器も大きく見えますし、信頼できる人間である印象も受けます。

なので、怖がらずに自分の本音を伝えてみてください。

3思考を変えて魅力溢れる人へ

自分が魅力的な人間になれば、人付き合いで苦戦することはなくなります。
誰もが勝手に寄ってきてくれますし、好意的に接してくれるので良いことだらけです。

ここではそんな魅力溢れる人になるための方法をお伝えしていきます。

3-1全ては成長のため

魅力的な人というのは自分の成長に価値を置いています。
自分の価値観が広がることや、視点が高くなることに喜びを覚えるんです。

だから目先の利益や、その場の欲求などで短絡的に判断することはせず、長期的に考えて自分の成長に繋がる選択ができます。

そんな姿は人を惹きつけ、魅力的に見えるんです。

 

そういった「成長」という点で考えると「自分の嫌いな人」というのは自分の成長のための最高に良いヒントをくれます。

大抵の場合、嫌いな人というのは自分の内面にある「見たくない部分」を映し出しているだけです。

つまり嫌いな人を通して、自分の無意識に押し込めている感情やトラウマや価値観などが浮き彫りになる訳です。

そういった負の価値観は自分の成長を邪魔したり、バイアスをかけたりするので、自覚しておくことが必要になります。

嫌いな人や苦手な人は自分の成長に繋がる良いヒントをくれるので、あえて少し近づいてみると大きな成長をもたらしてくれるでしょう。

3-2「すべて自分次第で何とかなる」という思考

魅力的な人というのは[自分の意志の上]に生きています。

人生の選択には必ず自分の意志があり、自己責任の意識を持ち、自分主導の人生を歩んでいるんです。

そのため被害者意識になることも無いですし、「全て自分次第でどうにでもなる」というのを前提としています。

この前提があるからこそ、何か人間関係でトラブルがあった時には相手のせいにすることもせず「自分を変えること」にフォーカスできるんです。

逆に全てを他人のせいにして被害者意識が全開だったら、自己理解を深めることもできないですし、相手を理解することもできません。

なので自分の意志の上に生きるためには被害者意識から抜けることが第一歩になります。

4まとめ

人間関係の本質的な部分は伝わったでしょうか。
ここまで読むと
・自己理解って具体的にどうやるの?
・自信ってどうやってつけるの?
・正しい伝え方ってどうやるの?
・相手を理解するには特に何を聞けばいいの?
・相手の感情を読み取るには?

などなど色々な疑問が出てくるかと思いますが、その辺の更に詳しいことはこちらの無料Ebookを受け取ってください。

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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