高橋です。
直ぐにイライラしてしまう…
ちょっとしたことで不安になる…
だから色んなことが集どうも中できない…
自分の思う通りにいかない…
そう思うことってありませんか?
ここでは厄介な感情を上手く活用して、自分の成長へ繋げ、ストレスなく生活していく方法をお伝えしていこうと思います。
目次
1感情をコントロールしようとすること自体間違っている
よく巷では「自分の感情をコントロールしましょう」と言われますが、そんなことは不可能です。
ここでは正しい感情の知識をインプットしましょう。
1-1そもそも人間は感情的な生き物
人というのは「感情」を中心に生きています。
営業のテクニックでも言われていますが、「人は感情で動き、理論で納得する」ということです。
例えばAさんとBさんがビジネスの案件を持ってきました。
Aさんは10年以上の付き合いで、凄く仲が良く信頼の置ける先輩です。
一方Bさんは異業種交流会で会ったばかりの人です。
Aさんからは「お前となら絶対上手くやってけると思うんだ!俺と一緒に勝負しないか!」とアツく誘われました。
Bさんからは「今までの実績を徹底的に分析して過去の統計と比べると…」と完璧な理論で誘われました。
どちらか一方を選べと言ったら、信用するのはどちらだと思いますか?
多くの人は理論もクソもないアツく誘うだけのAさんを信用します。
なぜならAさんの方が好きだからです。
自分がAさんを好きということと、ビジネスが成功できるかは全くの別問題ですが、人は感情で動いてしまうんです。
モノを買う時も、出かける時も、意見する時も、仕事を選ぶ時も、セックスする時も…
何か行動を起こす時は必ず感情から先に発生します。
理論から先はあり得ません。
1-2感情にフタをしても悪化するだけ
では、感情を無視し続けるとどうなるか。
結論を言えば、感情と行動のズレはストレスとなり、それが続くと必ず精神を壊します。
例えば、物凄く嫌いな上司と一緒に重要なプロジェクトを進めることになったとします。
多くの人は毎日仕事に行くのが嫌になってきますよね。
それが極限に達すると、精神を病むか、転職をします。
もし人が理性を中心で行動できるのであればこんな現象は起こりません。
人は理性を無視して感情で行動しても病みませんが、感情を無視して理性で行動すると病むんです。
その証拠に感情を100%表現する健全な幼い子供は元気ですよね?
ギャンギャン泣くこともありますし、全身全霊で怒ることもありますが、精神が病みはしません。
5歳で鬱病なんて聞いたことないですから。
ただ、良い大人が会社でギャン泣きしたり、暴れ回っても困りますよね。
だから大人は感情を利用するべきなんです。
1-3感情はコントロールするのではなく利用する
感情をコントロールしようとすると、どうしても理性で自分を納得させる方向に向きます。
しかしハッキリ言って無理です。
それを続けてもストレスが溜まるだけです。
なので感情は上手に利用してください。
例えば自分の感情を分析して理解できれば、他人の感情も分かってきますし、大衆心理も分かってきます。
この世の中は全て感情ベースです。
例えば、経済は感情で動くと言われてます。大衆心理で購買意欲は変わるので当然ですよね。
恋愛なんてモロ感情です。相手の感情が理解できたら恋人を作るのなんて楽勝ですよね。
ビジネスもお客さんの感情が分かれば売れないものは無いです。
人間関係も同様です。
それが全て理解できたらどんだけ人生が楽しいことか…。
感情を抑え付けてストレスを溜めるのか、感情を利用して世の中の理解を深めるのか、どっちが人生有意義だと思いますか?
2感情を効果的に利用する方法
具体的な感情の利用法をお伝えしていきます。
抑えつけることもなく、イライラも減り、人生レベルで活かせますので実践してみてください。
2-1そもそも負の感情は自分の嫌な内面を映し出しているだけ。
まず理解してほしいのが、相手に対して負の感情を抱く時というのは
①自分に欲があり、
②そんな自分にコンプレックスがある
③もしくは、ただ自分の嫌いなところを相手が投影してるだけ
です。
例えば金持ちアピールをしてくる人がウザいと感じるとします。
それは自分に「お金が欲しい」という欲があり、そんな欲を持つ自分が嫌だということです。
もし自分がすでに[お金持ちor貧乏でも幸せ]な状態で、そこに欲求が無ければ「へー。そうなんだ。」くらいで終わります。
もしお金に対する欲求があったとしても、今の自分にコンプレックスが無ければ「いいなー。よし!私も頑張ろう!」くらいで終わります。
相手にイライラするというのは、コンプレックスを持つ自分が嫌いで、そんな現状を相手の言動によって見せつけられるからです。
まずはそこを理解しましょう。
2-2自分自身を知るために利用する
負の感情は自分の内面を映しているのであれば、まずは自分を知ることに活用していってください。
やり方は簡単です。
負の感情が湧いて出てきたら「なんでそう感じるんだろう?」と、自分に問いかけます。
先ほどの例で言えば、「なんで金持ちアピールがムカつくんだろ?」と。
それで自分の本当の欲求に気付くだけでもイライラが消えることも多いです。
「相手にイラついてるんじゃなくて、自分のこのコンプレックスにイラついてるのか」と気づくだけでかなり冷静になれます。
人は自分のコンプレックと向き合いたくないから他人のせいにします。
だから他人に対してイライラするんです。
向き合うべきは他人ではなく自分です。
そうすることで人間関係によるストレスはグッと減ります。
2-3不安やイライラの根本から消す
更に深く自分と向き合うと負の感情の元から消すことも可能になってきます。
例えば、特に悪びれることも無く、待ち合わせに遅刻をしてきた友人にイライラしたとします。
そしたら自問自答して何に対してイライラしてるのかを掘り下げるんです。
なぜ悪びれもな無く遅刻をするとイライラするの? →反省の色が無いから なぜ反省の色が無いとイライラするの? なぜ時間を無駄に奪っていることを相手が自覚してないとイライラするの? なぜ舐められてるとイライラするの? なぜ他人から価値のない奴と思われたくないの? |
ここまでくると根本も少しずつ見えてきます。
悪びれもなく遅刻されてイライラするのは、
自分に自信が無く、価値が無いと思われたくないからです。
まぁ、要は自分に自信が無い分、他人から大切にされることで自分の存在価値を感じるのでしょう。
つまり、自分に自信が付けば「価値が無い人と思われたくない!」という想いも薄れ、他人の遅刻にもイライラしなくなるということです。
そしたらやることは毎回遅刻する友人にイライラすることではなく、自分の自信を付けるために努力をすることです。
イライラするだけでは何の生産性も無いですが、自分と向き合うキッカケに利用すればかなり人生が開けます。
2-4自分を知るとストレスがほとんど消える
自分自身を理解できればストレスは消えます。
たとえば先ほどの例だと、「自分に自信が無い」という改善点を見つけました。
もしここを改善できれば他のストレスも減ってきます。
例えば、
- 恋人から連絡がこないと不安になる
- 浮気を心配しすぎてしまう
- 自分の意見を否定されるとイラっとする
- 自分の意見を否定されると凄くショック
- 本音が言えない
- 他人の顔色をいつも伺ってしまう
- キャラを偽って人と接してしまい疲れる
などなど、これらも元をたどれば「自分に自信が無いから」です。
単なるイラっとした出来事から、自分の改善点を見つけるキッカケに変えればストレスは一気に減っていくんです。
つまり、
自分をイラつかせる人というのは、自分の改善点を気づかせてくれる最高の相手なんですよね。
そう思うと嫌いな相手を興味深い対象として見ることができ、そこもストレスが減ります。
自分を知ることは自分の可能性も広げますし、気づかせるキッカケをくれた相手にも感謝できるようになるんです。
だから自分を知るとストレスがほとんど消えるんです。
3感情を利用できるようになると人からモテる
自分の感情を利用していく癖がつくとさまざまメリットが生まれます。
特に年齢性別問わず人から好かれることが多くなります。
ここではその効果ついてお伝えしていきます。
3-1自分の軸が完成する
感情を利用して自分と向き合うことを日々やっていると、「自分はこーいう人間だ」という自覚がハッキリしてきます。
自分は
何が好きで、
何が嫌いで、
何がやりたくて、
何がやりたくないのか…
それが自覚できるようになります。
すると人はそういった自分の基準で物事を選択するようになるんです。
これが自分の軸の原型です。
多くの場合は社会に適合するために、学校教育の中で常識を刷り込まれます。
すると自分の好き嫌いの基準よりも、
- 人から嫌われない選択
- 周りから高評価が得られる選択
- 世間体が守れる選択
を優先するようになり、
基準は世間から外れないかどうかになります。
これで自分の軸ができるでしょうか?
多くの人は自分の基準がハッキリしてないからこそ、自分の軸を持ってる人は目立ちますし、周りからは魅力的に映るんです。
3-2常に冷静でいられる
イライラした感情も自分と向き合うキッカケに利用できるので、いつも冷静でいられます。
だから仕事をする時、何かを判断する時、話し合いをする時など、いつもブレずに落ち着いていられるのでパフォーマンスが上がります。
そーいう人を側から見た時、凄く魅力的に映ります。
パフォーマンスが上がって物事は上手く運びますし、勝手に周りからも高評価を受けて、良いことだらけですね(笑)
3-3相手の気持ちが分かる
自分の言動は感情が元となっていることが理解でき、感情の奥にはコンプレックスがあると自覚できると、
「相手の言動の奥にも何か理由があるんだろうな」
という視点をもつよつになります。
この視点が物凄く重要なんです!
人を理解しようとした時、見るべきは感情です。
言動はその瞬間によってコロコロ変わりますが、その背後にある感情は変わりません。
ここは分かりやすくカップルの例でお伝えします。
例えば、A君は彼女から 「なんでLINEの返事が遅いの?」 「なんでまた仕事なの?」 「なんで来週の予定がいつも分かんないの?」 「なんでデートの待ち合わせ時間が夜なの?」 「もういいよ。友達と遊んでくればいいじゃん。」 「私は男友達と飲んでくるね〜。」 …A君はこんな愚痴をいつも言われてます。 だから、ラインも早く返すようにして、予定も開けるようにして、昼にデートを待ち合わせして、A君は頑張りました。 それでも彼女のグチはドンドン新たに出てきます。 |
さて、これはナゼでしょうか。
答えは簡単です。
彼女の発言の本質を突いていないからです。
ここで言う本質というのは「感情」です。
彼女の言葉の背後にある「感情」を満たさない限り永遠にグチは出ます。
あのような発言が出る背後には何があるのでしょう。
ほとんどの場合は「愛されてないという不安」や「寂しさ」です。
「男友達と飲んでくるね〜」なんてワザワザ言うメリットは本来ありません。
でもあえて言うというのは、注目を引きたいのです。
エネルギーを自分に向けたいんですよね。
また、「私はA君から凄く愛されてる!」と自覚があって心が満たされていれば、友達や仕事を優先されても不満をぶつけることは無いです。
そこに気づければ彼氏がやることは、ラインの返事を早く返すことでも、デートの待ち合わせ時間を早くすることでも、予定を空けることでもありません。
「彼女の寂しさを埋める」ことです。
そうすれば細かい愚痴は一気に減ります。
それを相手の感情を理解する前に、「仕事なんだから仕方ないじゃん!」と言えば喧嘩勃発です。
このようにカップルに限らず、全ての人間関係で相手の感情に気づくことができれば摩擦は減ります。
そして相手の感情に気づくには、まずは自分の本音に気づけないと不可能です。
自分の本音すら分からないのに、他人の本音なんて分かるはずないですから。
だから感情はコントロールするのではなく、自分を理解するために利用した方が良いんです。
4まとめ
感情の扱い方は分かっていただけたでしょうか。
ただ相手にイライラするのと、自分の可能背を広げるために活用するのでは大分結果は違います。
どうせイライラするのであれば上手に利用してほしいと思います。
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