いつまで我慢してるの?モラハラ夫の根本原因と対処法3つ

どうも。高橋です。
モラハラを受けると相当な精神的ダメージが溜まっていきますよね。

今まで色んな人へアドバイスをしてきましたが、その中でもモラハラに苦しむ人は結構いました。

モラハラとは簡単に言えば精神的なDVです。

身体を殴ったり蹴ったりするようなことは無いのですが、言葉の暴力で人の精神を傷つけます。

そのような言葉の暴力をモラハラというわけです。

そして世の中にはモラハラで奥さんを傷つける旦那さんというのが存在します。

僕も色んな人の話を聞く中で、精神的に披露し深く傷ついている女性をたくさん見てきました。

そして実はモラハラを受けやすい女性や、モラハラ男を捕まえやすい女性には共通点があるんです。

そこを見直すだけでもモラハラから逃れることができたり、モラハラ夫の正しい対処法が分かったりします。

この記事ではそんなモラハラ夫になる原因や対処法などをお伝えしていきます。

1モラハラ夫の7つの特徴と原因

モラハラ夫になる人には特徴があり、その原因にも共通点があります。

ここを知っておくだけでどう関わっていけば良いのかのヒントになるので是非活用してください。

1-1外では良い人を演じる

モラハラをする人の特徴としては裏と表の顔があり、外では凄く良い人を演じます。

これは世間体を気にしているためです。

要はモラハラをする人は自分に自信が無く、周りの評価を凄く気にしてしまう傾向にあります。

だから家」では酷い態度を取っていても外付き合いではとても良い顔をし、世間的な評価を高める努力をするわけです。

そうやって自分のアイディンティティを保とうとします。

1-2正当化して妻の意見を受け入れない

モラハラをする夫は必ず自分を正当化します。
何か間違いを指摘されようものなら、ありとあらゆる言葉を使って相手をねじ伏せようとするんです。

これは自分のミスを受け入れる余裕が無いことの表れです。

[自分が間違えている=自分には価値が無い]という誤った解釈をしており、[何かを指摘される=自分は無能と評価された]という捉え方をします。

だからモラハラ夫は必死になって自分を正当化して、何としてでも相手をねじ伏せる必要があるんです。

自分の価値が無いと認識するのを凄く恐れています。

1-3相手の欠点をとことん指摘する

モラハラ夫は自分のことは正当化し、相手がミスをした時はとことん指摘します。

そうやって結果的に相手を傷つけていくんです。

ただこれは相手を傷つけることが目的ではなく、自分を守るために行なっています。

要は自分の欠点や無能さを受け入れられず、そこを自覚するのを潜在的に恐れているので、相手の欠点を徹底的に浮き彫りにすることで相対的に自分の価値を高くしようとしているわけです。

1-4怒鳴って威嚇するor物に当たる

モラハラ夫の中には都合が悪くなると怒鳴ったり物に当たったりするタイプもいます。

そうすることにより相手は怖がったり萎縮したりするので自分の思い通りに動かしやすくなるんです。

これはモラハラ夫が[自分の方が正しい=相手が自分の思いどおりに動くべき]と、勘違いをしているため起こります。

そしてモラハラ夫は[自分が正しい=存在価値がある]と歪んだ解釈をしているので、その手段として怒鳴ったり物に当たったりして相手より優位に立とうとするんです。

1-5被害者になる

被害者になるタイプのモラハラ夫もいます。

これは外付き合いの人達に[自分がいかに可哀想か]をアピールする場合もありますし、自分の奥さんに対してアピールする場合もあります。

外に対してアピールする場合は自分が被害者になることによって同情を集め、自分の味方を増やそうとするわけです。

そうすることで[自分は正しい、あなたが間違っている]という構図を作り、自分の正しさを証明しようとします。

 

奥さんにアピールする場合も同様で、被害者になり[いかに自分が大変か、どれだけ辛いのか]を伝えることで同情を誘い、自分の行いを正当化しようとするわけです。

 

結局これもモラハラ夫は自分の正しさを証明することでしか自分の存在価値を感じれないため起こる現象になります。

1-6距離を置いて無視をする

自分の思い通りにならないといきなり距離を置き無視をするモラハラ夫もいます。

無視をするくせに
「なぜ俺が怒っているのかも分からないのか」
「自分でよく考えてみろ」
などと、どうしてほしかったのかも直接は言いません。

 

これはそうすることで自分に気をかけてもらおうとしているわけです。

無視をすれば当然相手は気になります。
「どうしたのかな」
「私が何か悪いことしちゃったのかな」
など色々と考えてしまいますよね。

これがモラハラ夫の狙いになります。

つまり相手と距離を置くことによって注目を集めたいわけです。

すると相手よりも優位に立てるため、その状況を利用して自分の思い通りに相手を動かそうとします。

そうやって相手を思い通りに操って自分の正当性を証明することでしか自分の存在価値を認識できないんです。

1-7全ては自分が優位に立つために行う

これまでモラハラ夫の色んな原因や特徴をお伝えしてきましたが、全ては自分が精神的に優位に立つために行なっています。

モラハラ夫は一見[自分大好き人間、自信過剰男]に感じますが、潜在的には自分で自分の価値を感じることができないので、相手より優位に立つことでしか心のバランスを保てません。

だから自分の弱さを受け入れられないですし、それを隠すために必死になり、これまでお伝えしたありとあらゆる手段を使うわけです。

 

モラハラ夫を攻略するにはこの心の構造を理解しておく必要があります。

2モラハラのターゲットにされやすい人の3つの特徴

モラハラの被害者には特徴があります。
自分がその特徴にどれだけ当てはまっているかを知っておくと良いですね。

そうして自分を変えることでモラハラを跳ね除けられることもありますので。

では参りましょう。

2-1罪悪感を感じやすい

 
モラハラの対象になりやすい人は罪悪感を抱きやすく、[相手が機嫌を損ねたら全て私のせい]という解釈をしがちです。
 
 
ちょっとしたことでも、
「私が何かしちゃったかな」
「申し訳ないな」
と、罪悪感を抱くわけです。
 
 
例えば、罪悪感を抱きやすい人は
会社の廊下で同僚に挨拶したら無視された…
こんな出来事があった時、
 
「私が何か相手に嫌われるようなことをしちゃったんだ」
 
と悩んでしまいます。
 
 
でも、それってただの想像です。
 
 
  • ただボーッとしてて聞こえてなかった
  • 相手は考え事してたから気づかなかった
  • 単に急いでた
  • もともと反応が薄いタイプ
  • 別のことでイライラしてた
 
など、色んな解釈はできるはずなのに、罪悪感じやすい人は「私のせいだ」と解釈します。
 
 
こういう思考パターンがあるので、彼との付き合いの中で彼が不機嫌になったとしたら、それも「私のせいだ」と思いやすいんです。
 
 
そしてモラハラ男性はそういう性格を見抜いて利用してきます。
 
 
自分の思い通りにコントロールしたい時は、怒りをあらわにし、それを相手のせいにして罪悪感を抱かせるんです。
 
すると、罪悪感から出てくる申し訳なさからモラハラ男性の言うことを聞いてしまうんです。
 
 
そうやってどんどん支配されていきます。
 

2-2他人の顔色をうかがう

 
モラハラを受けやすい人は、罪悪感を抱きやすい上に、嫌われることを非常に恐れているため、他人の顔色が気になってしまいます。
 
 
だから自分がやりたいことや、自分が好きなことなどよりも、周りが望むことや、周りが期待することをやろうとする傾向にあります。
 
すると、自分の意思が無くなってくるんです。
 
常に人の顔色を気にして色んなことを選択をしてきたので、自分一人では色んな決断ができなくなってきます。
 
 
すると、何でも自分の意思で決めようとするモラハラ男が「決断力のあるリーダー性のある男」に見えてくるわけです。
 
実際は単なる自己中心的な思考なだけであっても、自分には無いものを持っているので、「凄いな」と憧れてしまうことがあります。
 
 
だからその勘違いによってモラハラ男を引き寄せやすいんです。
 
 
そして付き合えば、自分の意思は無いですし、顔色をうかがうので彼の意見に従います。
 
もし仮に彼の考えに反対したとしても、不機嫌になられたら罪悪感によって辛くなりますし、嫌われるのも怖いので、どちらにせよ従うしかないわけです。
 
そうやって徐々に支配されていきます。
 

2-3愛情に飢えている

 
モラハラ男性のターゲットになりやすい人は愛情を欲していることが多いです。
 
自分に自信が無く、誰かから必要とされることで自分の存在価値を認識してしています。
 
 
心の満たされない部分を愛情で埋めたいわけですが、その基準は「求められること」なんですよね。
 
 
だから必要とされると、たとえ都合よく利用されているだけだとしても応えようとしてしまいます。
 
しかも要求を断ることによる罪悪感を抱きやすいので、余計に利用されやすくなります。
 
 
そして一番の問題は
自分が愛されるための唯一の方法は相手の要求を満たすこと
という価値観を持っていることです。
 
 
愛情を欲しているわけですが、その愛情を獲得する手段が「相手の要求を満たすこと」であり、それ以外の方法が分からないんです。
 
 
ただ、結局は相手の要求を満たすことは愛情には繋がらないので、都合よく利用されやすく、支配されていきます。
 

モラハラ夫の4つの対処法

3-1自分を取り戻す

 
モラハラする旦那さんから抜け出せない人や支配されてしまっている女性の多くは、自分の意思や自分の存在価値などを感じにくくなっています
 
それは旦那さんがあなたの価値を下げる発言をしたり、罪悪感を抱かせる態度を取って支配していたりするというのもありますが、
 
もともとの性格的に自分を責めやすかったり、自分に自信が無かったりするので、そこから改善していく必要があるわけです。
 
 
だから自分の存在価値や自信や意志を取り戻していく必要があります。
 
その辺の方法は長くなるのでこちらの記事を参考にしてみてください。
 
 

3-2逆にモラハラ性格を利用する

モラハラ男性は特に
  • 特別な存在でありたい
  • 尊敬されたい
  • 認められたい
などの承認欲求が強いです。
 
 
なので、褒めたり、おだてたりすると、簡単に動いてくれることも多々あります。
 
 
例えば実際にあったケースとしては、とある奥さんは家事を全くやろうとしない旦那さんに対して、またまた何かを片付けてくれた時に、「ありがとう!助かるよ!」と思いっきり感謝を伝えるようにしたんですよね。
 
 
また、「お前はそんなことも分からないのかよ!」と、言われた時は、
 
「私は分からないから教えて!手伝ってよー」と頼るようにしたました。
 
そして手伝ってくれたり、教えてくれたりしたら、「すごーい!さすがだね!ありがとう!」と、喜びを全力で伝えるようにしたんです。
 
 
そしたら旦那さんは得意げな表情で色んなことをやるようになりました。
 
何をやっても「すごーい!」と褒めて、自尊心を高めてあげたわけです。
 
 
そしたら気分良く動いてくれて、手のひらの上で上手に転がしつつ、旦那さんも家事をやるようになりました。
 
 
こんなふうにモラハラタイプの性格はある意味とても分かりやすく、対立するよりも戦略的に撤退した方が上手くいくこともあります。
 
 
この辺は幼い男の子を育てているような感覚にもなりますが、実際、モラハラ男性のメンタリティは承認欲求の強い男の子に近いです。
 
 
上手に手のひらの上で転がしてあげましょう。
 

3-3正面から向き合う

 
正面から向き合うのも一つの手段です。
 
これは最もエネルギーが必要であり、それなりの覚悟が要ります。
 
 
要はモラハラタイプの人は承認欲求の塊であり、それはある意味、弱い自分を周りからの評価で隠したいわけです。
 
 
自信が無いからこそ偉そうにしますし、人を信じるのが怖いからこそ支配してコントロールしようとします。
 
モラハラ男性の本質は凄く弱くてモロいんです。
 
だから、その弱さを自覚してもらい、その弱いところも含めて抱きしめてあげられたら、モラハラ気質が変わってくることもあります。
 
 
ただ、それをやるには物凄くエネルギーが必要で、人生をかけて向き合う覚悟が無いとできないこともあるので、本気度が重要になります。
 
 
そんな本気の関係を築くための対話の方法はこちらの記事を参考にしてください。
タイトルはカップル向けになってますが内容はかなり本質的なのであらゆる場面に使えます。
 

3-4いち早く別れる

 
ソッコー別れた方が良い場合もあります。
 
物凄く心が病んでしまっていたり、健康上の問題が発生するほどだったり、向き合うどころでは無い場合、離れた方が早いこともあります。
 
 
実際、離れたことでどんどん回復していく人も見てきましたし、自分を取り戻せた人もいます。
 
 
ただし、別れる話になった時、モラハラ男性は「申し訳なかった」「改善する」などの、反省の色を見せて引き止めようとしたり、
 
 
それが通じないと、
「誰のせいでこうなったと思ってるんだ」
「お前のせいでこんなに大変なことになっている!」
などの、責任転嫁によって罪悪感を抱かせようとしてきます。
 
 
要は、罪悪感によってコントロールしやすいというのを知っているので、それを利用してくるわけです。
 
ここでその手に乗ってしまうと中々別れられなくて泥沼にハマりますので、もし離れる方向で決めたのであれば、隙を一切見せず、スパッと離れることをオススメします。
 
 

4まとめ

モラハラは精神的な暴力のため見えづらく、知らない間に心が蝕まれていきます。

そうならないようにもっと自分と向き合い、思考パターンを自覚して、考え方から変えていけるようにしましょう。

そして自分をもっと大切にしてください。

 

さて、ここまで真剣に読んだ方は

・自分への自信ってどうやってつけるの?
・相手に弱さを自覚させるには具体的にどうしたらいいの?
・自分の基準ってどうやったら身につくの?
・自立するにはどうすればいいの?
・自分と向き合うって何をするの?

など、色々な疑問が出てくると思います。

その辺のさらに具体的なことに関してはこちらの無料Ebookに乗ってますので是非ともこの機会に受け取ってください。

 

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2 件のコメント

  • かつての知人にそっくりです。。好きな人だったのですが、付き合う話になったのですが、何故かうまくいかなくなり、付き合う話が消えました。
    友人に概要を話したら、「その人、モラハラするタイプだ」と。。当初はそんなこと、信じられず、私の何が悪かったのだろう?と自答自問してたのですが、モラハラを検索したら、出てくるわ、出てくるわ。。行動があまりにもその人に似てまして。多くの友人から、付き合わなくて良かったと再三言われてます。
    その彼、再婚したらしいのですが(離婚歴有り)、いつまで保つんでしょう。。

    • 確かに付き合わなくて良かったと思います。
      モラハラをする人と付き合うと自己肯定感がどんどん下がっていくので!

      モラハラをする人が相手として見つけてくるのは「自己肯定感が低く依存心が強い人」です。
      「支配したい男性」と「依存したい女性」でバランスが釣り合うと意外に長く続いたりもします。

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