「なんであのカップルはいつまでも仲良いんだろう?」
そんなことを思ったことはありませんか?
付き合いだした時「直ぐに別れてやろう」なんて思う人はいないはずなのに、長続きするカップルと、短期間で終わってしまうカップルが存在します。
ここでは
- 直ぐに別れる原因
- 長続きさせるためのテクニック
- 相手の気持を見抜く方法
- 圧倒的な魅力を付けて相手を惹きつける方法
いつも直ぐに別れてしまう人は自分を見つめ直すきっかけにして、いま恋人と上手くいってない人は相手が本当は何を考えているのかを見抜くヒントにしてください。
1なぜいつもすぐに別れるのか
まずは直ぐに別れてしまう原因について考察してみましょう。
これからその4つの原因を解説していきますが、自分が当てはまる場合もありますし、相手が当てはまっている場合もあります。
自分と向き合う手段か、相手を理解する手段として使ってください。
1-1自分の足りない欲求を満たすために付き合ってるから
よくあるのは
- 寂しいから→[自分の存在価値を満たしたい]
- 性欲のため→[性欲を満たしたい]
- 自分を飾りたいから→[自己顕示欲を満たしたい]
- 世間体が気になるから→[自分の存在価値を満たしたい]
これら全ては自分本位の理由であり、そこに相手は存在していません。
そしてそんな理由で付き合い始めると不満も多くなりケンカが絶えなくなります。
だから相手が自分の思う通りにならないと非常にストレスが溜まります。
そして何かと衝突するんですよね。
そして原因はは一つではなく複合している場合がほとんどです。
[寂しいから]+[世間体が気になるから]や
[性欲のため]+[自分を飾りたいから]などです。
早く別れるカップルの特徴が少しずつ分かってきたでしょうか?
さて、ここからは個別で細かく考えていきましょう。
①寂しいから
「寂しいから付き合った」これは女性によく聞くパターンですよね。
「寂しいから身体の関係になってしまった」こういうのもよく聞きます。
これは結論から言いますと、自己肯定感の低さが原因です。
要は自分の存在価値に自信が無いから、相手から必要とされることで自分の存在価値を感じようとしているんです。
それがたとえ求められているのが体だけであっても…。
こういうタイプの人は恋人がいない状態だと、自分の存在価値が無くなる気がするため凄く不安になります。
すると不安から逃げるために、大して好きじゃない相手に告白されても「私が必要とされてる!」と感じれれば付き合います。
しかし当然好きな訳ではないので「ただ私を満たして欲しい。」というのが心の奥底にあります。
だから、もし[特に好きでもない上に、欲求すら満たしてくれない!]となるとケンカが多くなるんですよね。
その結果、欲求が満たされないと相手にも飽きてしまい、次を求めたくなります。
また、その満たして欲しいという欲求が表面的な場合は、ちょっと付き合えば直ぐに満たされてしまうので、自分がお腹いっぱいになれば早々と相手に飽きてきます。
そして結局すぐに別れるという訳です。
②性欲のため
身体の欲求を優先して付き合った場合、求めているのは快感であり、身体の欲求さえ満たされれば満足します。
すると相手への想いやりが足りなくなるんですよね。
そもそも身体の欲求優先で付き合った訳ですから、それ以上のことは求めてない訳です。
そうなるとコミュニケーションもデートも記念日も雑になり、相手から不満が出ます。
そして最終的には面倒くさくなり、すぐに別れる訳です。
③自分を飾りたいから
条件の良い人と付き合うことで自分の評価を上げたいんですよね。
要は恋人をアクセサリー感覚で捉えている訳です。
こうなる原因としては自分に自信が無いから、皆んなが羨ましがる良いモノを身につけたいんです。
そーいう人にとって恋人はブランド品みたいなモノなので、期間がくれば飽きますし、周りから羨ましがってもらえなければ価値はありません。
また、付き合った後に自分のステータスを下げるような欠点が相手に見つかれば、かなりのストレスになります。
例えば、
- 実は年収が低かった
- 実はギャンブルにハマってた
- 実は学歴が無かった
まぁ、条件が目的で付き合ってるのであればそこが許せないのも当然ですよね。
また、ブランド品で身をまとっただけでは自分の根本は解決できないのと同じように、条件の良い相手を恋人にして自分のステータスを上げようとしても、必ず付き合う中で根本となる問題が出てきます。
その時にちゃんと相手と向き合うことができず関係が壊れます。
そうやって直ぐに別れていきます。
④世間体が気になるから
これも結局は自分に自信が無いから周りの評価が気になるんですよね。
だから例えば、自分の所属するグループの人達が皆んな誰かと付き合っている状態だと、自分だけフリーであることが気になります。
その上、誰かから「彼氏は作らないの?」なんて言われれば焦りが出ます。
そうして周りに急かされて、妥協した相手を恋人にしても長続きする訳ないですよね。
そうやって直ぐに別れていきます。
先ほどもお伝えしましたが、
この①〜④の全てに当てはまる場合もあれば、
①+②のような場合もあります。
ほとんどの場合、原因は単体というより複合的なモノなので、もし直ぐに別れてしまう人は思い返してみると何かヒントがあるかもしれません。
1-2自分に自信が無いから
「こんな自分となんで付き合ってくれてるのか謎」
…こーいう想いがあると、ちょっとした事で不安を感じやすくなります。
自信がなさ過ぎるパターンです。
自分に自信が無いので
・常に振られる不安を抱え、
・連絡が遅くなれば浮気を心配し、
・勝手に不機嫌になり、
・相手を試すようなことをし、
→相手が疲れ果てて別れを告げられます。
更に重症化すると被害者意識が加わります。
自分が不安に駆られて相手を困らせる態度を取ったためにフラれたにも関わらず、
「やっぱり男(女)は信じられない!」
と、自分が被害者になって相手のせいにするパターンです。
これは相手にフォーカスしており、自分の不安と向き合っていないので誰と付き合っても繰り返します。
1-3心を開いてないから
心を開くのが恐くて本音が言えず、良い子を演じてしまいます。
ここで言う「良い子」というのは、相手から求められる理想像です。
例えば恋人に「優しい人が好き」と言われれば頑張って優しい自分を演じますし、「面白い人が好き」と言われれば頑張って面白くなろうとします。
ただこれは本来の自分では無いので非常に疲れるんですよね。
また、自分の想いがあっても常に相手の顔色を伺うため自分の要求は通せません。
例えば、会いたくなっても素直に「会いたい」と言えません。
寂しくても甘えられません。
だからワザと拗ねてみたり…
ちょっと距離を置いてみたり…
本音とは違う行動を取って相手の気を引こうとします。
そうして相手が自分の期待通りのリアクションを取ってくれないと、ストレスが溜まります。
その不機嫌さが伝わればもちろん口論になりますし、毎回そんなやり取りでは相手も疲れてしまいます。
たった一言で良いから素直に「会いたかった」と言えば済む話なのに…。
このように
相手の求める「良い子」を演じている上に、
自分の本音も言えない…
そんな付き合い方を長く続けていけないので、心が疲れてしまい直ぐに別れます。
1-4相手の価値観を受け入れられないから
意見が分かれた時などは、自分の正しさを証明しないと気が済みません。
これも元をたどっていけば「自分に自信が無い」というのが原因です。
自信が無いので、自分と違う考えを主張されると自分の価値を否定された気分になり、どうしても認められません。
要は相手の価値観を受け入れる余裕が無いんです。
だから自分の考えを貫くことで正当性を証明し、自分の存在価値を感じようとします。
でもこれを無理やり押し通すとケンカになるのは目に見えてますよね。
可愛いワガママくらいなら良いですが、自分の価値観を押し付けるのは相手にしてみればストレスです。
当然そんな関係では長くは続きません。
だから直ぐに別れてしまいます。
短期間で別れてしまう原因は何となく分かってきたでしょうか?
次はここを踏まえて、簡単な4つのテクニックを紹介します。
2いつまでも仲良くいるための簡単な4つのテクニック
相手がそんなに構ってくれなくても他のことで十分に充実してる訳ですから。
なので結論から言いますと、
何か恋愛以外に熱中できるモノを見つけましょう。
仕事でも良いですし、趣味でも良いです。
「自分の感情を自分で満たす」というのが非常に大切になります。
恋愛に依存してしまう人は
《恋愛以外の人生の楽しみ方を探求してないんです》
人は本質的に感情が動かされるモノを楽しいと感じる生き物なので、恋愛は丁度良いんですよね。
恋愛は凄く感情が動くじゃないですか。
だから楽しいんです。
ギャンブルにハマる人も同じ原理です。
外れた時の絶望感や、当たった時の高揚感など、感情体験が豊富で脳内で快楽のホルモンがたくさん出ます。
つまりギャンブルはお金が欲しくてやってる訳ではなく、日常で感情を大きく動かす体験が無いから、その刺激を求めてやってるんです。
要は恋愛もギャンブルも本質的には感情体験を求めているということです。
ならば感情体験ができるような趣味や仕事を見つければ、恋愛に依存することなく人生を楽しめますよね。
ちなみに僕がオススメするのは
「他者と関わりを持つ趣味や仕事」です。
例えば、趣味なら団体競技のスポーツ、バイトなら接客業などです。
多くの人と関わり、色んな価値観に触れて視点が増えることで、自分の考え方も変わります。
すると自分の可能性も自然と広がってくるでしょう。
そういった意味では読書や映画なども「作者」という一人の人間の価値観に触れることができますし、凄く勉強になるのでオススメです。
そうやって色んな価値観に触れて視点が増えていけば、自分の自信の無さや、寂しさの原因などもハッキリ分かってきます。
2-2常に素直でいる
相手の気を引くためにワザと距離を置いてみたり、不機嫌になってみたりするのは相手を困らせます。
他人の心理を汲み取ることができるパートナーなら良いですが、読みとる方も疲れてしまいます。
自信が無いと素直に本音を表現するのは恐いかと思いますが、少しずつチャレンジしていってください。
「あ…本音を言っても大丈夫なんだ!」
という経験の積み重ねが徐々に自分の考え方を変えていきます。
逆に自分は相手の本音を汲めるように理解力を上げて、良好な関係を築きましょう。
2-3感謝の言葉を言う
愛情表現として「好きだよ」とは言いますが、
「いつもありがとう」とは伝える機会がありませんよね。
恋人が寂しがり屋の場合や自分に自信が無い人の場合など、感謝の言葉をかけてあげるとかなり効果的です。
特にそーいう人は存在価値を認めてあげる言葉が凄く相手に響きます。
例えば「……と一緒にいるだけで凄く癒されるんだよね。おかげで仕事のストレスが解消できるよ。いつもありがと。」などです。
特に何をしている訳でなくても、あなたが存在しているだけで私に価値を与えているという事実を伝えてあげることが重要です。
2-4スキンシップをとる
綺麗なセリフを沢山言うより、30秒ハグした方が効果的です。
一番良いのはハグしながら感謝の言葉を伝えたり、愛情表現をしたりすることですね。
ただ、スキンシップをとりたくても自分からアプローチできない人もいます。
凄く恥ずかしかったり、拒否られた場合を想像したりすると恐いんですよね。
それでも勇気を持ってチャレンジしてみてください。
手を繋ぐ、頭を撫でる、寄っかかる、
その程度でも良いと思います。
少しずつアプローチしてみましょう。
逆に相手が寂しがり屋や自分に自信が無い人だと見抜いたら、自分から積極的にスキンシップを取りにいって上げてください。
3良好な関係を長続きさせるための方法
まずは自分へフォーカスし、自分と向き合うことがスタートラインになります。
そして自分と向き合い、自分を理解できるようになると、相手の心理がよく分かってきます。
ここでは自分を理解する方法と、相手の価値観を見抜く方法をお伝えしていきます。
3-1自分自身の奥底を知る〜自分の探求〜
関係が上手くいかない人というのは自己理解が甘い場合がほとんどです。
自分の本音すら自分で理解していないこともあります。
それでは素直に本音を伝えることすらできません。
なのでまずは自分を知り、本当の欲求を自覚しましょう。
基本的にイライラした時や、不安に感じた時や、ストレスを感じた時は必ず自分の中に原因があり、それを投影しているだけです。
ここを自覚して自分にフォーカスしないと成長はあり得ないです。
例えばスポーツで負けた時、
「負けたのは審判が微妙だったから」
「コーチが前日に無茶させたせいでコンディションが悪かったから」
「大雨で天候が最悪だったから」
このように自分のパフォーマンスの低さに目を向けず、いつも自分以外の何かのせいにしてる人が勝てるようになると思いますか?
無理ですよね(笑)
これではは一生弱いままです(笑)
そして、イライラした時や不安に感じた時に相手のせいにしている人は、スポーツで負けた時に自分以外の何かのせいにしてる弱い人と同じなんです。
スポーツの例だと分かりやすいですが、恋愛ではどーしても相手のせいにしたくなります。
ただ勘違いしないでほしいのですが、
弱くても良いんです。
僕も今になっても相手のせいにはしたくなりますし、まだまだその辺のザコと同じです。
でもそれを認めて受け入れてます。
自覚した瞬間に選択肢が生まれるんで、
それだけでも前進です。
まずは「認識すること」これが大切になります。
そして自分の弱さを自覚をした後は「自分はなぜ今の言葉でイライラしたんだろう。」ということを徹底的に掘り下げます。
ここで分かりやすくするために僕のエピソードをお伝えします。
①僕がヘタレだった過去
当時は付き合っていた彼女から理由もなく
「明日は予定入ったから会えなくなった。ゴメンね。」
などと連絡が来ると非常にモヤモヤしてました。
イライラしたり、不安になったり…。
今思えば「お前は女子か!」ってツッコミたくなりますね(笑)
で、その当時はどういうふうに思ってたかというと
「まぁ、そういう時もあるか。きっと今は忙しいんだろう。」
「俺もやらなきゃいけない課題があったから丁度良いや。」
と、自分を納得させる時もあれば、
「予定入るなら最初から約束するんじゃねぇよ」
「最近そーいうの多いから会う頻度減らすか…」
などイライラしている時もありました。
まさに被害者意識と自己正当化の典型例ですね(笑)
いくら自己正当化しても、いくら相手を責めても、
「なぜイライラするのか」という根本原因を解消しない限り何度でもストレスは溜まります。
で、見事に僕は毎回イライラして無限ループにハマってたんです(笑)
で、ある時僕は自分のイライラする原因を掘り下げました。
「なぜ会えなくなるとイライラしたり、不安に感じるんだろう」と。
以下は僕の心の中の会話です(笑)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
A=掘り下げる僕 B=自己正当化のクソな僕 Aなぜ急に会えなくなるとイライラするんだ? B[せっかく予定を空けていたのにそれが無駄になるからかな…] A本当に理由はそれだけ? Bいや。それでも彼女のドタキャンにはモヤモヤするな。 Aじゃあ、[予定が無駄になるから]は違うやん。 B確かに・・。じゃあ他に理由は何だろ。 Aでも、先月は1回しか会ってなくても平気だったじゃん。 B確かに。あんまイライラはしなかったな。 Aなんで先月は会えなかったのにイライラしないの? B電話も沢山してたしな… Aなんで電話していれば会えなくてもイライラしないの? B彼女からの好意も感じれるし、不安にならなかったからかな。 Aてことは、彼女からの好意をもらって不安さえ無ければ会えなくてもイライラしないんだろ? Bそうか。じゃあ俺は会える会えないに関係なく、不安に感じるとイライラするんだ。 Aなんで理由もなくキャンセルされるのが嫌なの? B理由が無いと「何してるんだろ。なんで理由を言わないんだろ」って不安になる。 Aでも例えば男友達にキャンセルされても不安にならなくね? B彼女が理由を言わないと、他の男と遊んでるのかもって思う。だから不安になる。 Aなんでそんな不安を抱くの? B自分に自信が無いんだろな。 Aでも最初の彼女の時はそんな不安は微塵も無かったじゃん。いつからそんな女々しくなった? B確かに。いつからだ? Bあぁ…二人目の彼女の時か。 Aそれがトラウマなってんだろ? Bそうだな。この出来事が元凶か。 |
ーーさて、ここまで僕の心の会話を聞いて、僕が相当のヘタレだったことが分かるかと思います(笑)
僕Bはトラウマから目を背けようとして、あれこれ理由をくっつけてます。
クソですね(笑)
で、掘り下げた結果「2人目の彼女の時に他の男に彼女を取られた」というトラウマがあることを自覚しました。
《ここからがポイントです》
この出来事は思い出したくなくて、フタをしたい過去です。
だって超ダサくないですか?
彼女を他の男に取られるって(笑)
だから知らないフリをして人は隠すんです。
でも、そーやって隠すと後になってから僕のように自分の人間関係を締め付けます。
だからトラウマだろうが何だろうが、クソな自分と向き合わないといけないんですよ。
そうして「なぜ自分は不安になるのか」…その根本となる原因を見つけましょう。
そして見つけた後はトラウマの捉え方を変えます。
その時に重要になってくるのが「物事には必ず裏と表がある」という考え方です。
②物事の裏と表を考える
トラウマの解消法をお伝えする前に必ず持って欲しい視点というのがあります。
それが物事には必ず裏と表があるということです。
例えば性格などは代表的ですよね。
- 何事にもビビり→慎重でミスが少ない
- 優柔不断→思慮深い
- 短気→アツくなれる
- 周りの顔色を伺う→協調性がある
- 嘘が上手い→相手が何を言えば喜ぶのか分かる
などですよね。
性格には裏と表の二面性があるんです。
ここから分かることは、性格に短所も長所も無く、あるのはその人の特徴ということです。
そしてその特徴が良いか悪いかは自分ではなく、環境や状況が決めるんです。
例えば、普段から嘘ばかり付く人は信用できないですが、[相手に何を言えば喜ぶのか分かる]という特性を活かせば、キャバクラやホストで働くと物凄く価値を生みます。
嘘を付くのは悪い印象がありますが、
瞬間的な楽しみを得る空間においては最高のサービスです。
このように自分の特徴はどこで発揮するかによって効果が大きく変わります。
そしてこの裏と表は出来事にも当てはまります。
恋人にフラれた…
両親が離婚した…
会社をクビになった…
彼女がメンヘラだった…
出来事にも必ずポジティブな側面とネガティヴな側面があります。
もし、悪い側面しか見えていないのであれば視点が少ないということです。
例えば、メンヘラ彼女に捕まった場合。
かなり彼氏には精神疲労が溜まりますし、時間もエネルギーも割かれますよね(笑)
しかし、精神疾患を持つ人と接することにより、人間理解は深まります。
「どこで悩み、何に躓き、どう会話すれば良いのか…」ここに頭を使い、相手を観察することによって、人が陥る負の思考パターンをリアルに学ぶことができます。
そしてその相手の意欲を引き出す方法を会得すれば、それは部下でも友達でも家族でも相談に乗るときに活かせます。
これはあくまで一例ですが、このように出来事にも裏と表があり、それを冷静に見れるかどうかがポイントになります。
③捉え方を変えていく
上記でお伝えした[物事には必ず裏と表がある]ということを前提に先ほどの話に戻ります。
その前提を持って考えてみると、
僕の「彼女を別の男に取られた」っていうのは勝手に僕がトラウマにしているだけで、出来事自体には良いも悪いも無いんです。
で、
勝手に悪い面だけを受け取り、
勝手にトラウマにして、
勝手に今の自分を締め付けてるだけです。
つまり勝手に自分で苦しくなるように選んでるんですよ。
だから僕は考えました。
「本当にあの経験はトラウマなのか?」
と。
よくよく考えていくと、僕が人間理解へ興味を持ったのはその経験からです。
- 精神疾患の彼女とどうやったら仲を深められるか。
- どうやって言ったら想いが伝わるか。
- 病んでる時はどう接したら良いのか。
- なぜ僕の言葉ではなく、他の男の言葉の方が彼女に響いたのか
などなど、
かなり勉強しましたし、
その難しさも体感しました。
おそらくあの彼女との体験が無ければ僕は人間理解を深める道へ入らなかったでしょう。
ということは、今の僕もいません。
つまり、
彼女のおかげ&彼女が奪われるという衝撃的な体験のおかげで、僕は人間理解を深めるスタートをきれました。
「なんだ。スゲー大切なターニングポイントだったんだな。彼女に感謝だわ。」
そう心から思えた時、スーッと何かが消えました。
そして彼女のドタキャンにも動じなくなり、不安も一気に消えました。
さて、ここまで具体的な例もお伝えしていきましたが、
これが自分を知り、自分と向き合うということです。
④感情のコントロールなんて意味ない。
よく巷では「感情をコントロールしましょう。」などと言われていますが、こんなの意味ないですね(笑)
なぜなら先ほどの僕の例で言えば
「俺もやることあったし。ドタキャンも丁度良かったわ!」とか「きっと忙しいんだろな。」
などと無理やり理由をつけて納得しようとしてるだけです。
これで解決しますか?
完全にその場しのぎですよね。
そんなんで成長するはずが無いです。
スポーツで言えば
「今日は審判がクソだった」
「グラントの状態が最悪だった」
などと言い訳をして自己正当化をし、自分の感情を無理やり鎮めているだけです。
それをやり続けているうちは一生ザコですよね。
だから表面的に感情をコントロールするなんてクソの役にも立たないんです。
感情はコントロールするのではなく、自己理解を深めるために利用してください。
是非とも自分と向き合ってください。
負の感情を見つければ見つけるほど自己理解が深まります。
これが習慣化すれば仕事や友人関係や親子関係など、すべての人間関係でストレスが減ります。
人生の全てに役に立つので是非取り入れて欲しいです。
3-2相手のことをもっと知る〜相手の心を見抜く〜
ここでは相手を理解していくためのポイントをお伝えします。
①相手の歴史に興味を持つ。
負の感情を掘り下げる作業を何度もやっていくと、自分の感情的なリアクションには必ず理由があることに気づきます。
そしてその理由は過去の出来事が起因していて、それまでの生き方が反映されてることにも気づきます。
つまり、今の自分の言動、態度、性格、全てにおいて歴史があるんです。
ここがハッキリ自覚できると視点が変わります。
他人がイライラしていたり、態度に表れていたりすると、
「自分に歴史があるということは、あの人にも歴史があるんだろうな。どんな歴史をたどってきたんだろ。」
という部分に自然と目を向けるようになります。
見るべきポイントが変わってくるんです。
表面的な態度だったり、言葉ではなく、相手の歴史を見るようになります。
だから「お前ウザいな」「マジでキモい」
…なんて言われても、感情的になることが減るんです。
だってそれは表面的な言葉であり、そこを見ても意味が無いから。
そして人の本質は歴史にあるので、そこを見るようになると深く相手を理解できるようになります。
この視点を手に入れることこそが他者理解のスタートラインです。
そして、
自分と似たシチュエーションで、
自分と同じような態度をとる人を見ると、
その人の気持ちが分かってきます。
「あぁ〜、この人はあの頃の自分と似てるわ。てことは、この態度の背後にはあんな感情があるんだろな…」というのが想像できるんです。
このように自己理解を深めて自分の中でデータを溜めていくと、あらゆる場面で相手を理解できるケースが増えてきます。
そうやって相手の気持ちが理解できれば関係は良好に保てますよね。
②具体的にどうやって相手の心を見抜くのか
特に
- 今までどんな恋愛をしてきたのか、
- どんな家庭環境だったのか、
- 両親との関係はどうだったのか、
例えば
「両親は夫婦の仲が悪く、いつもケンカしていて恐かった」「その反動で学生時代に引きこもってた頃があった」という情報を得たとします。
これだけでもある程度予測ができます。
両親の仲が悪いと、子供は何をするにも親の顔色を伺うようになります。
そして色んな欲求を抑圧しています。
すると両親からの愛情を十分に受けてこなかった場合、自分に自信が無くて、自分の本音を中々言えない大人になることがあります。
また引きこもってたことを考えると、相手から距離を置くことで注目を集めようとするパターンの可能性が高いです。
子供というのは両親からの愛情を感じれないと色んな手段を使って注目を集めようとします。
「引きこもる」というのは相手から距離を置くことで心配してもらい、注目を集めようとしている訳です。
あくまで予測なので実際のところは付き合っていく中で、今の相手を見て理解を深めていきます。
例えばケンカになった時も本音を言わず、「もうどうでもイイや」と投げやりになったり、「別に気にしてないから」と言って離れて行ったりして、相手と距離を置こうとする場合。
それは確実に両親との関係が影響してます。
構ってほしい時の注目の集め方って両親との関係の中で得たパターンが確実に出るんですよね。
つまりそうやって離れていくことで本当は構って欲しいんです。
ここで相手の歴史が理解できていれば、「学生時代に親子関係が原因で引きこもっていたという過去を考慮すると、相手の言葉を鵜呑みにしてはいけないな」 というのが分かりますよね。
そうすればケンカになる確率はグンと減ります。
逆に相手の歴史を理解していないとどうなるでしょうかね。
おそらくは
「なんで気にしてないって言ったくせに不機嫌なの!?」
「何で分かりにくい態度を取るの?!」
「最初から素直に言えばいいじゃん!」
ってケンカになります。
相手の歴史を知っているかどうかでは対応が180度変わるんです。
だから相手の歴史を知って、価値観を理解することが大切になります。
ちなみに、
この視点は恋人に限らず全ての人間関係に使えます。
仕事、親子、友人、兄弟、全ての関係が良好になるでしょう。
是非とも活用してください。
3-3恋人は最高のメンター
「一人の人間としっかり向き合う」という体験は自分の人間的なレベルを上げてくれます。
自分の理解も深まり、
他人の理解も深まり、
視点も広がり、
ストレスも一気に減ります。
つまり恋人というのはそーいう成長をさせてくれる唯一の存在なんです。
身近で自分の感情を大きく動かしてくれる存在って恋人くらいですよね。
だってケンカをすれば悩みますよね?
どうやって伝えたら分かってもらえるか考えますよね?
何をしたら喜んでもらえるのか想像しますよね?
そーやって自分と向き合うキッカケをくれるんです。
相手の気持ちについて考えるキッカケをくれるんです。
そう考えたら恋人って本当にありがたい存在なんですよ。
常に心の片隅にそういう想いがあれば、もう少し相手を尊重できるようになると思います。
恋人は最高のメンター…
これからはこのマインドを持って相手との関係を作っていって欲しいと思います。
4「一生この人と一緒にいたい」…と相手から思われる程の魅力を付ける方法
4-1いつまでも成長し続ける
自己理解を深め、相手の理解も深めていけば、
必ず自分の人間的な成長があります。
そして人は日々成長する姿に魅力を感じます。
変化がないものには飽きがきますが、常に成長し続けていれば、いつも新しい価値を与えることができ、何度でも惚れ直させることができます。
そしてここで重要になってくるのが「価値を与える」という部分です。
自分が成長しているだけでは相手を惹きつけるには足りないです。
更に大切なことがあります。
4-2相手の可能性を広げる
3-2のパートで相手の心を見抜く方法をお伝えしましたが、
相手の歴史を知り、
相手の価値観のルーツが分かると、
相手の変えた方が良い思い込みというのが見えてきます。
例えば、中々自分の本音が言えない人がいたとします。
相手の歴史を探ってみると過去にイジメに遭っており、「自分には価値が無い」というトラウマになっていることが分かりました。
もしこーいう人がいたらどう思いますか?
「自分には価値が無い」…コレって完全に思い込みですよね。
そしたらその「自分には価値が無いんだ…」 という思い込みを取り外してあげることができたら、凄く相手の可能性を広げることができる思いませんか?
そして思い込みを外してもらえた方はあなたに物凄く感謝をし、同時にあなたは「可能性を広げてくれる貴重な存在」という位置付けになります。
これは本当に強力な魅力となり、単純に「好き」というだけでなく、尊敬や憧れといった感情も生みます。
しかし、中々本音を言えない人に対して
「素直に言えばいいじゃん。」「回りくどくて面倒だな。」などと思ってしまい、表面的な部分しか見えてないのなら相手の可能性を広げることはできないんです。
自分自身を知り、
相手の歴史を知り、
価値観のルーツまで理解できるからこそ、
相手の悪い思い込みに気づくことができるんです。
そして成長し続けるということは、相手の思い込みを見抜ける可能性が上がるということです。
思い込みを見抜けるということは、相手の可能性を広げられる回数が増えるということです。
だから成長し続けると魅力は増しますし、相手を強力に惹きつけておくことができます。
自己理解や他者理解や成長し続けることの重要性は理解していただけたでしょうか。
日々の中で是非とも取り組んでみてほしいと思います。
5まとめ
「一人の人間としっかり向き合う」という経験が、どれだけ自分を成長させるかが理解できたかと思います。
自己理解を深め、他者理解を深め、相手の悪い思い込みを見抜き、相手の可能性を広げる…
そんなスキルを身につければビジネスも親子関係も友人関係も上手くいきます
その全ての成長のキッカケを恋人がくれるんです。
そう思えば感謝の気持ちも湧いてきますよね。
そうして相手を大切にしながらお互いが成長できる関係を育ててもらえたら嬉しく思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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