嫉妬心を克服し人付き合いを劇的に変えるためのポイント4つ

どうも。高橋です。
今回のテーマは「嫉妬」になります。 
 
この嫉妬という感情は厄介ですよね?
「何であの人ばっかり!」「アイツなんか失敗すればいいんだ。」と、イラついたり、
「友達にこんな感情抱く自分は最低だ」 「自分は何て醜いんだ…」と、自己嫌悪に陥ったり、非常に不快な感情です。
 
僕も昔はよく嫉妬してましたし、今でもすることはあります。
ただ、僕は嫉妬と向き合う方法を会得したのでストレスを溜めることは無くなりました。
 
ここでは嫉妬の原理を解明し、嫉妬という感情を上手く活用し、人間関係まで変えていく画期的な方法をお伝えしていきます。
 

1嫉妬の正体とは

1-1劣等感

 
嫉妬は劣等感によって生まれます。
 
比べた時に自分の方が劣っていると思うからこそ、嫉妬する気持ちになるわけです。
 
圧倒的に自分が勝っていると思っていたら嫉妬はしないですからね。
 
 
例えば幼稚園児に何を言われても動じないですし、幼稚園児が褒められていてもそれを見て嫉妬心も出ないかと思います。
 
 
それは色々な面で自分の方が圧倒的に上だと思っているからですよね。
 
 
 
つまり逆を言えば、嫉妬をしている時は劣等感を抱いており、口ではいくら「あんな人なんかより私(俺)の方が…」と、強がっていたとしても、心の底では敗北を認めていることになります。
 

1-2愛情や注目が奪われる感覚

 
嫉妬しやすい人が共通して持っているのは[自分が本来得られるはずだった愛情や注目を奪われた!]という感覚です。
 
 
例えば、営業成績で2位だった人が1位の人に嫉妬する時など、
 
「本来だったら自分が1位になって周りから注目されるはずだったのに、アイツのせいでその機会を奪われた」
 
と、感じています。
 
 
恋愛などでも例えば、彼が女友達と仲良くしている場面で嫉妬したとするなら
 
「本来なら私に注がれるべき愛情をあの女に奪われた」
 
という感覚になっています。
 
 
 
こうやって嫉妬しやすい人は[自分は正当な権利を奪われた]という被害者という立場をとるわけです。
 
 
それにより[相手に対して私は復讐する権利がある]と無意識に解釈してしまっているため、嫉妬による怒りが湧きやすくなります。
 
 
そしてこの被害者意識が強ければ強いほど憎しみにとらわれ、怒りが止められなくなるわけです。
 

1-3孤独になる恐怖

 
  • なぜ[自分が本来得られるはずだった愛情や注目を奪われた!]という感覚に陥りやすいのか…
  • なぜそこに対してそんなにも強い怒りが湧いてくるのか…
 
その背景には[孤独になる恐怖心]があります。
 
 
人からの注目、愛情を強く求めるということは、エネルギー不足なんです。
 
承認欲求を満たしておかないと不安定で、誰かに認められたり、必要とされないと、自分一人では安心できないということです。
 
 
自分のアイディンティを安心して保つためにも他人からの承認が必要なわけですが、そのための注目や愛情を奪われる感覚があるからこそ怒りが湧きやすくなります。
 

2なぜ嫉妬しやすい体質になるのか

2-1親子関係の影響

 
嫉妬しやすい体質の人は、多くの場合[親に誰かと比較されることが多かった]という体験を持ってます。
 
例えば親が兄弟や姉妹で比べたり、近所の誰かと比べたり、そうすることで叱ったり褒めたりしていると、その子供は自然と周りと比較する視点を持ちます。
 
 
比較する視点だけならまだ嫉妬にはならないですが、そこに[自分が貰えるはずだった親の注目をコイツに奪われた]という感覚が混ざると、嫉妬に狂うようになります。
 
 
そういう家庭環境だと、親からの愛情や注目を集める手段が[〇〇より良い子であること]という条件付きであるため、それ以外の方法で愛情や注目をもらう方法を知らないんです。
 
 
その唯一の愛情を貰える手段なのに、自分が負けてしまうと、負かした相手が憎くなります。
 
その結果「自分が貰えるはずだった愛情を奪われた」と感じて、嫉妬するようになるわけです。
 
 
 
ちなみに、そういう子育てをする親の場合、その親もまた子供の頃から比較されて育てられているので、そういう比較によって褒めたり、叱ったりすることしかできないことが多いです。
 

2-2比較による優劣

 
嫉妬しやすい人は[人と比べて自分はどうか]という比較の世界で生きています。
 
 
アイディンティティが[人と比べて自分はどうか]という小さな世界にしかないんです。
 
 
人と比べなければ自分の存在意義を感じれず、勝つことでしか存在を証明できないと思い込んでいます。
 
 
 
 
 
そして嫉妬が発動するには共通する条件があり、
 
それが[自分より下だと思っていた人に負けた時]なんですよね。
 
 
 
だから例えばテストの成績でも、隣の席の山田君に負けて嫉妬することはあっても、全国1位の人に負けて嫉妬することはありません。
 
 
自分より格上と認識している人に負けても嫉妬しないんです。
 
 
 
そうやって自分のレベルと近しい人に対して嫉妬をし、比較して勝つことで自分のアイディンティティを保とうとします。
 
 

3嫉妬心から卒業する4つの方法

3-1被害者でいることをやめる

 
嫉妬による憎しみの中にいる時というのは
 
[本来なら自分が得られるはずだったもの]が奪われたという感覚があり、
 
→だから自分は被害者である。
→よって相手に復讐する権利がある。
 
こういう思考回路によって憎悪が増していきます。
 
 
ここから抜け出すには[何も奪われてはいない]と自覚する必要があり、被害者から抜け出さないと憎しみは消えません。
 
 
分かりやすく恋愛を例に出してみます。
 
例えば
あなたは職場のとあるA君という男性に
2年間も片思いをしています。
 
少しずつ距離を詰め、
ようやくお昼休憩に二人でランチを
食べるくらいの仲になりました。
 
2年はかかりましたが、あなたは
少しずつでもA君と仲良くなれたことを
嬉しく思ってます。
 
 
 
すると4月に新入社員の
Bちゃんが入ってきました。
 
明るく可愛らしいBちゃんは
どんどんA君と仲良くなり、
半年後にはA君と付き合ってしまいました。
 
この状況に対してあなたは物凄く
Bちゃんに嫉妬して、
憎しみと怒りで攻撃したくなりました。
 
 
 
…こんな状況の時、嫉妬のメカニズムに当てはめてみると、
 
 
  • 自分は2年間もかけて関係を築いてきたA君を、後から来たBちゃんに奪われた。
→本来なら私がA君の彼女のポジションになるはずだったのに!
→私は被害者だ。だからBちゃんに復讐する権利がある!
 
この思考により嫉妬の憎悪が増します。
 
 
 
 
こういう時ほど[自分が被害者であることをやめる必要があります]
 
 
そのためには冷静かつ客観的に考えることが大切です。
 
そもそもA君はあなたのものではない。
→最初からA君は誰のものでもなかった。
→BちゃんはA君に選ばれただけ。
→だからあなたは何も奪われてない。
→つまりあなたは被害者ではない。
→よってBちゃんに復讐する権利は無い。
 
これが冷静に認識できれば嫉妬による憎悪は減ってきます。
 
 
嫉妬している時は怒りに呑み込まれて被害者意識が全開になっているので、その被害者であることを放棄しましょう。
 

3-2自分の役割に徹する

 

嫉妬している時は

  • いかに自分を認めさせるか
  • いかに自分に愛情を注がせるか
  • いかに自分が優位に立つか
など、100%自分のことしか考えてません。
 
 
そこに周りを見る目や、相手を思いやる目は全く無いんです。
 
 
だからこそ態度が悪くなり、空回りし、余計に周りからの評価が下がってしまい、更に承認欲求が強くなります。
 
 
これでは悪循環ですよね。
 
 
そうならないためには自分のことしか考えてない状態から抜け出す必要があります。
 
そのためには[役割に徹する]ということが大事です。
 
 
例えば、彼の元カノに嫉妬して、怒り狂って彼を責め立てたくなったとしたら、
 
「[彼女]という役割として今の自分ができることは何だろうか?」
 
と自分に問うてほしいんです。
 
 
彼女としての役割を考えると、[彼のために何ができるか]を想えるようになります。
 
そうなると視点が強制的に自分の外側に向くんです。
 
 
少なくとも[嫉妬に怒り狂って彼に感情をぶつけることが、彼女としてやるべきことではないな]と気付けます。
 
 
そうやって自分の役割に徹することで、自分のことしか考えていない状況から抜け出してもらえたらと思います。
 
 

3-3成長のバネにする

 
嫉妬をした後に取るパターンは3つあり、
 
  1. 負けているなら自分が成長すれば良い!と努力する
  2. 相手を逆恨みして引きずり降ろそうとする
  3. 嫉妬している自分に自己嫌悪する
 
このどれかです。
 
 
どれが一番良いかは一目瞭然だと思います。
 
 
比較して嫉妬してしまうのは仕方ない部分もあるので、後はそれをどう活かしていくかが重要です。
 
 
[負けているなら自分が成長すれば良い]
そうやって自分のモチベーションに変えられれば嫉妬は物凄く有効なエネルギーとなるわけです。
 
 
しかし、嫉妬の怒りに加えて、「どうせ自分なんて…」のような卑屈な精神が混ざると、相手を引きずり下ろすようなことをしてしまいます。
 
 
なのでそういう人は嫉妬する自分にも自己嫌悪しやすいですし、2と3がセットになることはよくあります。
 
 
 
この場合、自己肯定感が高まれば嫉妬の怒りも高いモチベーションに変換できるようになります。
 
 

3-4自信をつける

 
嫉妬の根底あるのは劣等感です。
 
自分が特定の誰かと比べた時に劣っていると思うからこそ嫉妬をします。
 
であるならば、自分に自信をつけることができたら劣等感は減り、嫉妬をする機会も減ってくるということです。
 
自信をつける方法はこちらを参考にしてください(^^)

4まとめ

 
嫉妬は上手に活用できたらモチベーションにも変換できるので、怒りや憎しみではなく、自分の成長に繋げて欲しいと思います。
 
 
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