どうも。高橋です。
今回はこんなメッセージが来たため、記事にして答えていこうと思います。
こんなふうに人の言葉を疑いながら人間関係を作っていくのって凄く苦しいと思うんですよね。
人の好意も受け取れないですし、困った時に素直に「助けてほしい」とも言い辛いですし、どんどん自滅していってしまいます。
では、人を信じられない根本原因ってどこにあるのか…
これは結論から言うと
自分の中の寂しさ
です。
は?
寂しさと信じられないことの何が関係あるんじゃい!
と、思う方もいるかもしれませんが、
これは100%当てはまります。
それをこれから解説していこうと思うので是非最後まで読んでみてください。
目次
1他人を信じられなくなる本当の理由
1-1信頼ではなく期待をするから
人を信じられない人は「過去に信頼してた人から裏切られてきたからだ」と言う人が多いですが、それは信頼ではなく期待をしていたからです。
この信頼と期待をゴッチャにしてしまうとややこしくなります。
「期待」とは自分の都合の良いように相手をコントロールしようとする欲求です。
だから短期的に自分へのメリットや見返りを求めますし、期待通りに相手が動いてくれなければイライラします。
そのため、期待が裏切られると相手のせいにして自分を正当化し、怒りをぶつけ、何とかして自分の思い通りに動かしたくなるんです。
または凄くショックを受け、自分の浅はかな考やエゴを隠そうとします。
その時に「私は裏切られた」と解釈し、被害者になろうとするわけです。
被害者になれば悪いのは相手ですから、相手をコントロールするのに都合が良い理由になりますし、浅はかな自分を認識しなくて済みます。
一方で「信頼」とは相手の未来を信じることです。
そして最初から期待はしません。
だからもし相手から酷いことをされたとしても
「今はたまたまそーいう状態かもしれないけれど、将来きっとこの人は成長していくはずだ」
と未来を信じれますし、ナチュラルにそう思えます。
そして自分の未来に対しても信じることができ、
「こーいうことがあったけど、そのおかげでこんな学びを得たな。次へ活かそう」
と思えるんです。
そーやって期待ではなく信頼をしていたら
「人を信じれません」という状態にはならないでしょう。
1-2期待をするのは満たされない思いを埋めたいから
そもそもなぜ人は期待をするのでしょう?
上記でも説明しましたが、
期待とは自分の都合の良いように相手をコントロールしようとする欲求
です。
要は「主導権を握りたい」ということなのですが、そうしたくなる理由というのは全員共通で、その正体が
寂しさ
なんです。
寂しさを言い換えれば、
幼少期に満たされなかった想い
です。
そーいう満たされない自分が残っていると、大人になってから、それらを無意識に取り戻そうとします。
その方法が[主導権を握る]ということなんですよね。
人は人間関係の中で主導権を握ると相手から
- 注目
- 愛情
- 承認
などのエネルギーを注いでもらえるんです。
気をかけてもらえたり、
羨望の眼差しをもらえたり、
心配してもらえたり、
色々エネルギーが注がれます。
そうやって寂しさから生まれた満たされない想いを他人からのエネルギーで埋めようとするわけです。
だから主導権を握りたいですし、
だから自分の都合の良いように相手をコントロールしたいですし、
だから期待をしてしまいます。
そして期待が裏切られて怒りに変わり、
自分を正当化するため「裏切られた」と解釈し、
被害者になることで自分を守るわけですよ。
そーいう解釈を積み上げていっていたら、
そりゃ人を信じれなくなりますよね。
1-3不誠実な自分を積み上げてきたから
他人へ期待をして相手をコントロールしようとしている自分って、潜在意識では自覚しています。
「そんな自分が嫌だな」と心の奥底では思っているんです。
で、そーいう自分を積み上げると、当然「相手も同じように考えているに違いない」と考えてしまいます。
人は無意識に自分の思考を相手に重ねてしまうんですよ。
だから余計に
- 相手に利用されたくない
- きっと裏ではこう思っているに違いない
などと考えてしまいます。
それで更に人を信じなくなり、相手をコントロールしたくなる欲求が強まり、その結果 自分が嫌になり…
という、この負の連鎖を止める必要があるんですよね。
2他人を信じられなくなるデメリット
2-1幸せを感じれない
他人を信じられないと人と温もりのある人間関係を築くことができません。
だからいつも他人との壁がどこかにあり、良いことも悪いことも分かち合う人がいないんです。
人間は社会的な生き物ですから孤立したら生きていけず、苦しいんですよね。
そして人と深く繋がる恐怖で心を閉ざし、不安や恐怖を感じないようにしようとします。
ただネガティブを感じないようにすればするほど、ポジティブも感じなくなって、五感自体が鈍っていきます。
五感が鈍れば当然幸せは感じ取りにくくなり、刺激の強いものを求めるんですよね。
すると無味乾燥な毎日は生きている実感が無いので、「生」を感じるために
- 刺激の強い恋愛
- 刺激の強いセックス
- ギャンブル
- お酒
- タバコ
- ドラック
などをしたくなります。
そうしてどんどん感覚がマヒっていき、幸せを感じにくい体質になっていくんです。
2-2人から応援されない・愛されない
人を信じれない人は愛されないですし、応援もされません。
「好きだよ」という愛情表現も
「どうせ裏ではこう思ってるんでしょ」
などと考えていると喜べないんです。
どんなに相手を疑いながらも演技で「嬉しい。ありがとう」と言ったところで、意識ではコントロールできない微表情に必ず本音が現れます。
そしたら愛情表現した側は自分の純粋な想いを受け取ってもらえないと感じるんですよ。
あなたが逆の立場だったらショックですよね。
相手のためを想って一生懸命やったことが何一つ全て受け取ってもらえず、喜びもせず、尚且つ「裏があるに違いないと」疑われたら。
でも不思議なもので、人を信じれない人って孤独感があって、寂しがり屋が多いので、疑う割には人と繋がっていたいと思っています。
寂しいのに人と深くは繋がれない…
という矛盾を抱えているんです。
だから純粋な人は離れていき、弱みに付け込むような悪い相手に捕まりやすく、そんな恋愛から余計に人を信じれなくなっていきます。
2-3自分をも疑う
人を信用できないと自分自身をも疑うようになってしまいます。
他人を見る目というのは自分自身を見る目と完全にリンクしてくるんです。
他人のマイナス面ばかり気になる人は、自分のマイナス面ばかり気にしていますし、
逆に相手の良いところをたくさん見つける人は、自分の良いところをたくさん自覚しています。
そうやって人を疑う視点がブーメランの如く自分へ返ってきて、自分が信じれなくなるわけです。
そして自分自身を疑っていると、当然自分の未来も信じれないので常に不安が付きまとい、自信は無くなっていきますよね。
だから恐怖心が増して、余計に他人を疑うようになるわけです。
2-4こんな思考は要注意!
他人を信じられない人の中には
- 「両親のせいでこんな性格になったんだ」
- 「家庭環境が悪かったせいだ」
- 「学校でいじめられたのに誰も助けてくれなかったからだ!」
- 「教育のせいだ!」
- 「だから私は悪くない!」
などと強く思っている方もいます。
確かに教育の影響はあるでしょう。
子供に罪は無いですから明らかに原因は周りの大人にあります。
ただ、そーいう被害者意識の中から抜け出せない人ほど、人間関係で苦しんでいます。
それはなぜか。
答えはシンプルで、
本当は人を信じて、相手と深く繋がって、温もりのある人間関係を築きたいからですよ。
家庭環境のせい、周りの大人のせい…
と思いながらも、それでも本当は[深く繋がる温もりのある関係]が欲しいんです。
そーいう自分の本音を誤魔化しながら生きたら、自分自身を裏切り続けることになります。
自分自身を裏切り続けているのに、他人を信じることはできませんよね。
だから余計に人を疑い、深く繋がることもできず、猜疑心を強めます。
この悪循環を断つためにも、まずは被害者意識を抜け出すことが何よりも重要になります。
3他人を信じられるようになる唯一の方法
3-1相手の可能性を信じる
まずは相手の可能性を信じることを意識した方が良いです。
要は相手の未来を信頼してあげるんです。
もし自分にとって不都合な反応を相手がとったとしても、
「今はたまたまこんな状態だけれども、本来のこの人はもっと素敵だし、これから成長していくのだろう」
と、本気で相手の未来の可能性を信じるんです。
この思考ができると[裏切られる]という概念は無くなります。
自分にとって都合の悪いことがあっても未来を信じているわけですから。
一方で、「人を信じれません」と言う人に[信じるに値する基準]をと問うと、ほとんどの場合が、
「私を傷つけないでくれる人」
という期待が込められています。
そう思いたくなる気持ちは分かりますが、
でも、それは自分都合の欲です。
その[自分が傷つく基準]自体が自分の都合の良い基準を採用しているんですよね。
自分の期待通りでなければ[傷ついた]と解釈して、結局は相手をコントロールしようとしてしまいます。
そうなると相手と上手くいかなくなるのは明白ですよね。
だからまずは相手の未来とその可能性を信じてあげましょう。
3-2誠実な自分を積み上げる
人を信じられないのは、自分も他人と接する時に不誠実な対応をしてきたからです。
自分が他人にやるからこそ、他人からもやられるのではないかと不安になるんですよね。
全ては積み重ねです。
これは逆も然りで、誠実な自分を積み上げていけば人を信じられるようになります。
じゃあ誠実な自分って何?
ってことになるのですが、これに正解はないので、
日々の中で「誠実とは何か」を常に意識しながら過ごし続けていくしかないです。
分かりやすい一つの基準としては
あとで自分の行動を振り返った時に「誇らしさ」があるかどうかです。
上手くいこうが、失敗しようが、そこに《誇らしさ》があれば良いと思います。
そうやって誇らしい自分を積み上げていれば自分を信じられるようになりますし、
それに伴って相手も信じれるようになります。
そして自分を信じられれば、例え上手くいかないことがあったとしても、それを学びや教訓に変えていけるんです。
そうやって誇らしさを基準に誠実な自分を積み重ねていくと自然に他人も信じれるようになります。
3-3自分の闇を光へ変える
人を信じられない人は過去に何か原因があることが多いです。
- あの時のせいで…
- あんな家庭環境だったから…
- あの人に出会わなければ…
など、過去に何かしらのネガティブな解釈が加えられ、
それを元に「他人は信じれない」という偏見を強化しています。
でも実はこれは逆で、
闇があるからこそ、人の気持ちが より理解できるようになるんですよ。
痛みを知っているからこそ、人に優しくできるんですよ。
例えば、風俗店で働いていたとある女性は身も心もボロボロになり、昼の職に戻ろうとしたけれど、上手くいかなかなくて本当に苦しんだそうなんです。
だから、その人は風俗店で働く女性の自立をサポートする組織を作っていました。
自分が闇を経験したからこそ、その人の気持ちがよく分かり、役に立つことができるわけです。
僕自身も学生の頃、精神疾患を持つ彼女のために心の勉強をたくさんし、あらゆる努力をして向き合ったのですが、
アッサリ近所に引っ越してきた男に乗り換えられました。
彼女はその瞬間の寂しさを埋めるだけに動いていて、その時近くにいた男に浮気したんですよね。
じゃあ僕はその体験を「女はもう絶対に信じない」と解釈したのかというと、そうではありません。
あの体験があったからこそ人の心理についてたくさん勉強してきましたし、
あの体験があったからこそ自分のコミュニケーションの未熟さに気づけたんです。
そーいう解釈をしているから
「もう女は信じない!」
とはならなかったんですよ。
だからこそ
- コミュニケーションの勉強をして、
- 人間関係の構築に詳しくなり、
- こうやって情報発信をして、
コンサルまでやっているわけです。
闇の経験というのは実は光に満ちています。
闇があるからこそ人は成長しますし、努力をするんですよ。
それによって人は魅力的になっていくんです。
それが腑に落ちると過去のネガティブな解釈が変わるので
最終的には寂しさの克服につながり、
人を信じられるようになってきます。
4まとめ
人を信じられるようになるかどうかは
《どんな自分を積み上げるか》に左右され、
《闇の過去にどんな解釈をしているか》に強く影響されます。
そこを克服できた時、あなたの魅力は何倍にも膨れ上がっているでしょう。
直接僕に相談したい人や、
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