どうも。高橋です。
信頼関係の構築って、人と接していく上で物凄く重要なのは分かりますが、正解が無いので苦戦する人はとことん苦戦しますよね。
特にSNSの発達で広く浅く付き合うような関係が目立つようになり、一人の人間と深く向き合うということも減りました。
気に入らなければブロックして終わり…
そうして自分の周りには自分と似たような人しか置かないようにして、そーいう人達たげとしか仲良くしないんですよね。
ただ自分の気に入った人たちだけと接していても仲良くはなれますが、信頼関係が築けているかどうかはまた別物です。
表面的に仲良くなるのと信頼関係を築くのは全然違います。
表面的に仲良くなるだけなら
- ノリを合わせ、
- 話を合わせ、
- 時には同情し、
- 共感する
ことをやっていけば何とかなります。
でも、長く関係が続く場合や、大切な人が相手の場合はそれでは役に立ちません。
恋人関係、夫婦関係、親子関係、お客様との関係、ビジネスパートナーなどが[ノリ・同情・共感]で乗り越えられるとは思いませんから。
ここでは表面的に仲良くなる方法ではなく、誰も教えてくれない信頼関係の構築に必要なポイントをお伝えしていきます。
目次
1信頼関係を構築するコミュニーケーションのポイント
1-1五感で聴く
まず信頼関係を築こうと思ったら相手のことを知る必要がありますよね。
その時に大切になるのは[五感で聴く]くらいの意識を持って、相手の発する全ての情報を取り入れていくんです。
- 表情
- 声のトーン
- 態度
- 話すスピード
- 行動
- しぐさ
- 話の間の取り方
- 全体の雰囲気
などから
- 相手が何を考えているか
- 何を求めているのか
- どんな感情なのか
- 本当は何を言いたいのか
を感じ取る訳です。
信頼関係の築けない人の多くは
自分の思っていることは相手も思っているだろう
と、無意識に錯覚していることが多くあります。
それを一般的に「常識」などと呼びますが、その常識って価値観から勝手に作られたものであり、個人によって必ず差はありますよね。
だからこそ五感をフルに使って相手の情報を全て感じ取り、[ありのままの相手]を見ていく必要があるんです。
何となく話の内容を聞いているだけでは、自分の常識に当てはめた勝手な相手像が出来上がるだけになりますから。
そんな虚像を相手にいくらコミュニケーションを重ねても信頼関係が築けるはずがないですよね。
ここは日々の訓練が必要です。
だから普段過ごす中でも
- 相手が何を考えているか
- 何を求めているのか
- どんな感情なのか
- 本当は何を言いたいのか
を想像しながら人と接していくことをお勧めします。
1-2自己開示をする
信頼関係を構築するには自己開示も必須になります。
深い関係になるにはお互いが自分を出せるようにならないと上っ面な関係にになりますよね。
でも、いきなり相手に「もっと本音を聞かせてよ」と言った所で警戒されていたら向こうはさらけ出してはくれません。
だからこそコチラから自己開示して「私はあなたと関係を築きたいんですよ!」というメッセージを伝えていく必要があるわけです。
ただ、自己開示というと たまに「自分の過去をさらけ出すことが自己開示で重要なことだ!」と思っている人もいますが、それは本質ではありません。
いきなり過去をさらけ出されても、相手側からしたら「そんな過去別に興味無いよ」となるかもしれないですから。
大切なのは今目の前の相手と自分との関係の中で自分の想いや考えを素直に表現していくことなんです。
つまり自己開示とは簡単に言えば
- 自分が今何を思っているのか
- どう感じているのか
- なぜそう思っているのか
- どうしてそれを伝えているのか
を素直に表現していくことなんですよね。
結局のところ、関係が上手くいかない人達のほとんどはお互いに自己開示をしていないことが多いです。
- 思っていることを言わなかったり
- 表現せずに我慢したり
- 言わなくても伝わるだろうと思っていたり
するんですよ。
で、言わないとどうなるかというと人は
「きっとこう動いてくれるだろう」
と期待をします。
で、この期待というのが非常に厄介で、
人っていうのは期待通りに行かなかった時に時に怒りや不満を溜めるんです。
これまでを思い出してほしいんですけど、
人間関係においてイライラする時って
期待通りに動いてくれない時じゃないですか。
で、不満が溜まっていくと相手に対して不信感を募らせます。
どうでしょう?
関係を深めるどころか不信感が募ったら信頼関係を構築するのは難しいですよね。
だから自己開示は重要になるんです。
1-3貢献する意識で接する
相手と関係を築きたいと思ったら[貢献する意識で接する]ことが重要になります。
このマインドが無いと見返りを求めた接し方になってしまうことがあるんです。
純粋な想いで「この人の役に立とう」と接すると自然とは「何を求めてるんだろう?」という視点になって、よく観察をするようになります。
そして役に立てれば感謝が生まれ、それは後々に信頼へ繋がってきます。
信頼関係が築けない人の多くはこの逆をやってしまい、見返りを求めてしまうんですよね。
想像してみてほしいのですが、
- 常に見返りを求めた裏がある行動を取ってくる人
- いつも何かお返しを期待して行動してくる人
- ギブ&テイクを強要してくる人
こーいう人達を信頼できるでしょうか?
無理ですよね。
この手のタイプは相手の望んでないことを押し付けて[感謝の押し売り]になっていることも多いです。
それだと一向に信頼関係を築くことはできないので貢献する意識で相手と接する必要があるわけです。
1-4相手の価値観を知る
信頼関係を築こうと思ったら相手の価値観を知る必要があります。
五感を使って相手の話を聴くのも、
自己開示をして距離を縮めるていくのも、
全ては相手の価値観を知るためです。
そこが分からない限り関係を構築していくのは難しいんですよね。
価値観の中には相手の全てが詰まっています。
そして価値観から更に深く掘り下げて、
- どういった経緯でその価値観を身につけたのか
- その価値観はその人の可能性を広げるのかor狭めているのか
- その価値観の背後にはどんな想いがあるのか
などが分かればもっと相手のことが見えてくるわけです。
そういったものを理解して全て受け入れていくと、相手は安心してくれます。
「あぁ、、この人は私のことを分かってくれるんだ。」
となるんですよ。
そうなったら心をもっと開いてくれますし、
そこから更に信頼関係を築きやすくなります。
だから相手の価値観を知ることは大切なんですよね。
2そもそも[信頼=感謝−対価]である
信頼とはそもそも何なのか。
ここを分かりやすく解説すると、
信頼とは感謝から対価を引いて残ったものです。
つまり式にすると
[信頼=感謝−対価]になります。
例えばAさんが多くの人の役に立って凄く感謝されてたとしますよね。
それでもAさんが全く対価を貰わずにいると、その人びとの感謝は全てAさんへの信頼に変わるんです。
対価というのはお金だけでなく、承認欲求なども全て含まれます。
つまり
やってあげたんだから
・感謝してよ。
・認めてよ。
・口コミ広げてよ。
・褒めてよ。
・好きになってよ。
・人を紹介してよ
・お金貸してよ
などの何かしらの見返りを求めた場合、
その感謝はそっちに変換されて、
信頼ポイントは貯まりません。
むしろ自分が生み出した感謝よりも
見返りの方が大きかった場合は信頼ポイントはマイナスになるんです。
これは先ほどもお伝えしましたが、
想像してみると感覚的に分かると思います。
・常に見返りを求めた裏がある行動を取ってくる人
・いつも何かお返しを期待して行動してくる人
・ギブ&テイクを強要してくる人
こーいう人達は信頼できないですよね。
むしろ感謝の押し売りをされて面倒だから
避けるようになるかもしれません。
だから信頼関係を築こうと思ったら
何も見返りを求めず、ただ与えるだけを繰り返すということが必要になります。
これをエネルギーという観点で考えるなら
自分の周りの人に圧倒的な量のエネルギーを与えるわけですよ。
これは
- 手伝う
- 相談に乗る
- 教育する
- アドバイスする
- 楽しませる
- 癒す
- 気を利かす
- 喜ばす
- 助ける
などなど、何でも良いんです。
何でも良いので、周りの人を
[明るく、温かく、軽く]してあげると感謝が生まれます。
その感謝を何の見返りも求めず、
ただ積み上げるということをやっていくと、
感謝の量の分だけ信頼に変わって、
心を開いてくれたり、
こっちのことも理解しようとしてくれたり、
関係を築こうと向こうも努力してくれたり、
良い信頼関係が築けるようになるわけです。
3信頼が生まれる人との関わり方
3-1人の役に立つ&見返りを求めない
信頼関係を構築しようと思ったら人の役に立って、見返りを求めることはやめましょう。
先ほどもお伝えした通り、
[信頼=感謝−対価]です。
貢献する意識を持って純粋に相手の役に立てるよう努めると沢山の感謝が生まれ、最終的には上手くいきます。
そしてこの感謝に対する対価というのは
お金もそうですが、承認欲求なども含むんです。
- 認めてほしい
- 大切にしてほしい
- 褒めてほしい
- 注目してほしい
- 讃えてほしい
などの欲求は必ず人って見抜きます。
それも無意識に。
理屈ではなく空気感で相手に伝わるんですよね。
だからこそ、純粋に相手のことを想って相手の喜びを自分の喜びに置き換え、それをエネルギーに変えるくらいのマインドが大切です。
3-2気付きを与え続ける
信頼関係を構築するのであれば与え続けることが重要で、感謝をたくさん生む必要があるわけですが、
その時に与えるものとして、とても感謝されるのが《気づきを与えること》です。
気づきというのは外側から知識を与えるのとは違って相手の内側から起こすものなので、価値観ごと変わることもあります。
僕も色んな人をコンサルしていて
- 目の前が凄く明るくなりました!本当ありがとうございます。
- 他人に左右されなくなって日常でも穏やかになりました。思い切って相談してみて良かったです。
- 根本原因がどんどん見つかるようなって、日々成長していけることを実感してます。ありがとうございます。
などなど、色んな感謝の言葉をいただきますが、これは僕が特別なノウハウやスキルを教えているわけではないんですよね。
僕が与えているのは気づきであって、相手が本質に気づくように仕向けているだけです。
そして本質に気づいた相手は少しずつ価値観も変わってきますから、行動の選択基準も変わってきます。
そしたら僕が特に何かメソッドを与えなくても勝手に成長していくんですよね。
で、僕が与えた気づきをキッカケに変わっていった人達が凄く感謝してくれるわけです。
これは最も強力な感謝を生む方法になります。
気づきというのは行動の選択基準にも変化を起こす威力があるので、人生ごと変える影響力があるんですよ。
それを自由に与えられるようになったら
凄く感謝されることが増えます。
4信頼関係を築くには自分が満たされている必要がある
何度もお伝えしているように[信頼=感謝-対価]ですから、まずは感謝されることを積み上げる必要がありますよね。
そしてその感謝を積み上げるには何の見返りも求めず、ただ「相手の役に立とう」という貢献の意識が重要なのですが、
前提として人へ与えようと思ったら自分が満たされている必要があるんですよね。
自分の心が満たされていてエネルギーが余っているからこそ、純粋な思いで相手に接することができるわけです。
逆を言えば、人からの見返りを欲してしまうのは自分が満たされていないからです。
例えば、自分の家には大量の食料があって自分はいつもお腹いっぱいだとします。
そんな時、空腹の人が助けを求めてきたらどうでしょう?
自分はお腹いっぱいで大量に食料は余ってますから、きっとその人のために分け与えてあげますよね。
じゃあもし、自分が空腹に飢えている状態の中、僅かな食料での生活をしている時に、空腹の人が助けを求めてきたらどうでしょう?
きっと自分に余裕が無いので与えることはできないと思います。
もしくは与えるのであれば、それ相応のお金や何かしらの対価を求めたくなるはずです。
まさにこれと同じなんですよね。
自分の心が満たされていない時というのは
人に与えることができないですし、
与えたとしても見返りを欲してしまうんです。
じゃあ、
- 自分の心が満たされない原因は何?
- どうしたら満たされるの?
という疑問を持つかと思おますが、
それは無料ebookをプレゼントしていますので、その中に全て書かれています。
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5まとめ
信頼関係の構築にはコミュニケーション能力とマインドセットが重要になります。
これを一言で表すと人間力とも言えるでしょう。
つまり誰とでも信頼関係を築けるようになるには人間力を高めていく必要があるということです。
さて、ここまでを真剣に読んだ方は
・相手の価値観ってどうやって見抜くの?
・どうやって想いを伝えるの?
・効果的な伝え方ってどうやるの?
・気づきって具体的に何を指すの?
・気づきってどうやって与えるの?
・自分が満たされない原因ってなに?
・どうやったら自分を満たせるようになるの?
など、色んな疑問が湧くかと思います。
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またLINE@では質問受け付けてますので、分からない部分はお気軽に聞いてください(^^)
最後までお読みいただきありがとうございました。
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