「価値観の違いで別れる」は嘘⁉︎誰も知らない本当の原因4つ

どうも。高橋です。
男女が別れる理由として「価値観の違い」ってよくありますよね。
僕はこの言葉は凄く都合の良いセリフに聞こえます。

僕も昔は「価値観が違うからしょうがない」と逃げている部分がありましが(笑)

価値観が合わないからしょうがないのか、
相手と向き合うことを避ける都合の良い理由なのか、
自分の利益を守るための都合の良い理由なのか、

ここでもう一度考える機会を作ってほしいと思います。

この記事では「価値観の違い」を理由に別れようとする本音をエグっていきます。

誰も教えてくれなかった[価値観の違う場合の根本的な解決策]までお伝えしていくので楽しみに読んでいってください。

1そもそも価値観って何なのか

まずは何となく使っている価値観という言葉をしっかりと知りましょう。

1-1価値観とは何ぞや?を明確に

そもそも価値観とは何なのか。
これは分かりやすく言うと、[自分の人生の中で大切にしているものランキング]です。

人には必ず大切にしているものに優先順位があります。
それを価値観と呼んでます。

つまり[価値観の違いで別れる」というのは「相手の大切にしているモノのランキングが自分と同じじゃなかったから別れる」と同じです。

こうやって見ると、凄く傲慢な理由で別れているような気がするのは僕だけでしょうか?

1-2価値観は何によって決まるのか

価値観は人によって全く違いますが、それは何によって決まるのでしょう?

これは結論から言いますと、生きてきた環境です。

どんな家庭で育ってきたかで全く変わります。
両親の職業、性格、教育法、夫婦の仲の良さ、兄弟の仲の良さ、家族全体の仲の良さ、その他全てが影響します。

例えば、
両親ともに起業家という家庭で育った人と、
両親が元暴走族という家庭で育った人と、
両親ともにオリンピック選手という家庭で育った人が
同じ価値観になりますか?

同じになるはずがないですよね。

たとえ自分と似たような家庭環境の人がいても、育てた両親の価値観は必ず違うので、育つ子供の価値観も絶対に違います。
それを前提に人とは付き合いましょう。

2そもそも価値観が同じ人なんていない

「価値観の同じ人と一緒になりたい!」なんて言う人がたまにいますが、これはあり得ません。
ここでは価値観の現実的な話をしていきます。

2-1価値観が似てる?…残念ながらそれは幻想かも

「私たち価値観が似てるから凄くラク♪」なんてセリフを良く聞きますが、残念ながらそれは幻想です。

そもそも付き合って最初の頃は相手の似ている部分を勝手に探すんです。
そうして共通点を見つけて「私達一緒だね♡」なんて喜びます。

ただそれは初期で終わるんですよね。

付き合いが長くなっていくと、相手の不満を溜めやすくなり、自分との違いにばかり目がいきます。
その違いが本質的な価値観の部分です。

なので初々しい段階で「価値観が似てるね♡」というのは、共通点を無理やり見つけて喜んでいるだけなんです。
恋は盲目とは良く出来た言葉ですよね。

2-2なぜ価値観の違いで衝突するのか

何かを選択する時には価値観が影響し、それは自分の中でルール化します。
つまり相手のルールと自分のルールが違うんです。

例えば柔道と剣道では全くルールが違いますよね?
ケンカをする時というのは、剣道と柔道で闘っているようなモノです。

お互い信じているルールが違うので、全てが反則技に見えて受け入れられません。

だからケンカが絶えないんです。

しかし、ルールが剣道と柔道だとしても最初の頃は
「同じ武道だね♡」
「心技体が大切なんだね♡似てるじゃん♪」
「一対一で闘うんだ〜!同じだね♡」
なんて共通点を見つけて喜びます。

それでいて、実際に闘ったら「竹刀使うなんて卑怯だ!」「投げ技なんてあり得ない!」とお互いを罵倒します。

どうですかね。
もっと違うやり取りができるのでは?…と思うのは僕だけでしょうか。

よく「信じてたのに裏切られた!」とか「昔と変わっちゃった」とか言う人がいますが、それは全くの見当違いです。
最初から自分が相手の本質(ルール)を見えていなかっただけです。

そして見えてなかった部分を認識したから裏切られたと感じているだけなんです。

価値観の違いでケンカになる原因は何となく分かっていただけたでしょうか?

3そもそも自分の価値観を自覚してますか?

価値観の違いを受け入れられない人というのは、そもそも自分の価値観を自覚しておらず、大切にしていません。
その根本を知ることで価値観の違いによる衝突は減っていきます。

3-1自分の価値観の自覚なしに相手と良い関係を築くのは難しい

まずは自分の価値観を知り、ルールに気付かなければ相手と関係は築けません。
自分の価値観が明確だからこそ、相手の価値観との違いが分かるんです。

自分自身がボンヤリとしていては、相手の何が気にくわないのかも自覚できませんし、それではただ何となくイライラするだけで、解決策が見えません。

「私はこーいう価値観だ。」
「相手はこーいう価値観だ。」
「じゃあどうしようか。」
このプロセスを踏むには自分の価値観の自覚がないと不可能です。

だからまずは自分の価値観を自覚しましょう。

3-2自分の本当の価値観を尊重する

自分の本当の価値観を自覚したら、その本音を大切にしてください。

なぜなら自分の価値観を大切にできない人は、他人の価値観も大切にできないからです。

自分の価値観を大切にして、それを大事にする理由も明確に自覚できていれば、相手にも中々譲れない何かがあった時「きっと相手にもその価値観を大事にする理由があるんだな…」と思えます。

そうなった時、初めて相手と建設的な話し合いができるんです。

自分の正当性を押し付けあってるうちは、結局誰と一緒になっても衝突し、納得できなくて別れます。

「理解してくれない!」と相手を責めるのはやめて、自分を変えましょう。

そしてまずは自分の価値観を大切にしましょう。

4そもそも相手と向き合う覚悟はありますか?

「価値観の違いで別れる」というのはハッキリ言って逃げるための言い訳に使われやすいです。
相手と向き合うことができなくて、都合の良い理由を付けてしまいます。
ここではその核心に迫ります。

4-1結局コミュニケーションを避けてるだけ

別れる理由を「価値観の違い」にする時って、圧倒的にコミュニケーションが足りてません。

自分も本音を出さず、相手の本音も分からず、勝手な思い込みだけでスレ違っていきます。

  • ちゃんと本音をぶつけていますか?
  • 相手の顔色ばかり気にしてませんか?
  • 本音を言ったら相手にどう思われるかビクビクしてませんか?

「だって相手が話を聞いてくれないから…」

そんなの関係ありません。

何度でも本音をぶつけてください。
そして相手の本音も受け止めてください。

表面的に取り繕っても根本的な価値観は違います。
どうせ最後にはストレスは溜まって相手にぶつけることになるので、薄っぺらいやり取りは時間の無駄ですよね?

だったら最初から相手とシッカリ向き合った方が効率的です。

まずは何度でもコミュニケーションを取って、本音で話し合える関係を作ることを目標としましょう。

4-2話し合いを避けるのは自分を守るため

なぜ相手と正面から向き合うのを避けるのかというと、自分自身の嫌な部分と向き合うのが怖いからです。

これはどういうことか詳しく説明していきます。

相手と向き合うということは、自分の本音をさらけ出す訳ですが、それはとても勇気が要ります。
本音を言って相手に否定されたらショックなので、それを恐れているんです。

基本的に相手の顔色を伺ったり、本音を言わずに我慢したりするのは、自分のコンプレックスなどを隠すためです。

例えば、
「自分は愛されてないんじゃないか」
「自分に愛される価値なんか無いんじゃないか」
「そもそも自分に存在価値なんて無いんじゃないか」

…そんな想いがどこかにあると相手の顔色ばかり伺うようになります。

つまり、相手と向き合い本音を伝えるということは、この[自分の無価値観]と向き合わないといけないんです。

それが一番嫌なんですよね。

だから本音も言わないですし、コミュニケーションも取らないですし、「価値観の違い」という都合の良い理由をくっ付けて別れます。

4-3自分のコンプレックスから目を背け続けたら一生変わらない

自分と向き合わずに「価値観の違い」を理由に別れたらどうなると思いますか?

答えは簡単です。
他の人と一緒になっても価値観の違いで別れます。

2-1のパートでもお伝えしましたが、
価値観の同じ人なんていないんです。

だとすると、誰と一緒になろうが遅かれ早かれ価値観の違いで意見が割れるこが必ず起こります。

その時に自分と向き合わないと、同じことを繰り返してしまいます。
相手のせいにしているだけでは一生変わらないんですよね。

[価値観の違いが浮き彫りになるたびに別れる]というのも選択肢の一つだと思いますが、僕は[自分と向き合って、相手と向き合って、本音で話し合える関係を築く]方をオススメしたいと思ってます。

4-3腹をくくり全力でぶつかるからこそお互いが成長する

相手と正面から向き合おうとすると、自分のコンプレックスとも向き合う必要があるので、それを乗り越えた時には物凄く成長します。

テキトーに流し、テキトーに表面だけ合わせて、上っ面だけで付き合っていては不可能な領域です。
自分と向き合う作業なんて普通はしないですよね?

でも相手と深く関わろうとすると強制的に自分と向き合わざるを得なくなります。
好きになった相手と良い関係を築くためであれば頑張れるんです。

自分でも気づかなかった新たな自分を知ることもありますし、相手が言えない本音にも気づけるようにもなります。
この体験が物凄くコミュニケーション能力を上げるんですよね。

1人の人間と徹底的に向き合うという経験は、その後の対人関係において、とても役に立ちます。

是非とも腹をくくって相手と正面から向き合ってみてください。

4-4相手の価値観が理解できなくても良い。受け入れて方向を揃えることが大切。

相手と正面から向き合って本音で話し合えるようになった後は、方向性を同じにする必要があります。

別に相手の価値観を理解する必要はなく、大切なのは受け入れて方向を揃えることです。

例えば、旦那さんがアイドルオタクで、奥さんがそこにお金を使うのを反対しているケースがあったとします。
夫婦の価値観の相違ですね。

奥さんの意見としては
「生活だって裕福な訳ではないし、そんなところにお金と時間を使うくらいなら、私との時間にも使って!」という主張です。

ですが、旦那さんにとってアイドルはストレスを発散できる唯一の趣味です。何年もの間ずっとファンでいます。
仕事のイライラも捨てることができますし、心を落ち着かせることができるんです。

さて、これは放っておけば普通にケンカの元になりますよね(笑)

奥さんは旦那さんがアイドルのライブチケットやグッツを買うたびにイライラします。
旦那さんはアイドルのライブやグッツを買うたびに奥さんからグチグチ言われてイライラします。

でも、ここで対話ができれば解決できるんです。

[奥さんの考え方]
生活が裕福でないし、夫婦の時間も少ない→アイドルなんかにお金と時間を費やすのが考えられない→もっと有意義な時間を家族で過ごしたいし、私にもエネルギーを向けてほしい

[旦那さんの考え方]
アイドルの趣味はストレスを発散させてくれる→家庭に仕事のイライラを持ち込まずに済む→だから奥さんに八つ当たりすることもなく、優しく接せられる→常に安定した精神状態は夫婦関係を豊かにする→夫婦円満でいたい

こんな対話がお互いでできたらどうでしょう。
奥さんの想いは「旦那さんと有意義な時間を過ごしたい」
旦那さんの想いは「夫婦円満でいたい」

ここまでくると繋がってくるんです。
二人とも「家庭を大切にしたいんです」

お互いが「家庭を大切にしている」という共通の目標を認識できれば、解決策が見えてきます。
「グッツの買う量を減らしてみて!」とか「夫婦で過ごす時間を増やしてみようか!」とか、そーなってくるんです。

何度もお伝えしてますが、ここで重要なのは方向性の一致です。

たとえ奥さんが「アイドルにお金をつぎ込む」という行動自体を理解できなくても良いんです。
最終的な目標が同じであることを共有できれば。

 

このようにちゃんと向き合って対話さえできれば価値観の違いなんて別れる理由にはなりません。
必要なのは自分と向き合う覚悟と、相手と向き合うと覚悟です。

いきなりは大変ですが少しずつチャレンジしていきましょう。

5まとめ

「価値観の違い」については分かっていただけたでしょうか?

別れるための都合の良い理由に使わないで、相手と向き合ってみると大きな発見があります。
価値観の違いが浮き彫りになった時は「成長するチャンスがきた!」と思って楽しみながら相手と良い関係を築いていきましょう。

更に深い関係を作るにはコミュニケーションの取り方や、相手の心をどれだけ見抜けるかも大切になってきます。
心の裏まで見抜いてしまうコミュニケーション法を学びたい方はこちらへ

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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