- 潜在意識を書き換えましょう
- 潜在意識が変われば全てが上手くいきます
- あなたが変われないのは潜在意識のせいです
などなど、色んなところで潜在意識の重要性については言われていますよね。
そして潜在意識へのアプローチも
- 使う言葉を変えよう!
- 目標を紙に書こう!
- 「私はできる!」と唱えよう!
- できる自分を鮮明にイメージしよう!
などと様々な方法があります。
これらの方法は確かに有効なのですが、もっとも大切な基本の部分が抜け落ちているので、実はこれらをやったところでほとんど効果がありません。
これまでを振り返って思い出してみてください。
目標を紙に書き「私はできる!」と唱えただけで本当に現実が変わったでしょうか?
おそらく多くの人は変わらないと思います。
それは潜在意識に対する根本的な部分が完全に抜け落ちているからです。
ここでは表面的なテクニックではなく、根本的に潜在意識を変えるための方法をお伝えしていきます。
目次
1潜在意識とは何か〜自分を浮き彫りにする〜
まずは潜在意識とは何なのかをお伝えしていきます。
1-1潜在意識の特徴
潜在意識の特徴としては
- 意識できる部分を顕在意識、意識できない部分を潜在意識と呼ぶ
- 人が認識できる顕在意識は3%ほどで、残りの97%は潜在意識で構成されている
- 人が何か選択をする時、その97%を占める潜在意識がほとんど意思決定をしている
こんな感じです。
つまり、人って自分であれこれ考えても物事を選んでいるようで、実はそのほとんどは無意識のうちに勝手に決めているということになります。
だから例えば「ダイエットで痩せたい!」と言ってる人が中々痩せないのは、頭では痩せたくても97%を占める潜在意識では変わろうとしていないからなんですよね。
そのため本当に変わりたいのであれば潜在意識から変えていく必要があるわけです。
1-2意識できないのにどーやって自分の潜在意識を知るの?
僕は潜在意識のことを知ってからずっと疑問でした。
「潜在意識は97%を占める重要な部分ということは分かったけど、そんなの認識できないんだから変えようがないじゃん?」と。
そうして「認識できないもんを変えるとか無理だろ!」というのを常に思っていたわけですが、実は簡単に自分の潜在意識を知る方法があることを知りました。
その方法は結論から言えば、自分自身との心の中での会話を観察することです。
そこに潜在意識が投影されています。
例えば痩せたい!という願望があったとします。
そこで食欲が湧いた時に、何を思うかが潜在意識を知るヒントになるんです。
- 明日からやればいっか…
- 食事制限以外の他の方法もあるんじゃない?
- 今日だけ食べよ!
- 明日たくさん運動すればいっか!
など、《選択の時に自分の心の中でどんな会話をしているか》が潜在意識が浮き彫りになる瞬間になります。
表面的には痩せたいと思っているけど、
上記のように「痩せる努力をしない選択を正当化する理由を作る」ための心の中での会話をしているのなら、潜在意識は痩せなくて良いと思っているということです。
同じダイエットでも、
例えば医者から
「あなたは痩せないと3ヶ月後には死にます」と言われたなら、
食欲が湧いたとしても
- 明日からやればいっか…
- 食事制限以外の他の方法もあるんじゃない?
- 今日だけ食べよ!
- 明日たくさん運動すればいっか!
とはなりませんよね。
だって痩せなきゃ死ぬんですから食欲が湧いても心の中では
- 早く痩せなきゃ!
- もっと運動しなきゃ!
- 食べたいけど死にたくないし我慢しよう
などと心の中での会話は行われるはずです。
これは潜在意識から「痩せたい!死にたくない!」と思っているからこそ、心の中の会話も変化するわけです。
このように潜在意識とは何か自分の壁や困難にぶつかった時に浮き彫りになりやすく、自分自身との心の会話を観察することで見えてきます。
2潜在意識はのほとんどはセルフイメージで決まる?
潜在意識というのはセルフイメージと大きく関係があります。
セルフイメージとは簡単に言えば、自分に対する自分の評価です。
その自分に対する自分の評価がどのようにして決まったのかを知ることで潜在意識を変えるヒントになります。
2-1セルフイメージは周りの人間の評価が影響する
セルフイメージは[周りの人間がアナタをどう評価しているか]で決まってきます。
特に両親からの評価や、両親との関係性などの関連が強いです。
というのも、生まれた瞬間の赤ちゃんなんて自分が何者かすら分かっていませんよね。
そんな無垢の存在に両親が色んな価値観を与えていく訳です。
そこで
- あなたは優しい
- あなたは何でもやり遂げる子
- あなたは頭が良い
などの評価を与へ続けて育てると子供は自然と
「あー、私はできる子なんだ」と自分で自分を評価するようになります。
すると、何か困難にぶつかってもナチュラルに「私はできる子だから何とかなる」と思えるんですよね。
だから潜在意識にも「私ならできる」という情報がインストールされていて、心の中の自分との会話も《壁を乗り越えるための会話》となって、どんどん変わっていけます。
逆に子供の頃から
- あなたはダメな子
- 親がいなきゃ何もできない子
- 意志が弱い子
などと育てられれば子供は無意識に
「あー、私は何もできない子なんだ」と自分で自分を評価するようになります。
すると何か壁にぶつかった時も
「私には無理だよ。だってダメな子だし。」
と心の中で会話が行われ、上手くいかなくなります。
このように自分が自分自身をどう評価しているかが何かを選択をする際に影響し、潜在意識に刷り込まれています。
そしてその自己評価のキッカケは他人の評価によって作られるわけです。
2-2セルフイメージは過去の体験とその解釈の積み重ねが影響する
これまでの体験をどう解釈してきたかも潜在意識を構成する上で凄く重要な要素です。
例えば小学生の時に
「超ブサイクじゃん(笑)」と言われてイジられる体験をしたとします。
もしここでこの体験を[私はブサイクなんだ。だからイジられるんだ]と解釈すれば、自己評価として[醜い私]の完成です。
するとその自己評価を元に
- 私は醜いから嫌われる
- 私は醜いから誰とも付き合えない
- 私は醜いから友達が少ない
などと、何かの度に、色んなことを勝手な思い込みだけで潜在意識へ刷り込むんです。
でも実は「超ブサイクじゃん(笑)」と言ったのは《あなたがカワイイorイケメンなのを嫉妬し、負け惜しみとして出た発言》だったとしたら?
かなり自己評価は変わってくるはずです。
つまり同じ体験でも自分がどう解釈したかによって、今後のセルフイメージも潜在意識も大きく変わってくるということです。
そして潜在意識もセルフイメージも、そのキッカケの全ては人間関係の中で生まれ、体験を重ねるごとに積み上げていきます。
3誰も知らない潜在意識が書き換わる本当の仕組みを知る
潜在意識を書き換えるのであれば、その流れを知る必要があります。
それを知ることにより自分が今どの段階にいるかが分かり、やることも明確になってきます。
「ワクワクをイメージしましょう」などの薄っぺらい精神論ではなく、超現実的かつ確実に変えていく方法をお伝えします。
3-1書き換えの方法はスポーツと同じ
「潜在意識を書き換える」と言うと難しく感じますが、実はスポーツで考えてみると分かりやすいです。
人は新しい何かを習得する時は必ず
ステップ1.無自覚からスタート
ステップ2.課題を自覚
ステップ3.自覚したけどできない
ステップ4.意識すればできる
ステップ5.意識しなくてもできる
という流れになるわけです。
この第五ステップの[意識をしなくてもできる]というのが潜在意識に刷り込まれた状態になります。
潜在意識を書き換えるということは新しい思考パターンを会得する訳ですから、必ずこの流れに沿っていくわけです。
これを分かりやすいようにスポーツで考えてみましょう。
例えば野球で全然ヒットが打てなくて悩んでいるとします。
自分の打ち方に変なクセがあり、そのせいで打てないわけです。
ここから改善するにはまずは
[自分には打ち方に変なクセがある]ということを自覚しなければなりません。
これが第2ステップの[課題を自覚する]という段階です。
次はその変なクセ直すために新しいバッティングフォームを取り入れていきますよね。
でも最初の方は今までのフォームが染み付いてしまっているので、中々新しいフォームでスイングができないんです。
これが第3ステップの[自覚したけどできない]という段階です。
そしてできなくても何度も練習をしていくと、徐々に新しいフォームが分かってきます。
すると全くできなかったのが、意識をすれば新しいフォームでスイングできるという状態になってくるんです。
これが第4段階の[意識をすればできる]という段階です。
そのあとは意識しながら何度も反復練習し、経験を積むことでその体験から学びを得て自分の身体に染み込ませていきます。
そうして自分のものになった時、第5ステップの[意識しなくてもできる状態]となり、完全に潜在意識まで刷り込まれます。
この流れと全く同じように新しい思考パターンを取り入れていって潜在意識を書き換える訳です。
3-2「無理せず潜在意識を書き換えて簡単に引き寄せ♪」なんてあり得ない
潜在意識を書き換えるというのは、古い思考パターンを新しい思考パターンに書き換えていくわけですから、当然その新たな考え方を染み込ませるために反復する必要がありますよね。
そーやってこの、
1.無自覚からスタート
2.課題を自覚
3.自覚したけどできない
4.意識すればできる
5.意識しなくてもできる
という流れを辿るわけです。
よく胡散臭いスピリチュアルでは「波動を高めて!」だとか、「守護霊に潜在意識を書き換えてもらう!」だとかありますが、そんな方法で潜在意識が変わるわけありません。
だってそれは先ほどの打ち方の例で言えば、
「あなたの打ち方の悪いクセは守護霊にお願いすれば治ります」
と言っているのと同じです。
そんなことで変わるなら誰でもプロ野球選手になれますよね。
身体に染み込ませるのも、潜在意識に刷り込ませるのも流れは同じなんですよ。
スポーツの例でなら「守護霊にお願いなんてしたって、波動を高めたって、上手くなりゃしない」と分かるのに、なぜか潜在意識となると多くの人は胡散臭い神頼みになってしまっています。
魔法なんて無いのであれば、そんなことに現実逃避しないで、現実的な方法で確実に変わった方が良いじゃないですか。
だからそんな「ラクラク簡単に潜在意識を書き換えて幸せになろう」みたいな情報に惑わされす、確実な方法で変わっていって欲しいです。
4潜在意識を根こそぎ変えていく最強の4ステップ
この4ステップはフワフワしたスピリチュアル理論よりも、現実的かつ確実に変わる方法です。
これを繰り返せば必ず変わっていきますので是非とも取り組んでみてください。
4-1ステップ1:まずは自分を浮き彫りにする
まずは課題の自覚が必要です。
自分の課題が分からないなら何も始まりませんよね。
例えばプライドが高くて常に上から目線の男性が「モテたい!彼女が欲しい!」という願望を持ったとします。
そしたらまずは「どうして自分は彼女ができないのか」を浮き彫りにする必要があるわけです。
この課題の自覚が凄く重要で、キチンと自分と向き合えないとこの段階で失敗します。
例えば「俺がモテないのは出会いが少ないからだ。だから出会いを増やそう。」などと課題の設定をしたらどうなると思いますか?
いくら出会いを増やしたってプライドの高い自分が変わらなければモテませんよね。
このように問題点の自覚が無いのであれば意味がないんです。
だから自己理解をしっかりと深めて、潜在的にある自分の問題点を見つけていく必要があります。
この例で言えば、「俺はプライドが高くて上から目線になっている」という潜在的にあったモノを、顕在意識で自覚できるように浮き彫りにするんです。
4-2ステップ2:意識的に変えてみる
潜在意識にあった「プライドが高い自分」を浮き彫りにしたら、そんな[プライドの高い自分]が出てきたら意識的に変えるんです。
例えば
- 自分の非を認めようとしない時
- 上から目線になりそうな時
- 自分を正当化しようとしている時
- 素直に謝れない時
など、これらのタイミングであえてプライドは捨て、素直に非を認めて謝ってみるんです。
最初は物凄く抵抗感がありますし、心がザワつきますし、辛くなります。
でも[プライドは捨て、今までとは逆の対応を取る]ということを意識的にしていくほかありません。
それを繰り返し、その時に出てくる心のザワつきと向き合って自己理解を深めてください。
- なぜ謝れない?
- なぜこんなに心がザワつく?
- 謝ったって死ぬわけじゃないだろ?
- 何をそんなに恐れてる?
など、[なぜそんなにプライドを保とうとするのか]を自問自答していくと自分の思考パターンがより明確に分かってきます。
4-3ステップ3:壁を乗り越えて成功パターンを作る
勇気を出してプライドを捨て、素直になることを繰り返していくと
- 「あ、そんな必死にプライドを保たなくても平気なんだ…」
- 「自分に自信が無いだけだったんだ…」
などと気づいてきます。
すると段々と素直になるのも簡単になってくるんです。
そして、
- 自分はこーいう時は特に素直になれない
- こーいう時は素直に認められる
- 素直になれない時はこーすれば素直になれる
などの自分のパターンが見えてきます。
その中で自分の上手くいくパターンを会得し、[常に良い自分でいられる方法]を経験を通して身体に染み込ませるんです。
4-4ステップ4:体験がセルフイメージを変える
そーやって自分の上手くいくパターンが分かってくると常に素直な自分でいれるので、女性の反応が変わってくる体験をします。
そうして少しずつモテるようになっていき、彼女ができたとします。
すると「プライドが高く、モテなくて彼女ができない自分」から「素直な自分、彼女ができた自分」にセルフイメージが書き換わるんです。
上手くいった体験はセルフイメージを書き換える上で物凄く大きな影響を与え、自信をつけます。
そうして初めて潜在意識が書き換わっていくわけです。
この流れをまとめると
①モテなくて彼女がいない自分
②潜在的にあったプライドが高い自分を浮き彫りにする
③抵抗感はあるけど意識的に素直になってみる
④だんだん自分のパターンが分かってくる
⑤上手くいくパターンを自覚する
⑥変なプライドを捨てて素直でいることで彼女ができるという体験をする
⑦その体験が[モテない自分]のセルフイメージを変える
⑧同時に潜在意識も書き換わる
です。
これは潜在意識にあったプライドの高い自分を書き換える例でしたが、全てにおいても共通です。
- 他人の目が気になる自分
- 痩せれない自分
- 恋愛依存になる自分
- 本音が言えない自分
- 飽きっぽい自分
- 継続できない自分
など、全てにおいて同じ流れで潜在意識を書き換えていけます。
5まとめ
何かを変えようと思ったらやはり自覚が全てであり、自覚がなければ何も始まりません。
潜在意識の問題は浮き彫りにして、自覚することで初めて書き換えるスタートラインに立てます。
だから、まずは自己理解が全てであり、それがベースなんです。
さて、ここまでを真剣に読んだ方は
・自己理解ってどうやって深めるの?
・自分と向き合うってどうやるの?
・自分の思考パターンってどうやって見つけるの?
・過去に作った悪いセルフイメージを変えるにはどうするの?
・もしトラウマがあったらどうするの?
など色々な疑問が湧くかと思います。
その辺の詳しいところはコチラの無料ebookに全て乗ってますので是非とも参考にしてください。
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