人から尊敬されるような自分になれたら
- 仕事も
- 恋愛も
- 夫婦関係も
- 親子関係も
全て上手くいきますよね。
実は尊敬される自分になる方法ってシンプルで、
結論から言えば「人間理解を深める」ただそれだけです。
人間理解とはもう少し具体的に言うと、自己理解、他者理解、コミュニケーション能力などを深めるということです。
ここを極めていくと
- 自然と視点が高くなり、
- 人とは違う思考を持てるようになり、
- 人の心が読めるようになり、
- セルフマネジメント能力が高くなり、
いつのまにか尊敬される人になってます。
その具体的な方法を含めた
尊敬される人の特徴や、尊敬される人になるための方法なのをここではお伝えしていきます。
目次
1尊敬の本質
相手を尊敬するかどうか、
自分が尊敬されるかどうか、
この辺はお互いの精神年齢や人間力などが強く影響しています。
よくネットでは尊敬される特徴として
- 感情がコントロールできる
- 悪口を言わない
- 誠実
- 前向き
などの表面的な特徴が載っていますが、これはある程度精神が成熟している人にとっては当たり前なことです。
あなたも想像してみて欲しいのですが、当たり前なことをしている人を見て何か尊敬の念を抱くでしょうか?
おそらく何とも思わないですよね。
だって当たり前なんですから。
つまり、[当たり前の基準が低い人にとっては尊敬できるポイントでも、基準が高い人にとっては普通のこと]なんてことはザラにあります。
だから[この特徴を持っていれば尊敬される!]みたいな絶対的な何かがあるわけではなく、相手と自分の人間力の差によって相対的に変化するわけです。
ということは、自分の人間力を高め続けていたら周りよりも相対的に自分は成熟しているわけですから、尊敬される確率が高くなるということですよね。
ここを前提に更に詳しく尊敬についてお伝えしていきます。
2尊敬の念が生まれる3つの瞬間〜こんな人に尊敬する〜
人間力の差によって尊敬の念は生まれますが、その中でも「こんな人は尊敬してしまう!」というのがあります。
今回はその本質的な部分をお伝えしていきます。
2-1自分の理想を体現している人
人は誰しも理想的な自分というものを持っていますが、その自分の理想を体現して生きている人を見ると尊敬したくなります。
よくネットに載っている
- 前向き
- 素直
- 責任感がある
- 感情をコントロールできる
- セルフマネジメント能力が高い
- 気がきく
などの尊敬される人の特徴というのは「自分もこう在りたいな」という理想を見せてくれるため、尊敬の念を抱くわけです。
そしてネットにある情報のほとんどはココをピックアップしています。
ただし、この部分は当たり前の基準が高い人や精神的に自立している人にとっては普通なことなので、そーいう人達にとっては尊敬ポイントにはなりません。
2-2新しい価値観を与えてくれる人
人は新しい価値観を与えてくれる人に対しては尊敬の念を抱きやすいです。
この価値観の変化が起こるというのは物凄いことで、人生を変える威力があります。
例えば、この2つの記事
「嫉妬」という感情についてや「嫌いな人」に関する捉え方をお伝えしていますが、
この考え方が腑に落ちると、嫉妬心が湧いても嫌いな人が現れてもイライラしなくなります。
この内容が日常で応用できると
「嫌いな人」「嫉妬心」=嫌なモノ
という価値観だったのが、
「嫌いな人」「嫉妬心」=自分に良い変化を起こすための貴重なモノ
となるんですよね。
すると嫉妬心が湧いた時や嫌いな人に出くわした時に行動の選択が変わってきます。
人生って選択の連続なわけですから、その選択が変わるということは、それを積み重ねたら人生が変わるということです。
価値観が変わるとその選択の基準までが変わるので人格まで変わってきます。
新しい価値観が入ってくるということはそれくらいの威力があるんです。
新しい価値観を与えただけで尊敬されるわけではありませんが、尊敬されるような人は皆、色んな人に価値観を変えるような気づきを与えています。
2-3自分を成長させてくれる人
人間には本能的に成長欲求というのがあります。
これが人間の本質であり、人類全員が求めていることなんですよね。
例えばスポーツで「スタメンとして試合に出たい!」となった時に、色々練習して成果が出始めている時って一番楽しいんです。
でも、実際にスタメンが当たり前になってしまうと、その日常から何も変化がなくなってマンネリ化し、つまらなくなってきます。
すると人って必ず次の目標を掲げますよね?
- ベスト8までいきたい!
- エースになりたい!
- 選抜選手に選ばれたい!
- 優勝したい!
など、次のゴールを設定するはずです。
つまり、人は結果が欲しいというより、結果までの過程にある成長実感が欲しいんですよね。
これはスポーツだけに限らず、恋愛も仕事も人間関係もビジネスも同じになります。
結局のところ、人は自分の能力を高め、自分の可能性を広げる過程に楽しみを覚えるんです。
だから価値観の変化を起こしたり、自分の世界を広げてくれる人というのは物凄く成長に繋がります。
そのため成長のキッカケを与えてくれる人は物凄く貴重であり、そこに気づかせてくれる人は尊敬してしまうわけです。
3尊敬される人になるには成長がキーポイント
尊敬と成長には密接な関係があります。
そこを紐解くことで尊敬されるような人になるためのヒントが分かってきます。
3-1成長し続ける姿は無条件に尊敬できる
人は全員が成長欲求を本能的に持っており、心の奥底の無意識領域では自分を成長させたいわけです。
でも、日常でのストレスや、日々の忙しさや、人間関係の悩みなどの、目の前のことで精一杯になってしまっています。
そうしてストレスを溜めたくないので、現状維持で問題を避けようとする訳です。
そして結局、本能では成長したいけど、理性では面倒なことは避けたい…
という矛盾もまた潜在的なストレスの原因になります。
しかし日常のストレスも感じさせず、自分を高め続けている人は一定数いるわけです。
多くの人はそーいう生き方を本当は求めているからこそ、成長し続けてる人に対して尊敬の念を抱きます。
3-2みんなの憧れる等身大は理想の形
人はみんな等身大の自分で生きたいと思っています。
他者評価、周りの目、常識、立場、そーいうシガラミから解放されたいんです。
でも多くの人は自分の意志の上に生きて信念を貫いていくことができません。
結局のところ等身大の自分を表現するのは怖いですし、本当の自分をさらけ出してどう思われるかが気になって仕方ないんです。
だからこそ自分の軸を持ち、自分の信念を貫いて生きる人が憧れでもあり、理想の形を体現しているため尊敬してしまうわけです。
3-3他人に良い影響を与えれるとヤバい
自分が成長していくと
- 視点が増え、
- 思考が深くなり、
- 人の気持ちが理解できるようになるので、
他人にも良い影響を与えられるようになっていきます。
そうなっていくと、自分を中心にグループができたり、小さなコミュニティができたりします。
そうすると、新しい誰かがその自分のグループに入ってきた時、周りの人はみんなあなたを尊敬しているわけですから、当然後から来た人も尊敬の念を抱きやすくなるわけです。
自分の周囲の人間が自分をどう見ているかというのも尊敬されるかどうかに大きく影響してきます。
そして他人に対して良い影響を与え続けている人ほどその尊敬される環境を作りやすいということです。
4自分を人間的に成長させる4ステップ
自分が尊敬される人になるには成長し続けることが一番です。
では、そもそも成長って何なのでしょう?
どうやったら人間的に成長するのでしょう?
その辺を細かくお伝えしていきます。
4-1ステップ1:色んな体験を積む
そもそも成長とは
- 色んな視点を増やし
- 自分の見えている世界を広げ
- 人間理解を深める
ことだと僕は考えています。
①例えば、幼稚園児は視点が少ないので自分の欲求が満たされないと全力で抵抗しますが、
大人は多くの視点を持っているので「そーいう場合もある」と別の角度から考えられますよね。
②例えば、幼稚園児は見えている世界が狭いので[自分の感情と目の前のできごと]でしか物事を考えられませんが、
大人はもっと広く見えているので[現状・そうなった背景・これからどうすべきか]という現在、過去、未来まで考慮して物事を考えられますよね。
③例えば、幼稚園児は自分が中心なので、自分を客観的に見ることはできないですし、他人の気持ちを理解することもできませんが、
大人は相手を理解する能力を持っているので、他人に共感し、愛情を注ぎ、信頼関係を築くことができますよね。
この3つの例のように
- 視点の数
- 見えている世界の広さ
- 人間理解の度合い
これが大人と子供の差であり、この3つを深めることが人間的な成長を促進させます。
そして、見ている世界を広げるにも、人間理解を深めるにも、まずは視点を増やす必要があるんです。
視点が増えるからこそ、見える世界が広がり、人の気持ちも分かってきます。
その視点を増やすために色んな体験を積むことが何よりも重要になる訳です。
そして、色んな本を読んだりセミナーへ行ったりしても視点は増えますが、知識ベースで増やすより体験ベースの方が大切になります。
例えば恋愛テクニックやコミュニケーションテクニックを覚えたところで直ぐに忘れてしまいますが、
実際に誰かと付き合って試行錯誤しながら信頼関係を築いていき、その中で得た学びは一生覚えていますよね?
このように知識ベースではなく体験ベースで得た視点は一生覚えていますし、身体に染み込んでいるので色んな体験をすることは重要なんです。
4-2ステップ2:自己理解を深める
たくさんの視点を増やすと同時に自分を深めるということも自己成長には必須です。
自分を知るとは
- 自分の価値観
- その価値観が生まれたキッカケ
- 自分の弱み
- 自分の思考パターン
などを自覚するということです。
これが分かっているからこそセルフマネジメントができるようになり、自分が成長していく上で何が必要なのかを客観的に把握できます。
4-3ステップ3:人の心を読み解く
自己理解が深まり自分のことが分かってくると他人の内面も見えるようになってきます。
これは自分が苦労して取り組んで乗り越えたモノは、相手が同じことで悩んでいたらその気持ちが凄く理解できるとの同じです。
例えば、自分が恋愛依存症で苦しんだ経験があって、それを何とか乗り越えたとしたら、
同じ恋愛依存の人を見た時に
- どーいう思考なのか
- なぜそうなっているのか
- どこが壁なのか
- どーやったら乗り越えられるのか
などが分かりますよね。
それと同じ原理です。
自己理解を深めて自分の内面と向き合っていくと、相手の内面や心の奥にある想いが見えてきます。
そーすると相手の本音が見えてくるのでコミュニケーションが取りやすくなるわけです。
4-4:ステップ4:価値を与える
ステップ3で相手の心が分かってくるとどのようなアドバイスをしたら良いのかも見えてきます。
要は相手が何に悩んでいて、どこに躓いているのかが何となく分かるわけですから、
そこに対して適切な助言をすることができますよね。
それは相手にとって凄くありがたいことですし、上手くいけば感謝もされます。
ただここで重要なのは「伝え方」です。
ただ「アナタはこーした方が良いよ」と伝えるだけでは意味がありません。
相手の価値観を変化させるような気づきを与える必要があり、そのためには正論を伝えるだけでは相手は変わらないんです。
むしろ正論は逆に相手を怒らせることもあり、価値を与えるどころか不快にさせることもあります。
だから伝え方を試行錯誤しながら自分を成長させていくわけですよ。
相手のことを考えながら伝えるという経験は本当に自分を成長させることができるのでオススメします。
そうして色んな人に価値を与えることができるようになると、自分の周りに人が集まり、尊敬されていくようになるんです。
5まとめ
尊敬される人の特徴って表面だけ切り取ると
- 感情がコントロールできる
- 悪口を言わない
- 誠実
- 前向き
みたいなことばかり目がいきますが、
それは尊敬の本質ではありません。
やはり大切なのは
等身大の自分を高めて、
成長し続け、
他人に還元していく
そーいうマインドを持って日々人と人間関係を築いていくことです。
そうすれば自分の能力が高まれば高まるほど、価値を与えられる範囲が広がり、尊敬をされる人になっていきます。
さて、ここまでを真剣に読んだ方は
・自己理解ってどうやって深めるの?
・人の心って具体的にどうやって読み解くの?
・気づきを与えるってどうやるの?
・相手に価値を与えるにはどうするの?
・具体的にどうやって伝えたら良いの?
・自分の成長ってどうやるの?
などの色々な疑問が湧いてくるかと思います。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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