どうも。高橋です。
「いつも素の自分が出せない…」
「いつも周りに合わせるから息苦しい…」
「なんで本音が言えないんだろ…」
そんなことを思ったことはないですか?
本音を言えない人、自分の本音を中心にして生きてる人って少ないですよね。
この記事ではそんなストレスを溜め込んでしまう人のために[本音が言えるようになるための極意]をお伝えしていこうと思います。
原因と対策をしっかり学べば本音は言えるようになるので是非とも参考にしてください。
では参りましょう。
目次
1.本音が言えなくなる根本にあるのは「恐れ」
1-1嫌われる恐怖、見捨てられる恐怖
基本的に本音が言えない根底にあるものは、何かに対する「恐れ」です。
本音を伝えた結果、「何かしらマイナスのことが自分に起こる」と思っているからこそ、素直な思いが言えなくなります。
特に多いのは
・嫌われるんじゃないか
・見捨てられるんじゃないか
・否定されるんじゃないか
などの、不安や恐怖心です。
この「恐れ」は100%自ら作り出しているのですが、心に染み付いた感情であるため、いつも付きまとってきます。
その結果、周りの顔色をうかがい、周りが期待する答えや、相手が望む答えなのどを無意識のうちに探すわけです。
そういう視点になっていると、自分の発言によって少しでも雲行きが怪しくなると
「あ、ダメだ。きっと変に思われる!」
と、過敏になってしまい、自分の本音は引っ込めてしまいます。
それがずっと続いているわけです。
1-2周りの期待する自分を作ってきた
本音が言えないという性質は、家庭環境や親子関係が非常に影響していることが多いです。
というのも、子供は愛情をもらえなければ生きていけない生き物なので、周りの大人からのエネルギーをもらうためにはあの手この手を使います。
そこでの色んなパターンはありますが、本音が言えない人に多いのは
《親の期待に応えることや、親の機嫌を損ねないように努力することで自分の居場所を確保してきた》
という戦略を選んできたということです。
幼少期から自分の望みよりも、周りの望みを叶えることが普通になってるんですよね。
結局子供は寂しさを感じた時に建設的な対話を親とすることはできませんから、戦略としては
・周りの人間をコントロールしようとするか
・自分の内面をコントロールしようとするか
のどちらかになります。
そこで自分の感情は抑えて、自分の内面をコントロールすることによって寂しさを理性で誤魔化したり、期待に応えることで注目を集めることに成功した子供は、本音が言えなくなる傾向にあります。
1-3自分が受け入れられると思っていない
上記のような幼少期を過ごしていると
- 〇〇すると褒められる
- 〇〇できたら認めてもらえる
- 〇〇したら叱られる
- 〇〇できないと残念がられる
など、条件によって褒められたり、叱られたりすることに敏感になります。
これが当たり前になってくるので、
「自分は条件を満たさないと受け入れてもらえない」という思い込みを作るんです。
等身大のありのままの自分では受け入れもらえないんだ…
この価値観が自分の本音を表現することの大きなブロックになっているケースが非常に多くあります。
その受け入れてもらえない恐怖心や、素の自分を出したら否定されるかもという恐怖心が根っこにあるので、なかなか本音が言えなくなるわけです。
2.素直に本音が言える自分を作る方法
2-1自分と向き合う時間を作る
本音が言えない時は「自分の中で何が起こっているのか」を客観的に把握できると、次のステップに進みやすくなります。
恐怖心はベースにあるわけですが、人によって本音が言えない原因は更に細かく分かれてきます。
例えば
- 上手く言語化ができないのか
- 頭の中がごちゃごちゃして整理ができないのか
- そもそも自分の本音がよく分からなないのか
- 単純に怖くて言えないのか
本音が言えなくなる理由は様々です。
その辺の「自分はどこが引っかかっていて言えないのか」を明確に自覚することが大切になります。
例えば「言語化が苦手で本音を表現できない」のと、「そもそも本音が分からない」では対策が全く違いますからね。
その辺はとても重要ですので、自分としっかり向き合って「自分にはどんな原因があるんだろうか」というのを考えていってほしいと思います。
2-2感情表現を増やしていく
いきなり自分の全てをさらけ出すことは難しいですが、少しずつ表現していくことは可能です。
その最初の一歩として「感情表現をする」というのがあります。
これはどれくらいのレベルで本音が言えないのかによりますが、自分の感情を表現してコミュニケーションを取るというのは有効です。
例えば、恋人と会う約束をするなら、
ただ「〇曜日に会おうよ。その日は空いてる?」
と言うのではなく、
「いつも〇〇と会うのめっちゃ楽しみにしてるんだよね。だから早く会いたくてさ〜。〇曜日って空いてる?」
みたいに、自分の感情表現をあえてプラスするところから始めると良いかと思います。
他にも、
何かしてもらったら「ありがと〜」と言うだけでなく、
「いや〜めっちゃ嬉しいわ!ありがとうー!!」
と、感情をプラスしたり、
何かお願いする時も、「これをお願い!」と言うだけでなく、
「これやってもらったらめっちゃ助かるし、凄く嬉しいんだけど、頼める?」
と、感情を乗せてみるなど、
ちょっとした自分の発言に「感情」を少しだけ足すという工夫をしてみてほしいんです。
いきなり色んな感情を表現することは抵抗があるかもしれませんが、プラスの感情からならやりやすいかと思います。
なぜならプラスの感情であれば相手を傷つけることはないからです。
必要なのはほんの少しの勇気だけであり、それは今日からできます。
そうやって感情表現を少しずつ増やしていき、自分の内側を出していって、相手と共有するという体験を増やしていってほしいです。
これが本音を伝えるための良いトレーニングになります。
2-3恐怖心より相手そのものにフォーカスする
本音が言えない時というのは必ず自分に視点が向いています。
・自分が嫌われたらどうしよう
・自分が否定されたらどうしよう
・自分が変に思われたらどうしよう
など、全て自分のことを考えているんです。
人がネガティブになる時の99.9%は自分のことを考えている時です。
ということは、逆を言えば人は誰かのためを思っている時にネガティブな感情は出てこなくなります。
例えば極端な話、あなたの大切なパートナーがヘビースモーカーで肺炎になり死にかけたとします。
医者からは「このままタバコを辞めないといつ死んでもおかしくない」と言われました。
でも、頑固なパートナーは禁煙する気が無く、
あなたに「タバコ買ってきて」と頼んできます。
こんな時あなたはどうしますか?
相手の望みに反することを言えばおそらくケンカになるでしょう。
でも、本音を伝えるのは怖いからタバコを与えよう…ってなるでしょうか。
おそらくはケンカしてでも「タバコやめろ!」ってなるかと思います。
なぜならこのままでは死んでしまうからです。
これは極端な例ですが、
このように人は相手のことを100%想っている時は自分の本音を伝えることができます。
自分の保身よりも大切なことがあるからです。
ここから言えることとしては、本音が言えない時ほど、自分ではなく相手のことや周りのことを想うことが非常に大切になるということです。
本音を伝える時は「何のために伝えるのか」を意識してほしいと思います。
3.自分の思い込みよる影響を減らす
3-1自分の不安の目を自覚する
自分の心にいつも不安や恐れがあると、そのフィルターを通して相手を眺めるようになるので、解釈がネガティブになります。
例えば、あなたが何かを相手に伝えた時、
「あ?なに?」と言われたとします。
ここでベースに不安があると
「きっとこの人は怒ってるんだ」
「私が話しかけたから機嫌を損ねたんだ」
「私と関わるのが嫌なんだ」
「どうしよう…私悪いことしちゃったのかな」
など、とにかく自分を悪者にする解釈をしがちです。
でも、実際のところは相手は寝不足で目つきが悪くなって、ボーッとしていただけ…
全然あなたのことを悪く思っていないのに、不安があると自分が勝手にダメだと判断してしまいます。
本音が言えない人はこういう出来事が日常的に起こります。
ちょっとした相手の反応を全てマイナスに解釈するからです。
そうやって《自分の本音が言えない世界を自分で作っています》
なので、自分の思い込みによって生じている解釈を自覚していく必要があるわけです。
3-2支配的な人を引き寄せる
また本音が言えず、相手の望みを叶えることを優先させていると、支配的な人を引き付けるようになります。
特にモラハラ系の人は自分の言いなりになる人を見抜くのが得意です。
本音が言えない人は《他者が機嫌を損ねたら自分のせいだ…》と解釈する人が多いので、モラハラ系の人達は機嫌を損ねることで、相手に罪悪感を抱かせて支配しようとします。
そうすると本音を伝えようにも、周りにいる人達がそういう利用してくる人間ばかりなので、恐怖心ばかりが引き出されてしまい、自分を変えることができなくなるんです。
そういう周りの人間の影響によって本音が言えなくなっている場合もあります。
これも結局は「相手が機嫌を損ねたのは自分のせいなんだ」という思い込みがキッカケで起こるわけです。
3-3付き合う人や、環境を変える
思い込みによる影響を減らしていくためには、環境を変えて、付き合う人間を変えるのが一番です。
本当に良い人達は本音を受け止めてくれますし、言葉にできないのであれば整理することを手伝ってくれますし、言えるまで待っててくれます。
そういう人達に囲まれることで自分を出すことの恐怖心はかなり克服することができるはずです。
自分を本気で変えようと思った場合は、環境から変えてしまうのは一つの手段かと思います。
4.本音の正しい伝え方
4-1不満と本音を分ける
本音が言えない人の中には《不満を伝えることと、本音を伝えることがゴッチャになっている人》がいます。
不満は伝えたら関係が悪化する要因になりますが、本音はお互いの理解を深めるキッカケになりますので、きちんと本音を表現することは良いことなんです。
じゃあ不満と本音の違いは何なのか…
[不満]を伝える時は必ず相手を責める気持ちがどこかにあります。
自分は被害者であり、相手が悪い…
こういう思考が背景にある思いを伝えると、
それは「不満」になるわけです。
当然、そんな思いをぶつけられたら相手は不快ですので、関係は悪化しますよね。
[本音]はあくまでも「自分がどう感じているか」であり、相手を責める気持ちは一切ありません。
なので伝え方も、雰囲気も穏やかになります。
だから本音を伝えようにも不満をぶつけてしまいそうで抵抗がある時は、[そこに相手を責める気持ちがあるのか]を自問自答してもらうと良いです。
もしそこで相手を責める気持ちがあったとしたら、踏みとどまって、
・私は相手を責めることが目的ではないはず
・論破して相手を打ち負かす事が目的ではないはず
ということに気付いてください。
そしてそこで
- 「じゃあ私がこんなに相手を責めてまでして獲得したいものって何なのだろうか」
- 「本当は何を求めているのだろうか」
というのを自問自答してみてください。
そうやって掘り下げていった先に見えてきたものが自分の本音です。
そうやって不満と本音を分けて考えて、本音の方を伝えていく努力をしていくことが重要になります。
4-2相手への想いを全面に出す
本音を伝える時に大切なのは前提にある想いです。
「何を言うか」よりも、「どういう想いで伝えているか」が大切になります。
- あなたともっと分かり合いたい!
- 本気であなたのためになると思うから伝えたい!
という想いが全面に出ていると、どんな言葉を使ったとしても、その背後にある熱い想いが相手に伝わります。
本音を伝える時に重要なのは言葉ではなく、その言葉に乗った魂を届けることです。
自分の本音を伝えるときは「言葉に魂が乗っかっているか」を意識してみてください。
4-3対話を前提に伝えること
本音は伝えて終わりではないですよね。
伝えた結果、相手の反応もしっかり見て、そこから対話をしていく姿勢が大事になります。
本音を伝えることによる不安や恐怖心を抱く人は、対話する前提が無いんです。
- 変に思われたらどうしよう
- 嫌われたらどうしよう
- 否定されたらどうしよう
など、色々不安に思う気持ちは分かりますが、
本音を伝えたことで相手がそういう反応になるのであれば、ちゃんと意図が伝わるまで対話を重ねれば良いだけじゃないですか。
言いっぱなしにして終わりではありません。
本音を伝えた結果、相手のリアクションを見て
「あぁ、やっぱりダメだ…」と解釈し、
そこで対話から逃げてしまう…
これが一番やってはいけないことなんです。
なので相手の本音も受け止める勇気を持って対話をしてほしいと思います。
そうして、
[本音を伝えた→リアクションが悪かった→対話して分かり合えた]を繰り返していくと、
何度でも伝えたら良いんだ!
関係は何度でも築けるんだ!
ということが体感として分かってきます。
そうするといつでも本音が言えるようになるので、対話をすることを前提にして本音は伝えてみてください。
5.最後に
本音が言えるようになる方法は参考になりましたでしょうか。
日々生活を送っていく上で、本音で生きていけるの本当に精神的にラクになります。
いつまでも他人の顔色を伺って他人から好かれる自分を演じるのは疲れますよね。
今日から本音で生きていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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