どうも。高橋です。
みなさんの周りには空気が読めない人っていますか?
また、自分自身が空気を読める人間か気になりませんか?
この記事では誰も具体的に教えてくれない「空気を読む」ということについて詳しく掘り下げました!
是非とも今後の参考にしてください。
目次
1そもそも空気を読むとは何か
1-1文脈を理解する
空気を読むとは文脈を理解するということです。
要は「なぜ今このタイミングで、この話をしているのか」という会話の流れを掴むことが重要になります。
- どういう流れでこの話題になって、
- みんなはどういう方向に進みたくて、
- 今はどの方向に会話が進んでいるのか
これを掴むことができていれば空気が読めなくなることはありません。
空気が読めない時というのは、ここを理解していないんですよね。
だから、みんなが考えている方向性と全く違う関係ないことを発言してしまったり、既に話し終えた話題をほじくり返して発言をしてしまったり、会話の流れを断ち切ってしまうんです。
会話には必ず流れがあります。
[過去→現在→未来]をしっかり把握するする必要があるわけです。
過去:どういう流れでこの話題になったのか
現在:今はどの方向に会話が進んでいるのか
未来:みんなはどういう方向に進みたいのか
この視点を持って会話を聞いてみてください。
1-2雰囲気から理解する
空気を読むには文脈を理解すると共に、感情的な面を理解する必要があります。
例えば、グループの中で一人が物凄く不機嫌なオーラを放っていたとするなら、
その雰囲気から感情を察して、相手を刺激する話題を避けたり、不用意に関わらなかったりすることも空気を読んでいたらできます。
感情面の察する能力が鈍感な場合、自分には何の悪意も無かったとしても、相手を傷つけたり、怒らせたりすることもあります。
この辺の感情を察する能力が鈍感な場合は、まずは自分の感情と向き合った方が良いです。
自分はどんな時に喜び、怒り、悲しみ、楽しみ、嫉妬し、劣等感を抱き、嬉しくなり、そのような感情が動くのか。
ここに敏感になってくると、他人の感情の動きにも敏感になってきます。
まずは自分の感情の動きに敏感になることからが重要です。
2空気が読めない3つの原因
2-1観察不足
空気が読めない時は観察することを怠っていることが圧倒的に多いです。
相手の表情、声のトーン、会話の間、テンション、雰囲気、姿勢、視線など、良く観察していると色んなことが見えてきますが、それを怠っているわけです。
その観察によって自分の所属するグループの力関係が分かったり、AさんとBさんの関係性が見えてきたり、色々と分かってきます。
また、その瞬間の相手の感情や、気持ちの変化なども汲み取れるようになると、対応の仕方はかなり変わってきます。
その全体的なパワーバランスや関係性を把握できたら、空気が読めなくなることは減るでしょう。
2-2共感能力不足
人の感情に対する共感能力は空気を読む上で重要になります。
怒っているのか、喜んでいるのか、悲しんでいるのか、不安がっているのか、楽しんでいるのか…
こういうところを汲み取れると、かける言葉や、関わり方やなとも変わってくるはずです。
逆に共感能力に乏しいと相手の感情に気づけないので、怒っているのに火に油を注いでしまったり、不安がっているのにプレッシャーをかけてしまったり、誤った対応をしてしまい、
それが結果的に「空気が読めない」と判断されてしまうことがあります。
2-3背景の理解不足
そもそも相手への理解が足りないと空気は読めません。
特に相手の背景を想像すること、理解することは必須になります。
人には必ず背景があり、その時の状況に応じた立場や役割や、そこに至るまでのストーリーがあるわけです。
例えば、職場の会議という状況で部長という立場のある上司と会話するとしたら、たとえその上司が幼馴染みであったとしても、敬語を使うはずです。
幼馴染みだからといって、そこでタメ口で話したらそれは空気が読めていませんよね。
相手の立場や自分の立場やその時の状況を考えたら、どう振る舞うべきかは見えてきます。
他にも例えば、学歴コンプレックスを持っている人の前で学歴の話をしたり、体型にコンプレックスを持っている人の前で体型のことについて指摘したり、そういうことはしないかと思います。
それは相手の背景を知っているからであり、その話題が相手を傷つけることがあると分かるからです。
そういった相手の背景や立場や状況なども加味して理解することは空気を読む上で重要になります。
2-4過剰な承認欲求
- 観察不足、
- 共感不足、
- 理解不足、
これら全てを引き起こす最大の要因は過剰な承認欲求です。
自分が
- 認めらたい
- 感謝されたい
- 必要とされたい
- 褒められたい
という承認欲求があると周りが見えなくなります。
他者がどうこうと言うより、[いかに自分が評価を得るか]が思考の中心になるので、視野が狭くなるんです。
例えば空気が読めない代表と言えば、キャバクラなどで説教を始めてしまうおじさんとかがいます。
あれは何がしたいのかというと、「世の中の大事なことを教えて、女の子に凄いと思ってもらいたい。認められたい。」という承認欲求なんですよね。
でも、自分の欲求を満たすことしか頭にないので、相手の観察も理解も共感もせず、暴走して女の子からうんざりされてしまうわけです。
こんなふうに承認欲求が先行すると色んなものが見えなくなるので、空気は読めなくなってきます。
3空気を感じ取れるようになる4つの方法
3-1自分の心を穏やかにする
場の空気を感じ取ろうと思ったら、自分の心が穏やかで静かである必要があります。
特に微妙な変化を察しようと思うのであれば、自分の心はそれよりも更に静かであることが重要です。
例えばクラブミュージックの音がガンガン鳴り響き、ミラーボールがキラキラしているような場所で、相手の声を聞き分けられるか…と言われたら無理ですよね。
それと同じで、自分の心が穏やかでなければ相手の感情や気持ちの変化には気づけません。
例えば寝不足で、体がだるくて、ストレスが溜まって、イライラしている状態だったら、相手のことを察するのは難しいです。
なので空気を読むのであれば、心は穏やかに静かであることが重要になります。
3-2周りのためを想う
空気が読めなくなる時は承認欲求が強まった時です。
自分のことで頭がいっぱいになるため、周りのことよりも、自分の利益になることを優先しようとしてしまいます。
すると空気を読まない行動をすることが増えるので、そうならないように常に周りのためを想うことをしていると良いです。
「この場において周りのために今自分にできることは何だろうか」これを常に考えていると、承認欲求に呑まれることは減ります。
また、こういった貢献の精神を持っていると、その空気や雰囲気は周りに伝わります。
なので、たとえ空気が読めなかったとしても周りのためを思った言動だと分かるので、
天然キャラで可愛がられたり、いじられて愛されキャラになったり、空気が読めない性格がプラスに作用することもあるわけです。
更には空気が読めないおかげで、暗い空気を打破することができたり、みんなが思いつかなかったアイディアが生まれたり、変化を生む起爆剤にもなり得ます。
こういう作用を起こすには貢献の精神が土台になります。
3-3たくさん失敗する
空気を感じ取って良い方向へ導けるようになるには、たくさん失敗することも大切になります。
この辺は体験からしか学べない部分なので、どうしても実践が必要不可欠です。
自転車の乗り方を知識で覚えても意味が無いのと同じで、やはり実際にチャリに乗って、転んで、コツを掴むしかないわけです。
転んで失敗する過程の中で
- 何がいかなかったのか
- どうすればの良かったのか
- どこを意識すれば良かったのか
上手くいった時と何が違ったのか
などを研究していくと、どんどん精度が上がってきます。
ここで重要なのは分析です。
ただ何となくチャレンジして空気読めなくて失敗することを繰り返しても意味はないので、しっかり考察することが重要になります。
3-4人の心理について勉強する
体験、経験を積む中で人の心理を勉強することは大切です。
例えばこの記事にも空気を読めない理由として
- 観察不足
- 共感不足
- 理解不足
- 過剰な承認欲求
などを上げていますが、これも重要な知識です。
これらを知っていれば、[観察して、感受性を高めて、背景を理解して、貢献の精神があれば改善できる]というのが分かりますからね。
体験から学び、知識で方向性を定め、またチャレンジし、新たな学びを体験から得る…
これを繰り返していたら確実に人の心理に詳しくなりますし、当然空気を感じ取る能力も高まってきます。
なので、是非とも人の心理について学ぶことを続けていってほしいと思います。
4まとめ
空気を読む方法には正解はないですが、人間理解を深めるのが一番の近道です。
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