どうも。高橋です。
僕は人間関係やコミュニケーションを通して
・自分と向き合い
・相手と向き合い
・自分の本来の魅力を引き出し
・人生を変える
という目標の元、色んな形でアドバイスをしています。
ここで多くの人は
「自己啓発的な何かかな?」
「成功哲学とか言う人かな?」
と感じるようですが、
僕の伝えていることは
・恋人との関係
・苦手な人との関係
・夫婦関係
・セックス
・職場での関係
・親子関係
などを通して自分を変えていき、人生を変えるというものです。
あくまで、
実際に目の前にある人間関係の課題に対してどう向き合っていくのか
が中心になります。
結局、本を読んで成功哲学を学ぶよりも、
今の人間関係を掘り下げた方が自分の本質が浮き彫りになって、
より変わるべき方向がハッキリするんです。
あくまで自己啓発や成功哲学の本は万人に当てはまるように書いた大まかなものです。
例えばゴルフのスイングのコツが載っている本を読んだとしたら、大まかな正しい方向性は分かりますが、個人に当てはめた時に出てくる課題はバラバラですよね。
・身体の使い方のクセ、
・体格の違い、
・運動神経の違い、
・筋肉量の違い、
・柔軟性の違い、
色んな個人差があって、
どこに取り組めば良いのか分かりません。
自己啓発や成功哲学の本もそれと同じです。
大まかな方向性は分かりますが、
個人レベルに当てはめた時には
その人の
・思考パターン
・生い立ち
・価値観
・コンプレックス
などによって、取り組むべき課題はバラバラなんですよね。
そこで目の前にある人間関係を掘り下げ、今の自分の本質を浮き彫りにしていくと
「あぁー、ここが自分の課題だったんだ!」
と、ピンポイントで分かるんです。
そうやって課題がハッキリした人は
進むべき方向が決まるので
どんどん変わっていきますし、
人生の流れが変わります。
僕はそのお手伝いをしており、
お陰様で僕の情報を受け取った方々から沢山の喜びの声をいただいています。
今でこそ人様へ伝える立場をやっていますが、以前はコミュニケーションは下手くそで、人間関係もボロボロでした。
そんな絶望していたエピソードをこれからお伝えしていきます。
僕は彼女を奪われました
僕は初めて付き合った彼女をどこの馬の骨かも分からない男に奪われたことがあります。
当時の高校生だった僕は女性への接し方もぎこちなく、お世辞にもカッコいいとは言えませんでしたが、純粋にただただ彼女のことが好きでした。
そんな彼女は付き合っていた途中で精神疾患を患ったんです。
よくよく聞くと家庭環境も複雑でしたし、
元々色んなストレスを抱えているようでした。
でも、当時の僕はそんな日々ストレスを抱えていたことに全く気づけなかったんですよね。
彼女が心の奥底で
・何を考え
・何を求め
・何に苦しんでいるのか
全く分かっていませんでした。
彼女の精神がおかしくなっているとハッキリ分かった後は、
「あー、俺は何にも彼女のこと分かってなかったんだな」
と、反省したのを覚えています。
だからこそ、その後は心や精神について凄く勉強したんですよね。
そうやって沢山勉強して知識を得て、
少しでも彼女の心が軽くなるように
あの手この手を試して、
ダメならまた勉強して、
またアプローチしてみて…
を繰り返したんです。
そんなことを続けていたら彼女の反応は徐々に変わっていき、メールの返信が来るようになったり、会って話ができるようになったりして、手応えを感じていました。
そんな矢先に、彼女の近所に幼馴染の男が引っ越してきたんです…。
はい。ご想像の通り、
この男に僕は彼女を奪われました。
別に奪われるだけなら自分の魅力が足りないだけなので仕方ないと思えたでしょう。
もっと良い男が見つかって、それで彼女が心の支えになるのであれば、彼女にとってはそれが一番良いと僕は思えたと思います。
でも、その男は彼女と身体の関係を持った後、直ぐに関係を切ったんです。
つまり、
性欲のためだけに彼女へ近づき、
セックスして自分が満足したら
彼女を切り捨てたんですよね。
当時の凄く純粋だった高校生の僕には
この事実が衝撃的でした。
そしてこう思いました。
============================
なんで彼女のために沢山勉強して
色々頑張って伝えた
俺の想いは届かなかったのに、
そんな最低な男のテキトーな言葉に
そそのかされてんだよ!
ふざけんじゃねぇよ!
バカが!
============================
と。
「ふざけんじゃねぇよ!バカが!」は、彼女に思ったのか、情けない自分に思ったのか、奪った男に思ったのか、
色んな感情が混ざっていたのでハッキリとは覚えていませんが、とにかく絶望していました。
この時に学んだのは
[自分には人の心を理解する能力も、人に影響を及ぼす力も無い]
ということでした。
正論が全く役に立たないという事実
彼女を奪われた一件以降、
僕は人の心理ついて勉強し続けました。
心とは何なのか、
精神とは何なのか、
感情って何なのか、
恋愛って何なのか、
コンプレックスってなんなのか、
人の内面について、色んな本やネットの情報を元に勉強していったんです。
そして、人の心理について一通り勉強し終わった頃、とある彼女と付き合いました。
この彼女はどこか心に闇があり、
「なんか過去に色々ありそうだなー」
とは付き合う前から思ってはいたんですが、
やはり付き合う中で出てきたのは
・パニック障害の過去
・リストカットの経験
・複雑な家庭環境
という色んな過去でした。
そんな彼女との付き合いが本当に大変だったんですよね。
どんな感じだったかと言うと、
まず彼女は心を開きません。
基本的に人を信じていないんです。
そして厄介なことに、心は開かないクセに寂しがりで愛情に飢えています。
だから愛情表現してもその愛情を受け取れず、
「どうせ本当の私を知ったら嫌うんでしょ。」
と、自らネガティブになっていくんです。
「じゃあ、心を開いて素の自分で信頼関係を築く努力をするしかないだろ」と思うのですが、心は開きません。
その無限ループで凄く疲れるんですよね。
でも、僕は人の心理をたくさん勉強していたので
・こんな時はこう考えれば良い!
・こんな場合はこうすれば良い!
・こーいう時はこのアプローチが良い!
とか、知識としては知っていました。
だから科学的に効果のあることや、思考を変える方法や、それに必要なアプローチをたくさんやっていったんですよ。
正直僕は
「これまでの勉強が活かせるな。」
と余裕に満ちていました。
じゃあ、その結果どうなったかと言うと…
「あなたがそう考えるのは勝手だけど、それを私に押し付けないで。」
「そんなの綺麗事にしか聞こえない。」
などと、彼女に言われて、何も通用しなかったんです。
外から聞いたら100%僕の言ってることが正しいと分かるようなことでも、彼女の心には1ミリも響かなかったんです。
そして挙げ句の果てには
彼女の言葉にイラっときて喧嘩になる始末…。
あんなに勉強したのに…。
ショックと同時に、彼女を奪われた頃から何も変わっていない自分にまた絶望しました。
どんなに良い言葉も伝わらなければ意味は無い
どんなに良いことを言っても
どんなに素晴らしいことを言っても
どんなに誰もが正しいと思うことを言っても
相手の心に届かなければ何の意味もありません。
相手に届かないのであれば
それは ただの音の羅列に過ぎず、
自己満足にしかならないんです。
当時の僕を含め人間関係をこじらせる人の多くの人は
《自分の正しさを証明することで相手に認めさせようとします》
そうやって自分が精神的に優位になり、主導権を握りたいんです。
でも、それを続けても最後に残るのは
[自分の主張を押し通すことに成功して満足する勝者]と[不満を残しながらも言い負かされて我慢する敗者]です。
ケンカの原因は全てコレだったんですよね。
僕はこの彼女との付き合いの中でそれに気づきました。
だからイラっとした時は
「そもそも俺の目的は正論を言って彼女を言い負かすことなのか?」
と、問うようにしました。
こういう自分に対する問いは凄く大切で、
例えば、
・相手に不満を言いたくなる時、
・相手を責めたくなる時、
・相手を無視したくなる時、
・相手の前で泣いてしまいたくなる時、
など、色んな場面の時に、
「そもそも自分の目的は何?」
と問い直すことが関係を深めることに繋がります。
結局は
不満を言うのが目的ではなく、
無視するのが目的ではなく、
泣くのが目的ではなく、
その背景には[伝えたい想い]があるはずなんです。
それが素直に言えないから相手を責めたり、泣いたり、無視したりしてしまいます。
しかし、大切なのは信頼関係を深めることであって、主導権を握ることではないんです。
その過ちに気づいて、表面的なエゴではなく、自分の本音を表現していく対話力が何よりも大切ということを心に刻みました。
そこを自覚してからは僕のコミュニケーションの取り方が根本的に変わっていきました。
相手と正面から向き合うことの重要性
僕は今までのコミュニケーションの取り方は間違っていたと気づきました。
相手のためを想ってアドバイスをしていたつもりが、いつのまにか自分の主張を認めさせようとしていたんです。
だから自分のエゴはまず置いといて、
正面から彼女と向き合うことにしました。
そうして
「彼氏として彼女にできることは何か」
をいつも考えるようにしたんです。
そうやって色んな角度から、あの手この手で
コミュニケーションを取ってみました。
ただ、やってみて思ったのが、心を閉ざす相手に何かを伝えるというのは物凄く難しく、直ぐにイラッとしてしまう自分や、
「何で分かってくれないの?」と相手を責めたくなる自分が出てくるわけです。
相手のためにやったこと、
相手のために言ったこと、
それらが ことごとくズレていて
いかに相手のことをちゃんと考えられていないかが浮き彫りになってくるんですよね。
結局は人間関係を拗らせている時って、
自分の良かれと思ったことはほとんどの場合は相手のためになっていません。
大体の場合単なるエゴなんです。
つまり、相手のためとか言いながら
・こうしてほしい
・こうなってほしい
という勝手な期待を押し付けて相手をコントロールしようとしています。
そうやって相手と正面から向き合おうとすると、自分のエゴとも向き合う必要が出てきます。
ただ、人との関係が上手くいかない人ほど、
その自分のエゴを認識して見つめ直すことができないんですよね。
なぜなら大抵の場合、エゴの背景には
・コンプレックス
・過去の嫌な記憶
などが含まれるからです。
結局のところエゴの正体って、
[自分が幼少期に満たせなかったものを大人になってから取り戻そうとしている]ということが非常に多いんですよ。
そして満たせなかった記憶の背景には
・両親が不仲だった
・学校でイジメられていた
・教育が厳しかった
・いつも褒めてもらえなかった
・いつも比べられてきた
・いつも浮いた存在だった
などの負の感情がセットになってることが多くあります。
だから多くの人は自分と向き合ってエゴを認識することを無意識に避けるんです。
その結果、自分を満足させるために相手を利用しようとして関係を拗らせるわけです。
つまり相手と正面から向き合うということは
自分と正面から向き合うということであり、
自分のエゴとも向き合うということになります。
コミュニケーションの本質はここです。
自分の満足のために相手を利用するのではなく
相手と向き合って、エゴと向き合って、
正面から乗り越えていく…
それが何よりも重要です。
本当に深い信頼関係を築くためには
《相手とも自分とも正面から向き合わないといけない》
ということを僕はここで学びました。
背景を考えることで優しくなれる
相手と正面から向き合っていく中で重要になってくるのは背景を知ることです。
人間関係が上手くいかない人や、信頼関係が築けない人のほとんどは物事の背景を考えません。
例えば目の前に嫌いな人がいたら、自分のムカつくポイントばかりに目を向けてしまいます。
- この人は自己中だな
- すぐにマウント取ってくるよ…
- 被害者意識強いわ…
- 愚痴ばっかで関わりたくないな
- 怒りっぽいな
など、その瞬間の目の前の相手しか見ないんですよね。
僕の付き合った彼女も被害者意識が強くて、怒りっぽくて、心は開かなくて、自己中で、すぐ泣いて、たくさん困らされました。
でも、僕はその瞬間の相手だけでなく、こう考えるようにしたんです。
「生まれつき被害者意識の赤ちゃんや、心を開かない赤ちゃんはいないよな。必ずそうなるキッカケがあったはず」と。
そうして生い立ちを聞いていったら
- パニック障害の過去
- リストカットの経験
- 複雑な家庭環境
という色んな過去が出てきたんです。
これは人に限ったことではないですが、
必ず物事には原因があります。
それを知ろうとしなければ、常に浅はかな思い込みで失敗するんですよね。
少なくとも僕は大人になるまでずっと、 目の前の現象だけを捉えて、ムカつく、ウザい、面倒くさい、などと感情で相手を判断してました。
だから関係構築は上手くいかず、他の男に彼女を取られたりしたわけですが、
背景を考えるようになってからは相手を思い遣る余裕が出てきたんです。
付き合った彼女も被害者意識が強くて、怒りっぽくて、心は開かなくて、自己中で、すぐ泣いて、たくさん僕を困らせていましたが、
それには複雑な生い立ちが関係していて、彼女自身も本当に苦しんでいたんですよね。
それを知って理解しようとしてからは、
- 憎まれ口を叩く背後にある人と繋がる恐怖心や
- あえて距離を置こうとする背後にある寂しさや
- 被害者意識で悲劇のヒロインを演じて困らせる背景にある愛情不足など、
本音の部分に気づけるようになってきたんです。
これは人間関係を構築していく上では本当に重要なことで、言葉の裏にある想いに耳を傾ける意識は絶対に必要です。
そうすることで目の前の現象でイライラして感情に支配されず、先入観なく相手を見ることができます。
そして優しくなれるんです。
思い遣ることができるんです。
その相手を理解しようとする気持ちが信頼関係を深めていきます。
人生が180°変わる奇跡
僕は人と向き合う体験を通して自分のエゴを見つめ直していき、物事への捉え方や考え方がガラッと変わりました。
物事の背景を考えるようになりましたし、感情に振り回されることも減りました。
自分のエゴやキッカケとなったコンプレックスと向き合う中で、
あの体験の捉え方がマイナスに解釈してたな…
とか、
あの経験のおかげで勉強してきたよな…
とか、
コンプレックスの原因となった過去が、実は今の自分を作る上で凄く必要な経験だった
ということに気づけました。
そして自分がそうだったからこそ、
コンプレックスを持っている人を見ても、
「それはあなたにとって必要な経験になるはず」と思えるようになり、
コンサルする時も相手の可能性を信じれるようになったんです。
そしたら目の前にイラっとする人が現れても、イライラしなくなりましたし、
「今はたまたまそーいう状態だけれど、本来はもっと素晴らしい人のはず」
と、良い面を探す余裕も生まれてきました。
そうして良い面を引き出して人の役に立ちたちと思えるようになりましたし、人の幸せを祈れるようになったんです。
これって人生を送る上では雲泥の差ですよね。
自分以外の何かのせいにして、
被害者意識に埋もれ、
過去を恨んで、
愚痴ばかりの人生
なのか
自分や相手の可能性を見つけ、
良いところを引き出し、
過去に感謝をして、
前向きに歩む人生
なのか、、
これって、ちょっとしたら物事の捉え方を変えただけで、こんなにも変わるんです。
人と正面から向き合って、自分のエゴと向き合って成長させていくと、本当に世界の見え方が変わるんですよ。
だからこそ僕はこのハピネーションを通してそーいう考え方を広めていきたいと思っています。
僕はこのハピネーションを通じて
「人との向き合い方や自分のと向き合い方を教え、自分の魅力を最大限に引き出して、自分に対する信頼を取り戻してほしい」
と思っています。
そして人と信頼で繋がり、温もりのある人間関係を構築して、少しでも良い方向に人生が進んでほしいです。
世代を超え、未来へも繋がる本質を
ハピネーションを通して僕に興味を持ってくれた方々がLINE@に登録してくれるわけですが、
その中で僕は講座を開いたり、色んな人の相談に乗ったりしています。
そうやってコンサルをする中で、
- クライアントさんの進む方向が明確になってきて、声がどんどん明るくなる瞬間
- トラウマだった過去の捉え方が変わって一気に目の前が明るくなる瞬間
などは本当に嬉しい気分になります。
そして「これだけ変わりました!」
と成果報告が来るときは本当に生きがいを感じます。
人の相談に乗るというのは闇をいっぱい見ますし、ネガティブな想いにもいっぱい触れて、決してラクではありませんが、
その劇的に変わるその瞬間の喜びが、たまらなく嬉しいのでこの活動を続けています。
否定していた過去や、
そこから生まれた寂しさや、
根底にある被害者意識や、
植えつけられた親の価値観や、
思考を停止させる常識などの
決められた枠をブチ壊して、
他人の決めたレールの上を進んでいた人生を
自分の足で、自分の道を歩く人生にしていく…
そのお手伝いを僕は生きがいとしています。
自分の人生を歩むための本質は
- 人間関係
- コミュニケーション
- 自己理解
- 他者理解
にあると思っています。
その本質を伝えることでその人の人生が良くなり、
その学びを得た人達が結婚すれば良い夫婦関係が生まれ
良い夫婦関係は温かい家庭を作り、
そんな家庭で育った子供は素敵な大人になり、
そんな素敵な大人が増えたらまた温かな家庭が増えて、それは子供へ受け継がれます。
そうやって世代を超え、未来を作っていくような本質的な人間関係の極意をお伝えしていくつもりです。
僕の活動にはそんな想いが込められています。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました。
僕はこの活動を通して、より多くの人の良い未来を作っていきたいと思っています。
このハピネーションが少しでもあなたの人生にプラスの影響を与えられるように祈っております。
そんな僕の価値観、世界観に共感していただき、尚且つもっと深く学びたい方は
是非こちらのLINE@でお友達になりましょう。